『女装している20歳の大学生です。
男性に抱かれたいです。
都内住みの、車なし場所なしです。』
十数年ほど前、大学で一人暮らしを始めたのを機にこっそりやっていた女装を堂々とできるようになった。そのうち女装だけではなく、男性に抱かれて女の子になってみたいという気持ちになり、性欲に負け、出会い系に登録を行った。
その時のプロフがこれ。女の子になりたかったので、迷わず女性側で登録した。
当時、「男の娘」とか「女装子」なんて単語はなく、男性なのに女性登録したらネカマ扱いだった。
翌日、メッセージをチェックしてみたら、意外にもたくさんメールが届いていた。
サクラっぽいのや業者や怪しいのや、いくら?とかと言う失礼なのをいろいろ除いて、さらに吟味して5名ほどに絞って返事を書いた。
もちろんこっちが男性と告白した。
結局メールが続いたのは3名だった。
そのうち1人とは会話がはずみ、2~3回メッセージ交換したあと、さっそく出会う事になった。
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「チカちゃんですか?」
待ち合わせ場所にした駅近くのスーパーの駐車場をうろついていたら、携帯が鳴った。
折り返し電話をかけようと操作をしていたところ、声をかけられた。
自分のハンドルネーム、しかも女性名で呼ばれてる事がとても恥ずかしく、顔が真っ赤になった。
周りをキョロキョロ見渡し、近くに誰もいないのを確認して、小さく「はい・・・」と返事した。
「タカです。はじめまして。今日は女装していないの?」
「女装して外出した事ないので・・・道具とか一式は持ってきました」
背中のリュックを見せながら、返事する。
緊張しているのもあるが、とにかく恥ずかしかった。
誰かに見られたり聞かれたりしていないかで、ドキドキしつつ、相手を見た。
太っても痩せてもなく、身長が高く、人の良さそうな感じだった。
相手のプロフでは35歳となっている。年齢とかよくわからないけど、この人なら良いと思った。17歳差である。
本当は18歳だけど、出会い系に登録するのに偽情報で20歳にしたのだ。
タカさんは私の様子を悟ったのか、あるいはヤリたい気持ちでいっぱいだったのか知らないけど、
「さっそくだけど、ホテル行く?」
と誘われた。
男2人で怪しく話し込んでいるところを誰かに見られるのは気まずかったので、
「はい、お願いします」
私は言われるがまま、彼の車に乗り込んだ。
彼の車に乗り込んだ。
車中に物は全然なくて、きれいな車だった。
「ラブホに直行でいいよね?」
私は「はい」と返事をした。
男同士で入れるラブホは意外に少ないようで、おすすめの場所がここから40分ぐらいかかるらしい。
何を話したら良いかわからなかった。
知らない男性の車に乗り込んじゃった。帰れなくなったらどうしよう??
とか少し考えていたけれど、基本的に緊張しっぱなしだった。
そんな中、彼がいろいろ質問してくれて会話が伸びた。
いつ頃から女装始めたの?とか、他の男性とした事あるの?とか、ちょっとした事で会話が弾んだ。
自分の事ばかり、いっぱい話して悪かった気もした。
ちゃんと女装をはじめたのは大学に入ってから。
人前で女装した事はない。
処女だけど、高校の時にフェラした事はある。
ディルドとかおもちゃでアナル弄ったりはしてる。
女性に興味がないわけじゃないけど、男性に抱かれたい気持ちの方が大きい。
服は、かわいい感じのが大好き。
今の見た目は男だけど、実はかわいいパンティ穿いてるよ
そんな感じの話を、私ばかりペラペラ喋っていたら、40分はあっという間に過ぎていった。
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ラブホに着いた。
メゾネット2階建てみたいな、1階が駐車場で、
車のすぐ脇の玄関を開けて階段上がると、
2階に室内があるタイプだった。
人生初めてのラブホ。しかも男性と入るんだ・・・
玄関前で立っていたら、車のドアを閉めたタカさんが近づいてきて、
私の肩を抱き寄せ、「ほら、入るよ」と玄関の中へ押し込まれた。
階段を上る足が、なんだか心もとない。足がフワフワする。ドキドキする。
2階のドアを開けた。
いきなり「ピンポーン」と、支払機のアナウンス音がしてびっくりする。
それ以外は、想像していた通りの「ラブホ」って感じ部屋だった。
ベッドに腰掛けてみたり、冷蔵庫開けたり、お風呂やトイレをのぞいたり、
いろいろ探検するけど、落ち着かない。
湯船にお湯を入れたり、準備をしてくれているタカさんが戻ってきた。
タカさんはソファーに座り、テレビのリモコンを操作して、アダルトビデオのチャンネルをかける。
私もタカさんの横に座り、アダルトビデオを10秒ほど見つめた後、
下を向いて、ボソッと
「よろしくお願いします・・・」
と、恥ずかしい中での、精一杯の言葉を出した。
「こちらこそ、よろしく」
と、タカさんは私の肩を抱きよせてきた。
ようやく彼の顔を見た。軽く微笑んでいた。
「私、どうしたらいいですか?着替えてきた方がいいですか?」
と聞いたら、「まだいいよ、お風呂入ってからで」との返事。
「あ、でもちょっと準備してきます」
リュックから浣腸を持ってトイレへ。
家でディルド使ってる時は浣腸しなくても全然問題ないけど、念のためお腹をすっきりさせておく。
とはいえ、浣腸を我慢している時は辛い・・・
これでエッチしても大丈夫なのか?
