僕には強烈に記憶に残っているふたつの出来事がある。
そのとき聞いた言葉も身体の感覚も鮮明に覚えている。
いまでもそれらを思い出してオナニーをしてしまうことが多い。
中学1年のとき。仲が良いというのかいつも僕を含めた三人でいることが多かった。中学校にも慣れてきた5月、学校帰りに友だちの家に寄りうだうだしてるとき。
「生えた?」
「うん」
「まじ? へ~」
「生えたよっ」
ふたりに比べて身体の小さかった僕をからかうように聞いてきたのでちょっとムキになって答えた僕。
もう一人が聞いた。
「出た?」
「へ? 出た?」
まだオナニーをしたことのなかったそのときの僕は「出た?」という問いがなにを指してるのかわからず「へ?」という反応をしてしまった。
「やっぱりなー」と言いながら僕の両手首を掴んでそのまま僕の胸の上にまたがって友だちのひとりに押さえつけられてしまった。
逃れようとバタバタさせてた足を押さえてもう一人の友だちが膝の上にまたがられ僕は身動きなんてできない。
「なにすんだよっ」
「押さえてるからはやくしろよ」
「おっけー」
膝の上にまたがっている友だちは僕の制服のズボンのベルトを外し始めた。逃れようと試みたけど全く動けずズボンを腿まで下ろされてしまった。
「あ、勃ってきてる」
「もうしごいたの?」胸の上にまだってる友だちが振り返って見てる。
「まだしてないよ」なぜか僕はパンツを下ろされる前に半勃起してしまっていた。
「生えてるよ。。。すこしだけどw それに完全に勃ってるw」
友だちの手が動き始めたけど胸の上にまたがっている友だちの身体が邪魔していて僕からはなにをしているのか見えない。
今まで感じたことのない変な感じがしてくるのはわかる。
「やめろよっ」
友だち二人は僕の声を完全無視。
知識としては射精を知らないわけではなかった僕はこれって射精させられるんだってことはわかったけどどうにもならなかった。
「透明の液が出てきたw」
「・・・・・・」
「おしっこしたくなってきたろ?」
「・・・・・・」
いままで感じたことのない感じにとまどいながら僕は横を向いて必死にこらえた。すごい高まりの波が来たのをなんとかこらえたけど次に今みたいな波がきたらだめかもしれない。。。
「あ、かなり固くなってきたw もうすぐ出るかも」
「やめて・・・・お願い・・・・」
尿道の中に何かが動いて痛いって思ったときに「びちっ」という音が聞こえた気がした。
「出たっ」と言って友だちの手が止まった。
「なんかすごくねばねばした塊が少ししか出てないじゃん」
「ほんとだ。初めて出たんじゃないのこれって?」
それまでに無意識のうちに精通したかどうかはわからなかったけどおそらくこれが僕の精通だったんだと思う。
「まだ出るんじゃないか? 少ししか出てないし。。。。 まだ勃ってるしw」
「今度は僕がしてみる。代わって」
僕は放心状態で言葉も出ず、動くことも逃げることもできずに、いままで膝の上にまたがっていた友だちが胸の上にまたがって僕の両手首を掴み押さるのをぼーっと見ていた。
膝の上にまたがった友だちの刺激がはじまる。
「かちんかちん。小さいけどすっごい固い。出そうな感じww」
「出ても手止めるなよw 全部出しちゃえw」
「すっげー出たなwww」
ふたりが僕から下りて見えたのはお腹の上やおちんちんの根元あたりにある大量の精液。
これが僕の初オナニー初射精。その後はそのようなことをされるのをほんの少しだけ期待していたけど、そのようなことはなく中学校を卒業した。
高校も三人とも別の高校に進学した。
これが一つ目の中学高校時代にオナニーするときに必ず思い出してしまうシーン。