俺20歳
来年の成人式を迎えようとしています。
俺の両親は、俺が4歳ぐらいの時に離婚した。
母はもう別の男と再婚し、3人の子供がいる幸せのようだ
俺の父はゲイらしく、親を安心させるために見合い結婚したらしい。父はジャニーズ系のイケメンなのにお見合いって不思議な感じでしたが、女に興味ないのだから仕方なかったようだ。
だから、母は少し地味な顔立ちで、父とは不釣り合いだなと写真で感じていました。
離婚の原因は、父のゲイがバレた事らしい。
父は俺を可愛がっていたから親権は父になった。
父の両親も他界した事もあり、父は性癖をオープンにしたのか、彼氏と同居したのだ。
父の彼氏 秀明さん 、父は32歳で秀明さんは26歳ぐらいでした。
俺は7歳小学校に上がった年でした。
父が忙しい時には、父の代わりに秀明さんが参観日や運動会に来てくれた。父は長距離運送会社に勤めていたから不在が多かった。
秀明さんは、近所のスーパーに勤めていたから毎日家に帰ってきてくれた。
俺が中学校に入った頃、父と秀明さんの関係に理解した。
父と秀明さんが愛しあっているところを目撃してしまいました。
2人には気づかれていないと思いますが、寝室で愛し合う2人を見入って、俺は下着を汚してしまった。初めての精通だった。
隼人も夢精するようになったと洗濯する秀明さんに見つかった。
秀明さんは大人になると、こんな事あると教えてくれた。
自然と秀明さんが、親のように感じ始めた。
週に2日いるかの父より、毎日食事や洗濯してくれる秀明さんを慕ってしました。
しかし父との関係がまだ理解しきれていませんでした。
ある意味、秀明さんに恋していたように思います。
そんなある日、俺が中学校3年になる年
父が交通事故で亡くなった。
俺の身内は、俺を施設に預ける手続きしたが、俺は施設を飛び出して秀明さんが住む家に逃げ込んだ。
秀明さんも迎えてくれた。
高校を卒業して、父が残してくれた生命保険で、俺は地元の国立大学へ進学した。
今、2年生です。秀明さんの希望で家から通っています。秀明さんも39歳独身。
今では秀明さんの性癖も理解して普通にタイプの男の話をする関係。
俺は一応彼女はいる。一応愛している。
しかし気持ちの根っこに秀明さんがある。
秀明さんが好きだ。抱かれたいと思うようになった。
たまに近所のスーパー銭湯に行くと秀明さんの身体を見入ってしまう自分がいます。
来年の成人式に秀明さんに告白しようと思う。
父が亡くなった後、育ててくれた感謝と、今の俺の気持ちを。