普段は仕事終わりに会社の連中や学生時代の友達と晩御飯を兼ねて色々な店に飲みに行くこともあるが、1人での飯の時は店に入らずに、コンビニで弁当を買って食べたりしていた。
自炊生活をする事はめんどくさいので一人で店に入れればいいと思うがラーメン屋や牛丼屋なら何とか入っても普段の食事で入れる店が中々無かったからだ。
それがつい最近、僕の住んでいるマンションの近くに創作料理店がオープンした。
値段も安く手ごろで、ようやく僕1人でも入れる店が出来た。1人でぶらっと立ち寄れる店を持つと少し紳士になった気分!
通うようになったきっかけは創作料理店がオープンしたての頃に、僕のマンションのポストに『オープンのお知らせ』のチラシが入っていて、何気なく行ってみた。
店は10席ほどのカウンター席と4人掛けのテーブル席が2つだけの小さな店舗だった。
僕が初めて行った時は他に客は居なく、僕だけ…。
それほど人通りの多い場所でもないので仕方ないかもしれない。
店には紺色の作務衣を来たの坊主頭の男性がカウンターの中にいた。
この男性がオーナー兼調理人をしている斎藤さん。
斎藤さんは1人で店の全てをやっていて、28才という若さで独立したと言っていた。
坊主頭が似合うかなりのイケメンです。
実は斎藤さんに一目惚れをして、会う事が目当てでこの創作料理店に通うようになった。
もちろん季節の食材を使った創作料理も美味しく値段も手ごろな価格だったのもあります。
僕が数回通っている内に徐々にお客さんも増えてきたように思うが、大盛況状態にはなっていないと思う。
僕はいつもカウンター席の端に座って、斎藤さんと話しながら料理を頂き、少しビール等のアルコールを飲む。
注文した料理を作っている斎藤さんの料理を作る手先を見ているとセクシーで、斎藤さんの長い指の動きを見ていると、あの指でいやらしいこともしているのかな~?と想像したり、細いながらもスジ筋の血管の浮き上がる腕を見ているだけでも酒が進む。
何度目に通った頃か忘れたが、いつもよりも遅い時間に斎藤さんの創作料理店に行った。お客さんがまた僕1人だけの時があった。
僕は料理を頂きながら斎藤さんと色々な話をした。
「斎藤さんって独身ですか?」
「独身ですよ。まだ店も軌道に乗っていないし…そんな余裕ないですよ。」
「じゃ、彼女とかは居るでしょ?」
「今は居ませんよ~。この店をオープンさせる一年前くらいに別れましたね…。」
「そうですか…。でも斎藤さんは格好いいし、その気になればすぐに彼女くらいできますよ!」
「そうだといいけど…ね。」
何ということもない話をしていると、閉店時間30分前になっていた。
「もうお客さん来そうにないな…。少し早いけれど、店閉めて、俺も少し呑もうかな…。お客さん、いいですか?」
「は明日は会社休みだし、一緒に飲みましょうよ~」
斎藤さんは店先のライトを消し、木製の看板を店内に入れた。斎藤さんはカウンターの中に入って、チーズソースのサラダと手作りソーセージのオーブン焼きを作った。
そして斎藤さんはシャンパンのボトルとグラス2つを手に持って、僕の隣の席に座った。
「お客さん、この料理も食べてみて下さいよ。サービスです!」
「ありがとうございます。」
「この日本酒もイケますよ~。ぜひ飲んでみて下さい。」
斎藤さんのお言葉に甘えて、料理と日本酒を頂いた。話をしていると斎藤さんの人柄の良さと料理へのこだわりが伝わってきた。
そして間近で見る斎藤さんの横顔は素敵だった。奥二重の瞳と鼻筋が整っていて坊主頭がよく似合っていた。
日本酒のボトルが1本空き、2本目を取りに斎藤さんがカウンターに入った。
その時、突然想像もしていなかったことを斎藤さんが聞いてきた。
「もし間違いだったらすみません…お客さんは、男性が好き?」
「えっ…?」
突然の事に動揺した。
「すいません…。何となくそんな気がして…失礼ですよね。」
「あ……。そんなこともないですけど……。どうだろう……」
「俺、前に日本料理店で修行していた期間があって…。その時は新宿二丁目が近くて常連客で男性好きのお客さんが多く来てて…。それで、男性好きの人の特徴というか、雰囲気というか、なんとなく分かるようになった気がして…。」
「そうですか…。」
「それで、なんとなくお客さんも…そうかな~ってね…。」
ゲイがゲイをわかる様なものかな。
「あ…あ、そうかも…。」
