高校2年のとき、ずっと欲しいと思っていて、とうとう我慢できなくなり干してあるブルマを盗ってしまいました。
小学校高学年のときに、女の子が履いているブルマに興味を持ち始めていました。
中学生になって学校の売店で学年の切り替わり時期に体操服を売っていて、そこでサイズを伝えて上下を買おうとしましたら、「このサイズでいいか確認してみて」と販売員の女性に渡されたのが袋を開けるとブルマでした。
当時、男子の下は紺のツルツルしたハーフパンツで、女子は紺のブルマでした。「えっ?」と思いながら、袋から出してブルマを触りました。
販売員の女性は片付けをしながら、忙しそうにしていたので間違って渡したのだと思いました。
はじめてブルマを触って「これだぁ、コレ欲しいな」と思ったのですが、これでいいと言ってもその後におカネを払うのだから間違いなく変態だと思われるし、学校の中なので買えないと思い、ブルマは元の袋に仕舞い「これ間違っていませんか?」と言って見せると、「ごめんなさい、女の子用だね」と男子用のハーフパンツを持ってきました。
その日から、無性にブルマが気になって欲しくてたまらなくなりました。
スーパーに売っているブルマを見かけると買おうと思ったことが何度もありましたがレジに持って行く勇気がありませんでした。
スーパーの売り場から、そっと1袋とってブルマを触ってみたりしました。そのとき、「あれ?何かが違う」と思ったのを覚えています。
そう、学校によって同じ紺色のブルマでも種類(メーカー)が違っていて、はじめて触ったブルマが、コレがブルマだ!と思ってしまったのでスーパーに売っているブルマを触って、ガックリしました。
「あのブルマが欲しい」
今考えると、何だったのかと思うのですが、売店で触った紺のブルマがどうしても欲しくてたまりませんでした。
高校に入ると、もうブルマは無くなっていました。男女共に同じようなハーフパンツに変わっていました。
高校2年のとき、帰宅途中にあるアパートの1階に目が止まりました。それは、そこに黒いものが干されていて、もしかしたらブルマじゃないかなと思ったからです。
ゆっくり通りながら覗いてみると、紺色のブルマでした。そこで何度もその前を往復して見て確かめると、あの中学のときに触ったブルマと同じメーカー(後でタグというものだと知りました)のロゴが見えて、そのとき「コレだっ!」と身が震えたのを覚えています。
まだ明るい夕方前でした。
いったん自宅へ戻り、どうしよう、どうしようと考えていました。欲しくてたまらないけど盗ったら下着泥棒と同じだし、もし見つかったり捕まったりしたら大変なことになる等色々考えました。ですが、ブルマを触りたい、履いてみたいなど妄想もどんどん膨らんでいきました。
そこで決めました。薄暗くなってきた18時頃に行って、それでも干してあったら盗ろう!あのブルマが欲しい!と。
そして、18時頃にブルマを干していたアパートに行ってみると、まだ外に干していました。TVでも善と悪の2つの自分が出て来るようなシーンがありますが、まさに「欲しかったんだろ。誰も見てないって。盗ってしまえよ」という自分と「人の物を盗んじゃいけない。それに見つかったら超変態だと学校中に広まるよ」など、頭の中をグルグルと回っていました。
そこで、今思えば普通じゃない行動に出ました。
またいったん自宅へ帰り、家の中を探して封筒を取ってきて、その中に3千円入れました。そして、一言「すみません」と封筒に書いたのでした。
売店で値段をみたときは確か1200円くらいだっと思いましたが、おカネよりもブルマでした。許しにはなりませんが、ごめんなさいという気持ちがありました。
その封筒を持って、もう一度アパートへ向かいました。
そして、ベランダを見るとまだありました。周りには誰もいない。手を伸ばせば盗れるような場所に干してある。もう何度も洗濯バサミをどう外すかも考えてきた。
もうドキドキしてハアハア言ってました。
そうしていましたら、自転車が1台近づいてきたので、さっと隠れました。
その自転車には私が出た中学校の制服を着た女の子でした。まさか、あの子のブルマではと直感でそう思い、どんな子か見てみました。真面目そうな女の子でした。そしてやはり、その後に部屋の電気が点きました。
「まずい、洗濯物が取り込まれる!」と思った瞬間、ベランダに近寄り、さっと洗濯バサミからブルマを外して、一瞬躊躇したのですが、あの封筒を洗濯バサミに挟んで、数十秒でその場を離れました。
超ドキドキでした。
ブルマを手に持っているのに、じっくりと楽しむこともなく、ベッドの下に袋に入れて隠しました。そして、翌日、アパートの前を通ってみると洗濯物はありませんでした。
「あぁ、やってしまった・・・」という気持ちでいっぱいでした。
ブルマも袋に入れて隠したまま、見たり触ったりせずに2週間くらい経ちました。
ある日、アパートの前を通っていると、洗濯物の中に黒いものが見えました。もしかしてと思って近寄ると同じ紺のブルマでした。
新しく買ったブルマなのか、替えで持っていたブルマなのか分かりませんが、またブルマを干していました。
そのとき「ブルマ盗られたのにまた外に干している。目隠しもしていない、まさかカメラでも付けたのかな・・・」など色々考えました。
その干してあるブルマを横目で見てどこか安心して、ようやく手に入れたブルマを取り出して「これが欲しかった!」とじっくり堪能しました。
それから、何度かブルマが干されているのを見て、ほっとしました。高校を卒業した後、その中学校も女子もハーフパンツに変わっていました。
あれから15年以上経ちましたが、まだそのブルマを持っています。
ドキドキして手に入れたブルマ。やっぱり捨てられない。
隠し場所は、家族に分からないよう、また万が一見つかっても大丈夫なようにハロウィングッズの衣装の中に入れています。間違って捨てられないように気をつけています。