よくわからないけどトイレから戻り、タカさんの横に座る。
あまり盛り上がらないアダルトビデオを眺めながら、しばしの沈黙のあと、
「今日はチカちゃんを女の子のようにしちゃうけど、いいかな?」
うなずく私。
タカさんが私を抱き寄せ、キスをしてくる。
私の唇を隙間から、彼の舌が口の中に入ってくる。
「んっ・・・ん・・・」
突然でビックリしたけど、なすがままだった。
彼の舌が私の舌に絡みつく。身体が高揚する。
しばらくのベロチューのあと、彼の唇が離れ、ようやく息ができた感じだった。初めてのキスは男同士、しかも濃厚なやつだった。
突然だったからか、なぜか目がウルッとしてしまった。
「嫌だった?」
首を振る私。
「もっとして大丈夫です・・・」
よくわからないけど、不意に口に出る。
彼の手が、ズボンの上から私の股間を撫でてくる。
「大きくなってるね・・・」
「はい・・・」
恥ずかしかった。キスで感じてしまったのか?
「俺のも触ってみて」
ズボン越しに彼のペニスを触った。
彼のも大きかった。
もう一度、顔を見合わせて、互いの股間を触りながらキスをした。
キスが一段落し、やっぱり気になったのでもう一度、
「本当に女装しなくていいんですか?」
と聞いてみた。
「大丈夫だよ。それよりお風呂、そろそろいいと思うから、入ろう」
と言われ、服を脱がされる。
他人に服を脱がされるなんて、いつ以来だろう。とてもエッチだ。
私も彼のシャツも脱がしていく。
ズボンが下ろされる。女性用の下着だけを穿いている姿にされる。
「かわいいパンティだね」
言われて恥ずかしくて、改めて私の下着を見る。
キスで興奮したのか、手前がカウパーで濡れていた。
「濡れてるね・・・」
最後の1枚も脱がされ、一糸まとわぬ姿にされる。
脱毛して毛のないパイパンのペニスが、ポロリと出る。
「かわいいねー」
さらに恥ずかしくなり、手で隠す。
彼も服とパンツを脱ぐ。そそり立ったものが、私のよりも2回りほど大きい。
今まで見たペニスの中で、一番立派なものだった。
「お風呂入ろうか」
彼が私の腰に手をまわして、抱き寄せるようにお風呂場まで連れていってくれた。
お風呂に入る前にシャワーを浴びながら、お互いの身体を洗う。
私のペニスも彼に洗われる。
気持ちよくて、変な声が出てしまう。恥ずかしい。
乳首を舐められたり、身体を愛撫されて、気持ちが高ぶっていく。
私も彼の背中や身体、あそこも洗ってあげた。
楽しいような、恥ずかしいような時間だった。
一通り洗い終わると彼が、
「フェラできる?」
と聞いてきたので、私は「うん」とうなずく。
彼はバスタブに腰掛け、足を開いた。彼のペニスはそそり立って上を向いていた。
彼の足もとに座る。
高校生の時、何回かフェラチオした事があったので、抵抗は特になかった。
というより、好きだった。
軽く舐めるところから始める。足の付け根や、周辺部も舐めていく。
軽く手でしごいたりもする。
そして、口に頬張るけど、さすがに大きい。
彼の透明な体液が口の中に混じり始め、むわっとする性臭が鼻に突き抜ける。
臭いにクラクラして、頭がボーっとしてくる。
彼のペニスにむしゃぶりついた。
私にもペニスがあるので、男性の気持ち良いところは分かっていたつもりだったけど、彼に
「玉の方も舐めたりして」
と言われ、ちょっとびっくりする。
指示の通り、ペニスを持ち上げて、玉の方も責める。
私は自分でする時にそっちを触らないので、やり方がわからなかった。
彼の好きなフェラのやり方をいろいろ教わった。
玉袋を舐めたり、金玉を軽く口の中で咥えたり・・・
世の中の女性もこうやって、彼好みのエッチを教えられていくのだろう。
フェラを続けていたら、彼がおもむろに立ち上がる。
「お尻ほぐしていこうか」
手を掴まれて、私も立ち上がる。
彼に言われるがまま、バスタブに手を付き、お尻を彼に向ける。
彼は用意していたローションを手に取り、私のアナルに塗っていく。
ヒヤッとしたが、ヌルヌルでとてもエッチだ。
ニュルっ
おもむろに彼の指が私の中に入ってくる。
「ひゃっ」
思わず声を上げてしまう。
「指一本入ったよ。ほぐしていこうか」
円を描くようにぐりぐりとお尻の穴を弄られ、そのうち、指の数は2本、3本と増えていった。
「指3本入っちゃったよ。やらしい子だ」
彼は丁寧にしてくれたので、無理な感じもなく、すんなり3本の指が入っていた。
彼にされるがままになっていた。
「そろそろ入れてもいいかな?」
彼が聞いてきた。
むしろ我慢の限界で、入れて欲しい気持ちと、女装してからベッドの上でしたかったという気持ちが葛藤しながらも、
「入れてください・・・」
恥ずかしい気持ちで彼にお願いした。
改めてお尻を彼につきだし、バックの体勢をとった。
彼の大きいペニス、入るだろうか?
家では、私のペニスより少し大きめのディルドを入れて、
自分を慰めているが、彼のはそれよりも大きい。
彼のペニスの先端が私のアナルに触れる。
あ、ゴムしてない・・・
気づいたけど、ここまで来てダメとは言えない雰囲気だし、ゴム取りに戻るのもしらけるので、
そのまま彼のものを生で受け止める事にした。
すぐには入れられず、ペニスの先端で焦らされる。
「んっ、んっ、んっっ」
たまらなくなる私。
そんな私のアナル入り口に、彼の亀頭が少しずつ押し込まれたのち、ニュルっと一気に、私の中に入ってきた。
念願の処女を捨てた瞬間だった。