ここまで来たら白状するしかない。この店も来にくくけど残念だ。
「でしょ~、やっぱり…。で、俺みたいな男が好きですか~?目線で気づきました」
「はい…。最初から格好いいな~って…。かなりタイプです!斎藤さんの色々なことを想像したり…。やっぱり気持ち悪いでしょ?」
ノンケならドン引きだよな。
「そんなこと無いですよ~。男性好きってことも人それぞれですよ~。特に最近は一般的にも特別なことではない気がしますよ~。前の店でもそっちの人にかなり告白されましたし、どうってことも無いですよ。これからも今まで通り食べにいらして下さいね。」
こっちが気にしないように言っていた。
「はい。」
「あっ…さっき俺のこと想像するみたいなこと言っていたけれど…どんな想像ですか~?教えて下さいよ~」
「えっ…、あの…色々ですよ…」
「ひょっとして、俺の裸とか?」
「ですかね……気持ち悪いですよね?」
「うーん…でも人に好かれるとか嬉しいですよ!」
「そうですかね…。でも斎藤さんはやっぱり女性が好きでしょ?」
「そうですね!俺は男性との経験ありませんからね…。興味も無いですし前のとはもお断りしましたから」
「ですよね…。あぁ…僕、今、失恋しました~」
「すみませんね」
僕は日本酒で少し大胆になっていたかもしれない。
「斎藤さん、よかったら裸…見せて下さいよ~。少しでいいから…。」
「えっ…?マジですか…?」
「失恋した僕に元気を下さいよ~」
斎藤さんは作務衣の上着の前をはだけて、中に着ていたシャツを捲り上げて、上半身を見せてくれた。
槌せている所為か割れた腹筋が見えた。
「うわ~!!結構筋肉ありますね~。エロい体ですね~。乳首もピンクだ。相当モテてきたでしょ?」
「そんなこと無いですよ~。普通ですよ~」
「エロいですね…その体。ムラムラしてきますよ~」
「お客さん、勃ってきてます?」
「そんなエロい体、見たら…当然ですよ…。斎藤さん…アレも見せて下さいよ~。」
「さすがに…それは恥ずかしいですよ…。」
「え~っ!見たい!チラッと見せて下さいよ~。」
斎藤さんは残っている日本酒を一気に飲み、
「少しだけですよ…。恥ずかしいな~。」
斎藤さんは紺色の作務衣の腰紐をほどいて、トランクスを少しずらしてくれた。
斎藤さんのチンポは黒くて、10cm近くあるデカチンだった。大きい割にはすっぽり皮が被ったのもエロかった。
「大きい!」
僕は咄嗟に斎藤さんのチンポを触ってしまった。酒に酔っていたせいか、ゲイがバレたせいかかなり大胆になっていた。
その上斎藤さんは一瞬、腰を引いたが、完全には逃げなかった。
僕は斎藤さんのチンポの皮を剥き、ゆっくりしごいた。
「ダメですよ…。さすがに勃たないですよ…。」
「勃たせてみせますよ~。勃たすことが出来たら…射精まで見せてもらいますからね」
「いいですよ~。でも男相手には勃たないですって!」
僕は斎藤さんの剥いた亀頭を刺激したり、竿をしごいたり…でも、勃起しない。
僕は屈んで斎藤さんのチンポをフェラしようとした。
斎藤さんは腰を引いたが、強引にフェラした。
さすがに斎藤さんのチンポが少し反応し始めて、徐々に体積が増していった。
少し反応し始めると、ビンビンまでは早い。
あっという間に斎藤さんのチンポはガン勃ち状態になった。
ビンビンのチンポは完全に亀頭が露出して、上反りのデカマラだった。
僕は斎藤さんのチンポを丁寧にフェラした。
斎藤さんは座ったまま、両足を少し広げて、目を瞑っていた。
ビンビンに勃起した斎藤さんのチンポは、亀頭からヌルヌル液体が溢れてきていた。
僕は玉袋、竿の根元から先っぽまで舌で舐めてあげた。
斎藤さんの体に力が入って、
「あぁ…すげぇよ…やべー…あぁ…」
僕は一気にチンポをくわえ込んで、数々の経験で鍛えてきたテクニックを使って、斎藤さんのチンポをフェラした。
上反りのデカマラをフェラするのは久しぶりで興奮した。斎藤さんの息遣いが荒々しくなってきた。
「やべー出る!イクよ…」
デカマラが脈打って、僕の口の中で射精した。
「口に…すいません…。やべーわ…マジ気持ち良かった…。」
斎藤さんはチンポ丸出しのまま呆然としていた。
僕は斎藤さんのチンポを綺麗に舐めて、お勘定を置いて帰った。
あれ以来、創作料理店には気まずくて行っていない。
でも斎藤さんのことが忘れられずにいる。
またぶらっと立ち寄ってみようかな…。