別れて4年過ぎました。
通勤電車が、半同棲状態だった彼女と暮らしてたアパートの最寄り駅を通り過ぎるとき、あの頃フラッシュバックして来てとても辛いです。
特に、帰宅してから、涙が出ます。
なぜ、あんなに幸せだった生活を簡単に諦めたんだろうと思います。
あんなに幸せな毎日だったのに、一緒にいる努力を怠ってしまいました。
4年付き合っていました。
早いもので、一緒に居た時間に、会わなくなってからの時間が追いつきました。
あの頃は、幸せで、楽しくて、今も彼女を大好きなままです。
彼女とは、結婚を考えてて、いつもセックスの痕には、
「早く中に出してもらえる日が来るといいね。」
と言いながら、外に出した精液を拭きながら、いつか生れてくるはずだった子供の名前を考えていました。
キスしてから、挿入するまで30分以上抱き合ったり、舐め合ったりしていました。
若い女の子が大きく股を広げて、オマンコを丸晒しにして舐められるなんて、とても恥ずかしいことなのに、私に舐められるときの彼女は、とても嬉しそうな顔していました。
それがとても嬉しくて、そういう男になれたことに感動していました。
だから、彼女のオマンコを舐めることが、大好きでした。
彼女も、私のペニスを舐めるのがとても好きでした。
4年前、元カノが勤めてたお店、コロナ禍で経営が傾いてしまい、店を閉じることにって、元カノ、無職になってしまい、ずっと憧れてたお店だったからショックで立ち直れなくなってしまいました。
彼女は落ち込んで、悩んで、次第に元気が無くなっていって、それ見た元カノの友達から、否回帰った方がいいと言われてて、でも、私はどうしても別れたくなくて、彼女に結婚しようと言いました。
でも、彼女、哀しい笑顔で、
「失業したからお嫁さんだなんて、それは逃げることになるから、私、一度田舎に帰ることにする。田舎で頑張って、仕事見つけて、もう一度起ち上ってみる。だから、残念だけどお別れ・・・」
あの時、どうしてこっちで仕事見つけて、二人で頑張ろうって言えなかったのか、今更思います。
彼女Tの友達がみんなで帰郷を促してたのを見て、私も別れなきゃいけないんだろうなって思い込んでしまいました。
それで、去り行く彼女を見送ってしまいました。
あの駅に停車する度、この駅で毎朝二人で出勤して、その日はどちらの部屋で過ごすか決めて、
「それじゃあ夕方までバイバイ!」
って手を振ってたのを思い出します。
あれから4年、思い出も遠くなっていきます。
連絡先を消したわけでもないのに、別れてからは一度も連絡を取っていません。
そして私にも、今は付き合っている女性がいます。
その人は、私との結婚を望んでいます。
先週の金曜日、帰宅途中、あの駅に降りました。
そして、彼女と別れるまで私が住んでたアパート、彼女が住んでたアパートを4年ぶりに見てきました。
別れが決まった時、彼女の実家を知らない私も引っ越して、その引っ越し先を彼女に教えませんでした。
二度と訪ねあてることのない別れにしたのです。
4年ぶりに訪れたのは、ケジメを付けるためでした。
彼女との思い出の場所で、彼女にもう一度お別れを言って、彼女のことはもう忘れて、今の女性と生きていく決意を誓ったのです。
そして、そのことを彼女に報告してきたのです。
「君はもう結婚したかな?その時、ここにきて俺に報告したのかな?あの頃は、努力をしなかったね。それを懺悔して、前を向くよ。さよなら・・・」
何となく、彼女ならそうしそうな気がして、呟いてみました。
そしたら、彼女が優しく微笑んだような気がしました。