2012/10/19 03:28:14
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「従順なマゾのおばさんも好きだけど、やっぱりおばさんはこうじゃないとね。この気の強さ・・・。好きだなあ」
横を向いている母の顔を撫でながら沢木が言った。母も怒り顔のまま沢木の方を向いた。
二人とも、暫く無言で見つめ合っていた。ものの一分くらいだっただろうが、私には長く感じられた。
もうすぐ父が起きるかも知れない。
沢木は、一体どういう風にこの場の決着をつけるつもりなのだろうか。
母は・・・、どうしても沢木に入れられたいのだろう。
母の泣きそうな顔・・・。欲しくて欲しくてたまらないという感じ。
反対に沢木はニヤニヤ顔。入れてもいいし入れなくてもいい。余裕なのか、はたまた別の思惑があるのか、表情からは伺えなかった。
端から見ても、温度差が感じられる二人の距離感。
沈黙を打ち破ったのは、やっぱり沢木だった。
「おばさんを最初に見た時さ、年の割に・・・、はは失敬失敬、綺麗な人でビックリしたよ。つーか本当のこと言うと『ただそれだけ』だったんだけどね」
脈絡の無い話を、沢木は急に切り出してきた。
母の右眉がピクリと上がった。苛立ちも限界に近いのだろうが、それでも下唇を噛んで、黙って沢木の話に耳を傾けていた。
「牛丼屋で最初におばさんを見たときにさ、何かこうビビっと来るものがあったんだよね。テキパキと愛想が良くて元気で。汗をかいているんだけど、清潔感があって。それに何と言っても綺麗で。はは、あなたは多分幼い頃から言われ慣れているんだと思うけど、本当に美人だよ、冗談抜きで。俺が今まで見てきた女性の中でも相当上位にランクインするよ。はは、どうでもいいって? まあ、そんな顔しないでさ、もう少し聞いてよ」
母は沢木の『お喋り』に付き合いたくないのか、イライラオーラを全身に出していた。
「大学で話しているときに、あなたが池田君のお母さんって知ってさ。ああ、知ってるって? まあまあ。いや、はじめ言われても直ぐに判らなかったよ。だって彼と全然似ていないもんね。いやいや、彼も悪くないよ。不細工とかじゃない。そういうことじゃなくて・・・、違いすぎるよ、顔立ちがさ。だから判らなかった。でも、あなたの旦那さんを見て納得した。似てるねー。彼と旦那さん。そっくり。だから、初めて池田君のお宅へお邪魔した時はさ、正直あなたをどうにかしようと思ってきたよ。はは、それも知ってるって? 私もどうにかされたいと思ってましたって? 」
母が本気じゃないけど強めのグーで沢木の肩を叩いた。痛てて・・・。あはは、ゴメンゴメン、そうじゃないか、と沢木も軽く受け止めていた。
「だってさ、似ていないから絶対本当の親子じゃないと思っていたよ。それにさ、俺がだよ、最初大学で『昨日、駅前の牛丼屋に行ったら、めっちゃくちゃ綺麗な人妻みたいな店員がいてさ。年増なんか普段相手にしないけど、あれだったら一回してみてもいいかなって思うんだよね』って言ったときにね、誰だったかが、『あ、それ池田の母ちゃんじゃね』的なこと教えてくれてさ。そんで『じゃあ、池田っちん家に行くしかねえべ』みたいなムードになって、池田君も『別に。来たけりゃ来れば』って言ってくれたからさ。ああこれは本当の母親じゃないな、と。継母とかで、普段イジメられたりしているから、俺たちに成敗して貰いたいんだなあって思ったのよ。若い男に一発やられてしまった方がちょっとは大人しくなるんじゃないかって。これはもう、彼からのエスオーエスの合図だってね。誰が考えたってそうでしょ? 」
沢木独自の論理展開はアホらしくて聞いていられなかった。本当にあの時こんな風に思っていたのなら・・・、こいつ大馬鹿だ。
どういう生き方をしてきたら、こんな風に物事を捉える様になるのだろうか。
母がまたチラリと時間を確認し、我慢できずに沢木に抱きついた。沢木は母を抱擁すると、顔をあげさせ唇を軽く合わせた。母の唇はソフトよりハードを求めていた。ジュパ、ジュポっという音がした。
「んぱ・・・、おばさん、待って待って。もう少しだけ付き合ってよ。そんでね、えっと・・・どこまで話したっけ・・・。そうそう、そんで池田君の家に来た。あなたに会った。あなたの手料理を食べた。酒を飲んだ・・・、ここだよ。てっきり俺はこの酒を飲んでいる時に、みんなが気を使ってさ、『じゃあ、俺らは駅前のマン喫にでも行ってるから、後はご自由に』的な感じになると思ったのよ、なのにあいつら急におばさんと俺がやってるところを見たいって言いだしたてね。何時って・・・、あなたが台所かなんかに行っていたときかな。あ、勿論池田君もいなかったよ。その話し合いの時にはね。トイレかどっかに行ってたのかな。んでさ、こいつら話が違うじゃねーかって思ったんだけど、あんまり皆が期待しているんで、それを裏切ったら悪いかなって思ってさ。池田君が戻ってきてそれとなく言ったら、『え、本当にやる気でいたの』なんて言い出してさ。いきなりだよ。『聞いてないよ』的な感じなんて笑えもしないしさ、んなこと誰も考えてもいなかったからさ、面倒くさいから、こいつ酔わせて寝かせようぜってことになってね・・・」
