僕は24歳です。
去年、勤めていた会社を辞めました。
2ヶ月くらい遊びましたが、なんとか職にありつけました。あるビルの清掃員です。
僕以外はおばさん達で、みんなで6人、2人一組になり、朝8時~3時まで清掃を行います。
最初に、北川さんという60歳くらいのおばさんに連れられ、仕事を覚えました。
デブですが、明るくて、やさしくて、仲良く出来て楽しかったです。
しかし、回りはおばさんばかりです。すぐに変な噂がたちます。
『北川さんとあのコが怪しい。』と。もちろん、そんなことは一切ありません。
でも、このままではいけないと思い、コンビを解消してもらいました。
そして、新コンビとして組んだのが、山内さんでした。一番一緒にやりたくない方でした。
おばさん達の中で、ボス的存在。男が喋るように口が悪く、とにかく厳しい方です。
北川さんとの件もあり、初日がギスギスしていました。『ちゃんと、そのへんやらんかぁ~。』『真面目にやらんのなら、帰れやぁ~。』と怒られ続けました。
それでも何とか着いていき、2ヶ月もするとあまり何も言われなくなり、それどころか僕の方が仕事熱心な山内さんを尊敬するようになっていました。
ある日、おばさんの一人が辞めることになりました。再び、シャッフルすることになり、北川さんと再度組めるチャンスが巡ってきました。
しかし、僕は『出来れば、このまま山内さんと組みたいんですが。』とお願いしました。
山内さん、56歳、大ベテランで一番の古株、10歳歳上の旦那入院中、初孫が出来たばかり、中肉中背、顔も普通でどこにでもいるおばさんです。
仕事をしながら『なんで、あの子(北川さん)にせんの?』と聞かれました。
素直に『ん?山内が好きですから。』とお世辞気味に答えました。
それから、時折山内さんが女の表情を覗かせ始めました。『そこやってて。私、こっちやるわぁ。』『あれ、取ってくるわ~。』と口は悪いですが、今までなかった変化です。その頃になると、僕の方も、山内さんの扱いに慣れて来ていました。
今日は2ヶ月に1回の屋上の掃除。といっても、屋外ではなくて、屋外に出る扉の手前です。
屋上は、防犯のために常にカギがかかり、誰も出られません。そのために、誰も寄りつかず、今では物置になっています。
用があるのは、工事や点検の業者くらいだと思います。
力仕事なので、僕と山内さんの班が担当します。エレベーターで、2つ下の階まで行くことが出来ます。
二人で業務用エレベーターに乗り、上を目指します。エレベーターの中で、僕達はしっかりと手を握っていました。
いろいろと二人でやってるうちに、みんなには内緒でこういうことも出来る仲になっていたのです。
今度は、階段で2つ上の屋上を目指します。若い僕が先導し、自然と山内さんの手をひいて上がります。
屋上につきました。山内さんは疲れた感じで腰を曲げ、『はぁ、はぁ、えらぁ~。』と一休み。
息も整ったところで、何からしようと考えてる山内さんを、抱き締めました。
『ちょっとちょっと、どないしたの?』
とビックリしていました。『離しなさいや。』『何ふざけてんの?』と口では言ってますが、自分からは離れません。
口を重ねると『なに興奮してんの?』『やめろやぁ。』と言ってはいますが、
逃げません。
更に深く抱き、口を重ねると協力的になり、口では『あんた、どうかしてるやろ~。』『気が狂っとるんな?』と罵られますが、逃げません。
口を重ね続け、山内さんの両手も僕の腰に回っていました。
5分くらいしたと思います。山内さんは、自分から離れ『無茶苦茶するなぁ。』と掃除を始めました。この行動は、お昼のかかりの時にも、同じことが行われました。
3時になり、作業終了です。男の僕が先に着替え、その後おばさん達が着替えます。
おばさん達の話は長い。着替えるだけで、30分くらいかかることもあります。
この日は、まだ早くて15分で一人目が出てきました。僕に気づき、事情を話すと『山内さぁ~ん?彼氏が待ってるわよ~。』と声を掛け、みんなが笑います。
『なに言うとんね!』と突っ込んでいました。
二人で話がしたいのですが、他の方が帰らず、焦ります。山内さんも、その辺り分かっているようで、チラチラとこっちを見ています。更に15分がたち、『そしたら、また明日。お疲れさま~。』と、みんな帰って行きました。
二人なり、山内さんが『どうしたん?』と聞いてきました。なんて言おうかとためらうと、『今日のことか?』と聞かれ、『溜まっとんのか?』と言い、指で輪を作り上下する仕草をしながら『したろか?』と冗談なのか、本気なのか?
『それとも、なんやマンコしたいんか?』と聞かれました。あまりにもハッキリ言います。
少し、目が険しくなり『男やろ、ハッキリ言わんかいなあ。』と言われ、『うん。』と答えると、『2時間くらいしかないけど、それでええか?』『ホテル代あるか?』聞かれます。
『うん。』と答えると、『○○のホテル知っとるか?そこに先に行っとき。あとで、準備して行くわ。』と別れました。
ホテルにつき、待ちます。15分くらいすると、電話がかかってきました。『○○○号室です。』と答えると、すぐにやって来ました。
山内さんを迎え入れます。てっきり、着替えて来るのかと思ったら、先程と一緒の服装です。
手に袋を持っていて、『着替え用のパンツ、買ってきたわ。』と見せてくれました。
イスに腰掛けると、『彼女は?』『あんた、いつから私、狙とったん?』『今日、もう最初からヤル気やったん?』『朝から、おかしいと思てたわ。』と質問攻めにあいます。