千佐子からLINEが来ました。
「沙絵からLINEで明後日の夜、純をかしてって、どうする?」
「何時?」
「そんなことは二人で決めてよ」
「そうだな、て、ことは出来てなかった?もうわかったのか?」
「来ちゃったって」
「きちゃった?」
「ばか、女の日がきたって、だから妊娠してない」
「そっか、あとは俺から沙絵に連絡するよ……ごめんな」
千佐子の方はやっぱり医者としては勧められないがどうしてもと言うなら定期的な検査入院と、出産予定日の数週間まえからの入院を、と言われてきたと言います。
「どうする?……大丈夫なのか?」
ソファーに並んで座って私に寄りかかって話す千佐子の背中を撫でながら訊ねました。
「うん…………絶対にじゅんくんの子を抱かせてあげるから」
これは言葉の例えやアヤなんかじゃありません。
本当に母子ともに無事であるかどうかは「賭け」です。
でも千佐子の意思は固い。
ならば私も全力で千佐子と一緒に戦います。
つか、その前に千佐子を妊娠させないとね。
まるで「種馬」のようです。
※元投稿はこちら >>