思い出した。そういえば酒盛りが始まって暫くしてから、『じゃあ、そろそろおばさんロックオンするから』と沢木が言いだしたのだった。私が冷静を装いながらも必死にそれを拒んで、その場は何とか治まった。別に凄い言い争ったわけじゃなく、『マジで』、『え、違うの』、『冗談かと思ってた』、『ふーん・・・、オッケー判った』って、短いやり取りで沢木が引いたから、これも冗談かと思っていた。私がトイレに立って戻ってきたら、やけに皆が酒を注いできて、変だとは思ったのだが、周りの空気に従った飲んでしまったのだった。
当然、皆は母にもお酌をしたのだが、母も三倍返しとかいってやり返していた。ペースメイキングいう能力に関しては、母のそれはかなり高いものがあった。相手のペースを飲みこんで、自分のペースにしてしまう。更に言えば、母はやられたらやり返す人だった。だから、皆が母を潰しにかかってきてもそれを受け、尚且つ相手を攻撃し撃沈させる、なんていうことなど造作もないことだった。剣豪が群がる小童をバッタバッタと斬っていく様に、気持ちのいい位、短時間で奴らを潰していった。と言っても、私の記憶があるのもここまでで、沢木と母との一騎打ちのときは、意識が朦朧としており、何も覚えていなかった。母に軍配があがったという結果を聞いた時には、さすがだと思ったのだが。
「え、最初に聞いた話と違うって? ははは、そう、ごめん。嘘ついてた。・・・いや、だって本当の事なんか言えなくね? 嘘というか脚色だよ。・・・でも、おばさんってバッカスの生まれ変わりみたいに酒が強いからさ、あはは。違う、そういう話じゃない。ズレちゃった。何だっけ、おばさんがチャチャ入れるから判んなくなっちゃったよ。・・・あ、そうそう、池田君のこと」
沢木が何を言っているのか、よく判らなかった。
今この状況でどうしても伝えなければならないことなのか?
母じゃなくても、こっちまでイライラしていた。
それに、最後何て言ったんだ。
・・・俺の事?
何だこいつ・・・。何を言おうとしているんだ。
そんなことはどうでも良いとも思っているであろう母が、沢木の口を手で押さえて怒鳴った。
「いい加減にして! もう時間がないじゃない!! ・・・お願いだって言ってるでしょ!! 」
涙目の母が最期の懇願をした。怒りでふるふると身体を震わせていた。父の時計もかなりいい時間を指していた。父は相変わらずの様子で寝ていた。沢木は母の手を口から離すと、優しい口調で言った。
「判ったよ。入れる入れる。じゃあさ、おばさん跪いて咥えてよ。んで、おばさんのあそこも乾いちゃっているだろうからさ、俺が得意の指マンしてやるからさ。気持ちよすぎて泡を吹いちゃ駄目だよ、あはは」
母の表情が明るくなった。言われた通りの格好になった母は、凄い勢いで沢木のモノを咥えだした。
指マンをすると言った筈の沢木は、姿勢を変えることなく、そのまま右足を母の跪いている両足の間に入れると、足の指で愛撫をし始めた。
沢木の足の指は、太さは普通サイズより若干大きい程度だが、長さの方が標準以上にあった。驚いたのが、その動きが滑らかで繊細で、手の指と同じような愛撫をして、母を喜ばせていたことだった。
「あん・・・、き、気持ち・・・、いい、いい、・・・んあ、やん、ああ、そこそこ、・・・んくっ! 」
くちゅん、くちゅんと母のあそこからは直ぐにいやらしい音が聞こえてきた。
「おばさん、気持ち良いからって口が疎かになるんだったら、やめちゃうよ」
「んふぁ・・・、ほ、ほへんあふぁい・・・」
謝りながら慌ててフェラを再開する母の姿に、私の興奮は高まった。
小さな口一杯に頬張っているから、まともに返事をすることすら出来ない。
しかもそれは、日本人にあるまじきドデカイ珍棒。
母が乱れて性に狂っている姿が、こんなに私を興奮させるなんて・・・。
「そんなに気持ち良いの? 息子の友達に足で愛撫されてさ。旦那が隣で寝ててもう少しで起きるのに、ギリギリまでチンポを欲しがってさ・・・。ド変態ババアだね」
あああん・・・、んく、んく、んああ! ・・・んぽ、んぱ、ぎゅぐん!
沢木の声が届いていないのか、母からフェラの音と喘ぎ声しか聞こえてこない。
「そう、それでね・・・。池田君のことなんだけど」