妻の尚美は32歳になる。子供はいない。
夏に東北を旅行し、混浴風呂のある温泉旅館に泊まった。
混浴風呂には中年男が三人いたが、旅の解放感もあり、
少しアルコールの入った妻も混浴風呂に入った。
20畳ほどのこじんまりとした混浴風呂だった。
妻はタオルを風呂の淵に置き、左腕で乳房を隠し、
右の手の平で陰部を押さえて、片足を湯に入れた。
男たちは妻の真っ白な身体を凝視した。
男達との会話も弾み、つい長湯になり、妻の尚美はのぼせたせいか
湯船でぐったりとし、気を失った。
慌てて、四人で素っ裸の妻を湯船から引き上げ、仰向けに寝かせた。
尚美の右脚はくの字に開き、おまんこの割れ目はハッキリと
露出している。
少し躊躇もあったが、妙な気持ちもあり、
そのままにして性器の割れてを隠さずに、
「尚美 尚美 大丈夫か」と呼び続けた。
男達は尚美の性器をなめる様に凝視し勃起させている。
しばらくして尚美は気を取り戻したのか、
「あぁ~」と息を吐くように、両手を床に付き上半身を持ち上げ、
正座の姿勢となった。
しかし、また気が少し薄れたのか、正座のまま前のめりになり、
上半身が床に伏した。
正座の両足は少し半開きになり、バックからは肛門と
割れ目がむき出しに露出している。
私は尚美の背中をさすり「大丈夫か 大丈夫か」と声をかけるだけだった。
三人の中年男達も声をかけるが、バックから覗き込み、
いまにも爆発でもさせるかのように勃起させている。
結婚して10年にもなり、尚美の思いが何となく分かった。
妻は意識して、股間を男たちの眼前にさらけ出している。
何の変化もない日常、倦怠感に満ちた性生活、、
明らかに妻は、女として最も恥ずかしい局部を意識して、男達の前でさらけ出し、
視てもらっている。
それが分かったので、私は妻の背中を優しく擦った。
尚美は気持ち良さそうに、気を失ったふりをして、バックで股間を突き出し、
男達に性器から肛門を見せつけている。
「女としての自分」を取り戻したい、意識したい、
女の複雑な気持ちなのだろう。