「そのガキとだけはやめとけよ」
沙絵が何度も繰り返します。
「ん、わかってる」
自分でも曖昧な煮え切らない返事だと思いました。
「ちーにコスプレさせて我慢しとけ、それなら何をやったって罪にはならねえんだからさ」
「ん、わかった」
山形の事件の話をされました。
五年生の実の娘に性行為をして逮捕され今日裁判で実刑8年の懲役だとか、
ただ、本人は否定、決め手は娘の証言だけ。しかも証言が二転三転、弁護側は女児の虚言の可能性があるとして争ったが父親は勝てなかったそうです。
「これもさ、事実はどうあれガキがパパにやられましたと言ったらパパは絶対に勝てないって事なんだよ、女児の清廉潔白妄想はロリコンオヤジだけじゃねえんだからな、社会の固定妄想なんだよ、ガキはヤバイって」
そんなことを言われました。
そう、わかっているんです。でも、それでもどうにもならないのが病気なんです。
「優美もな、絶対に手を染めるなよ」と、
「ちーも、姉ちゃんもお前のストレスはいつでも抜いてやるんだから、溜まったら言ってこいよ」
何だか重たい話になったかと思ったら急に笑いだしたので何かと聞くととんでもない事を告白されました。
「今日の姉ちゃんのパンツはどうだった?」と、
「よかったよ、脳みそが痺れるほどよかったよ」と答えるとゲラゲラ笑います。
そして
「これさ、昨日ななが1日はいてたななのパンツだよ」
ベッドの枕の下からグレーの汚れショーツを取り出すと投げつけられました。
実は最初から何かがおかしいと感じていたんです。
汚れかたも、臭いもどこか沙絵とは違う気がしていました。
「なにしてんだよ」そのパンツを拾うと沙絵に投げ返しました。
「ななだっていー臭いをさせてんだろ?、ガキなんか相手にしてねえでいい加減ななを抱いてやんなよ」
すっかり嵌められてしまいました。
ま、確かに素敵な汚臭の香り立つパンツでした。
「ん、いいよ……七瀬がいいなら」とうとう根負けです。
「ばか、いいに決まってんだろ、もうすぐ帰って来るから今日これからやるか?」
さすがに沙絵の上も下も使って空っぽな状態だったので次回と言って逃げました。
もしも七瀬とやればパパは親族の全ての女と性交をしたことになります。
ややヤケクソ気味のパパです。
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