ボクは元々ゲイだったわけじゃない。
もちろん皆そうだろうけども。
田舎育ちのボクが上京してどれくらい経った頃か、
ネットで「ハッテン場」というのを見つけた。
目的もなくネットサーフィンしていた時に偶然みかけた単語だった。
意味が分からないからこそ、
「なんだろう?」と思い深い意味もなく調べてみた。
するとそれは同性愛者、
いわゆるゲイやホモと呼ばれる男たちが集まって、
性的な事をするのが目的の場所らしいと分かった。
もちろんその頃は年下の可愛い彼女もいたし、
間違っても同性と性的な事をするなんて興味はなかった。
が、
暇つぶしと怖いもの見たさという一種の興味も手伝って検索を進めてみた。
調べた中では「公園」「トイレ」「サウナ」「映画館」など、
ハッテン場とはいえ、いくつかの種類がある事が分かった。
普通ならそれで終わりだが、
上京して都会の色んな事に興味があったボクは、
当時流行っていたブログのネタにでもしようと、
「面白そうだし、行ってみようかな・・・。」などと思ってしまった。
完全に怖いもの見たさ、面白半分と言ってよかった。
それが全ての始まりだった。
いや、検索して調べた時から始まっていたというべきかもしれない。
だが、行くとは言ってもどこへ行くべきか迷った。
まず「公園」だ。
主には夜間にそういう人種が集まってハッテンしている事が分かったが、
公園では何かあった時に怖いというのと、
警察などが見回りにきたら公然猥褻になって捕まるのでは・・・など、
万が一の可能性が高いと思いパスした。
次に「トイレ」だ。
有名な所で今では改修されてしまっているが、
「上野駅13番線トイレ」というのがあるのが分かったが、
トイレでそういう事をするってのはさすがに汚いし、
なにより個室でやるようだったのでネタにしようにも観察しようがない・・・。
そう考えてここもパスした。
次に「サウナ」だ。
都内にはいくつかこういったサウナがあるようだったが、
室内でのルール的な物があるようだったし、
なによりイメージとして、
そういうスジの人が通っているイメージがあったので、
万が一そういうスジの人に遭遇したら怖い・・・と思いパスした。
そして最後に残ったのが「映画館」だ。
都内では上野に2~3のハッテン場の映画館がある事が分かった。
まぁ、一番上記に比べて一番マシな気がしたし、
映画館なら開けたスペースだから、
ネタ用に観察するには良いと思い成人映画館に行く事に決めた。
そして当日。
万引きなどが怖かったので入場料だけを持って、
荷物は近場のコインロッカーに預けて行った。
とはいえ、
成人映画館に入るのはさすがに躊躇した。
建物の前を何度も通りすぎたりして、20分くらいはかかっただろうか?
意を決して中に入った。
するとチケット売り場のある場所、ホールとでもいえばいいのか?
