これは全くの偶然だった。
車を運転していた。100均の店の前を通過しようとした時見慣れた女の子が店に入っていくところだった。
長いポニーテール、片側に白の縦ラインが二本入っている黒のミニスカートに生足。黒の短いソックスだ。
柊だ。一人のようだった。
急いでコンビニのパーキングでUターンする。
100均の駐車場に車を入れると柊のあとを追うように小走りで店内へ入ったが商品棚が迷路のようになっていてなかなか見つからない。焦った。
いたっ!
髪を結ぶゴムの棚の前でしゃがんでいる。
その棚は壁型ではなくフック型なので反対側に回ると品物の隙間から向こう側が見えるのだ。
急いで行ってみるとラッキーな事に柊のしゃがんだ股の部分には品物の隙間がある。
こちらもしゃがむとお互いの顔もチラチラと見え隠れする隙間がある。
柊のパンツは白地に赤と水色の細い横ボーダーだ。
生地は木綿だろう。柔らかそうでオマンコの膨らみが悩ましい。
ついつい見とれてしまっていた。一分位楽しんで覗いていると柊が立ち上がってしまい終了となった。
こちらが見える通路を横切る気配だったので顔を会わせないように品物を物色するふりをして横を向いていた。
柊は何も買わずにそのまま店を出ていったようだった。それでも俺は柊は以前からオレ好みの子だったのでパンツが見れただけで相当興奮し満足だった。
しかし……
翌日の月曜日、廊下で開けた窓にもたれて一人ボンヤリしている柊に声をかけた。
「どおしたひいらぎ、ボンヤリして」
振り返ったひいらぎが一旦目を合わせると伏せ目をしたあと明らかに睨み付けるような流し目で俺を見る。
「先生、」
「ん?…なんだ?」
「昨日さあ、100均にいた?」
「ん?、ああ、行ったよ……それがどうしたの?」焦った。
「……やっぱり先生だったんだ」
「やっぱりって?」
とぼける俺を横目でじっと睨む。数秒無言で睨んだあと「べつに?……ナンでもない」そう言い捨てると長いポニーテールを振って背中を向けると立ち去った。
しまった、そう思った。柊は俺が棚の反対側から男がパンツを覗いていることに気がついていたに違いなかった。しかもその男は担任の先生だということにも……
午後の授業が始まると柊の様子が明らかにおかしかったのだ。
机の下で頻繁に足を組み変える。深く椅子に腰かけては股を広げてみたり、しかもその度に俺を冷ややかに見くだしたような目でじっと見ている。
「コノ、ヘンタイロリコンオヤジ」目がそう言っていた。最悪な状況に思えた。
しかしその後はクラスの女子たちにチクる訳でもなかったようで何事も起こらなかったのだ。
数日もするとそんなことも忘れたかのように普通の授業をするようになっていたのだ。
あの廊下でポニーテールをほどいていた柊に声をかけるまでは…………
そしてその声かけが隠し撮りの二回目へと繋がって行くのだった。
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