兄貴一家が実家で両親と同居することになったから、僕の部屋を甥っ子たちに明け渡すことになって、片付けていたら、懐かしい写真が出てきた。
それは10年以上昔、僕が大学生だった頃の彼女の写真だ。、
凄く懐かしいのと、彼女との思い出が鮮やかに蘇ってきた。
2歳年上だったけど、童顔でエクボが可愛い彼女だった。
僕はまだ子供で、不器用な20歳の大学生だった。
バイト先の店員だった彼女は、高校を出てすぐに社会に出てたから僕よりずっと大人だった。
可愛い顔してたけど、それなりに性体験もあって、たくさんエッチなことをさせてくれた。
僕はつい甘えてしまい、彼女に恥ずかしいことをたくさんさせた。
オマンコに野菜を入れてみたり、ビール瓶を入れてみたり、クリを管で吸い上げてみたり。
いくら年上でも、若い女の子には恥ずかしすぎる大股開きに椅子に縛って、やりたい放題オマンコを悪戯した。
もちろん、若い性欲をぶつけて、彼女を精液まみれにした。
僕は、優しくて面倒見の良い彼女を欲望の赴くまま、散々性欲処理に利用した。
もちろん、彼女のことが好きだったけど、気持ちを言葉で伝える回数は少なかったと思う。
そうやって、2年半も振り回したのに、僕を受け止めてくれて感謝してる。
卒業で実家に帰ることを理由に彼女に別れを告げたけど、微笑んで見送ってくれてありがとう。
そんな気持ちが溢れてきて、僕は彼女のことがとても大好きだったと気づいた。
それなのに、卒業で別れるのが切なくないように、彼女を好きな気持ちにフタをしてたような気がする。
だって、写真を見るまで、彼女の顔を思い出すのが難しくなっていた。
思い出すと辛いから、彼女の存在が薄れてゆくのを見過ごしていた気がする。
でも、久しぶりに彼女の写真を見て、色んなことを思い出した。
そして、僕が一人で当時のあの街に取り残されたままのような気がする。
それはたぶん、自分の気持ちに素直じゃなかった恋だったからだろう。
凄く大好きだったのに、卒業を言い訳に真摯に彼女との別れに向き合わなかった。
クールに別れたのは、まだ子供だった僕の強がり。
泣くだけ泣いて、感情を露わにして彼女との別れを惜しむべきだったのに・・・
そのことに今頃気づいて、心が痛かった。
どうか彼女が幸せでありますように・・・
僕よりハイスペックな男と結婚していますように・・・