「お隣のママからイミフなラインがきてんだけど」
千佐子が笑います。
見せてもらうとママ方の実家が勇輝を連れてこいと言うので一泊で連れていくと書いてあるんです。
「は?、和輝とひかるは?」と聞くとそれについては千佐子が電話して聞いたようで
「旦那が今日と明日は面倒を見るんだって」
「なぜ勇輝一人?、百歩譲ってひかるは旦那の連れ子でも和輝はよ」
「だよね、だからさぁ」千佐子がニヤニヤ
「本当は勇輝と二人っきりでどこかにお泊まりだと思うんだよね」と言うんです。
ママさんの言い訳としては和輝は学校のいつものお友だちと遊びたいから行かない、ひかるは勇輝とどこかに行くのは嫌だ、だから勇輝と二人でと言うことらしい。
あり得ねえだろ……
「だから、大好きな優美ちゃんと遊びたいって言うかも知れないって、いいよーって言っといたけどね」
お昼を子供たちに食べさせたら出かけるそうです。
それなのにお隣の旦那はいつものビッグスクーターでどっかに出掛けてしまうし、いったいこの夫婦は何なんだ。
奥様が勇輝と何をしようと勝手だけど……
まあいいか。
すると千佐子もまた妙なことを言うんです。
「私も優美とどこかへ出掛けようか?」と、
つまりひかるとの時間をパパに作ってあげようかと言ってるんです。
「ばか、変な気を回すなよ、それなら俺がひかると優美を連れてどこかに遊びに連れてくよ」
折角ひかるとの体の関係を精算しようとしてるのに冗談じゃない。
優美にひかるお姉ちゃんに聞いてごらんと言うと「はあーい」喜んでお隣に走って行ってしまいました。
まだ帰ってきません。
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