今からちょうど10年前の高校時代の体験談をかかせてもらいます。高校の入学の日、たまたま隣席になったのが亮介でした。その後親友としてクラスも部活動のテニス部も一緒。休み時間も昼休みもほぼ一緒にすごしていました。元々男に恋愛感情はありませんでしたが、童貞率90%の真面目な男子校ということもあり、2年の春には見事に女性恐怖症になっていました。
おそらく、亮介もそうだったはずです。テニス部の大会の時に他の女子テニス部から「〇〇亮介君って今日きてますか?ちょっと紹介してほしいんですけど」と言われ亮介に紹介すると、顔を真っ赤にして「無理!無理!」と女の子の顔も見ずに拒否っていました。うすうすこいつは顔はそこそこイケメンだなと思っていましたが・・・そんな状況に「もったいないじゃん 飯でもくいにいけばよかったのに」なんて言っても、「無理無理 緊張でしゃべれないし」との返答