狭い場所だったが客と思われる男が2~3人いた。
あからさまにジロジロと見られていて品定めされてる気持ちだった。
そんな様子もあって緊張しながら中に入った。
最初は目が慣れなかったが、
慣れてくると劇場内の様子が見えてきた。
席に座って成人映画を見ているサラリーマン風の人たちもいれば、
席に座らずに後ろや横に立ってる人たちもいた。
中には席に座ったままキスやフェラをしている男の姿も見えた。
最初はどうしていいか分からなかったが、
様子を見ようと後ろの立ち見席ともいえる場所に行ってみる事にした。
一番観察しやすそうだから、理由はそれだけだった。
が、それが間違いだったかもしれない。
しばらくしてわかった事だが、
後ろにいる人たちは立ち見などではなく、
単に物色しているだけだった。
ようするに好みの相手を探しているのだ。
そんな事を知りもしないボクは後ろの立ち見席へと歩いていく。
適当にあいている場所を探していると、
ススッとスペースを空けてくれた人がいたのでそこへ入って立つ事に。
席でイチャつく男同士のカップルの姿がちらほら見える。
濃厚なキスをしている者もいれば、
頭を上下に動かしたりしてフェラをしている者もいる。
初めての光景に驚きながら観察した。
さすがにその気のないボクは『ウゲェ~、気持ち悪りぃ。』と、
心の中では呟きながら、
『でも面白いネタになる。』などと軽い気持ちで観察を続けた。
すると、
お尻を触られる感触が・・・。
『え!?』と思い固まってしまった。
よく考えれば当然の事だ。
周りはそういう事を目的に集まっている集団なのだから。
そこに入ってきたボクもお仲間だと思われてもしょうがない。
拒否しようとしたが驚いて固まってしまってボクはされるがままになっていた。
そのうち、シャツ1枚だった胸のあたりにも感触が。
『女性が痴漢される気持ちってのはこんなもんか。』
ふとそんな事を思ったがすぐに我に返った。
ボクに伸びた手は慣れた手つきで体を触っている。
『男に触られるなんて気持ちわりぃ~。』そう思って仕方がなかったが、
ふと横にいた中年の男からキスをされた。
驚いて口を離すと男が言った。
「どうしたの?恥ずかしいの?」
まるで恋人に囁くような話し方だった。
驚きながらもボクは返した。
「あ、あの。実は偶然ここを知ってなんとなく来ただけなんです。こういう経験ないんですよ・・・。」
驚きと混乱状態だったボクは弱々しく答えた。
その間もいくつかの手がボクの体をまさぐっている。
そして男にそう答えて開放されると思ったが間違いだった。
どうもそういうウブな奴はカモというか襲いがいがあるらしく、
「じゃあ今日、初体験だね。優しくしてあげる。」と言って、
さっきとは違って激しくキスをされた。
男の舌が入ってきて無理矢理に絡んできた。
そうされ混乱してるうちに、
誰かにズボンを脱がされ、ボクサーパンツだけにされた。
シャツもボタンを外され胸が露にされた。
ディープキスされながら胸やお尻を触られ、
パンツの上からチンポを触れ刺激され、
その時にはもうボクは抵抗どころか、
まるで人形のように男たちにされるがままになっていた。
女性が痴漢されている時に抵抗できない気持ちが少しだけ分かった。
「少しだけ」というには理由があった。
『男に触られて気持ち悪い』確かにその気持ちはあったが、
それ以上に少しずつ『気持ち良い』という感情も生まれつつあるのが分かった。
それに体は正直だった。
『男とHな事するなんて気持ち悪い。』『何が気持ち良いんだ?』と思っていたはずが、
気づいた時には乳首はビンビンに立ち、
チンポも気持ち悪くて萎えるどころかビンビンになって、
先っぽはパンツからはみ出していた。
ボクは混乱していた。
「男と性的な事をしている、気持ち悪い」という気持ちの反面、
「気持ち良い」という感情もあり、
体は正直に反応していた。
男はディープキスを続けながら片手でチンポをパンツから出し、
我慢汁でトロトロになっているチンポをシゴき始めた。
しばらくそんな状態が続き、
男が「ねぇ、もう我慢できないんでしょ?しゃぶっていい?」と言われ、
ボクは「男性とは初めてだから・・・優しくしてください・・・。」とお願いしていました。
それを聞くと男は膝をついてしゃがみ、
慣れた様子でボクのチンポをフェラし始めた。
『男とHな事をしている。』その背徳感からだろうか、
そう時間をかけず僕は絶頂を迎えた。
男はボクのザーメンを全部飲み込んだ。
男が丁寧にお掃除フェラをして拭いてくれた後、
「いっぱい出たね。興奮したんでしょ?ボクの家でユックリ話さない?」と言い、
もう一度キスをした後、
「おいで。」と優しく言ってきた。
男性は普通、1度射精するとある程度落ち着くというが、
その時は異常な状況と背徳感からか興奮がさめず、
男の誘いに乗った自分がいた。
だが、ボクの初体験はそれだけでは終わらなかった・・・。
興味を示してくれる方がいたり、
気が向いたら続きをすぐにでも書こうと思います。