「あの女からまた連絡があったら、必ず俺に知らせてな? もう2度とちーちゃんは会わせたくないんだ。約束してくれる?」
「うん、約束する……」
でも、歯切れが悪い気がした。
「なんか、心配がある?」
「……」
「大丈夫、ちーちゃんは純の女房だろ? 話してくれないかな」
「本当は呼び出されてるの……」
「はあっ?」
「気持ちに整理が付いたら……連絡しろって」
「なんてことを……なんてことだ」
「でもね?いかないよ?行かないって決めてるよ?」
「うん、わかった。わかってる、行かせないから」
抱きしめました。
震えてるんです。
「沙絵に、沙絵に迷惑がかかるのが怖くて断れない」
「姉ちゃん?、ねえちゃんに関係してるの?」
「沙絵の、過去を知ってるって、ばらされたくなかったら、また自分の女になれって」
それは二番目のオヤジが姉を目当てに母と結婚したことに違いないだろうと思います。姉には不幸な出来事でした。
どうしてそれをあの女が知ってるのかわからないですけど。
あーーっ、でもね?そんなの、俺の姉を理解してないから脅しネタになると思ってる、 自分の保身のために親友を売るような女の腐ったような「おんな」じゃねえぞ、あれは。
「ねえちゃんにちーちゃんからそれ、話してくれない? 俺が間に入ると話がまとまらねえ、 俺の姉だ、信用しろって」
これから姉ちゃんが家に来てくれます。
何だか物凄く俺が怒られたんだけど、
「お前!あんなに惚れたとか抜かして無理やりチーを嫁にしといて、守ってもやれねえのかっ」……って、さ
「今から行くから、チーを待たせとけっ!」
って、、何だか大騒ぎの予感です。
おっかねえんだぁ、あれは
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