言葉は悪いけど、大量のナメクジが竿に這いつくばっているみたい、グネグネとして絡みつくし、ただでさえフェラチオで出そうなのをこらえていたので、その感触を味わったとき、もう終わってました。
『出、出た』
私がそう晴子に告げると、晴子は頷きながら答えました。
『出たね』
晴子は私の上に乗りながらも、一度たりとも腰を動かすことなく、出てしまいました。
晴子は私に被さってきて、何度かキスをしました。
『あったかいのがジワ~って広がったのがわかった』
私は言いようのない感動と、達成感みたいなのに浸ってました。
被さってきた晴子の背中に手を回し、抱きしめてました。
そのまましばらく抱き合ってました。
『んっ!』
晴子がちょっと力んだような小声を出すと、きゅうっと中が縮まった感触に包まれました。
竿を絞りとるように、晴子は身体を起こしながら、私から離れました。
股間に手を当て、体内から出た物を手にして私に見せました。
『ほら、こんなに』
ニコっと笑った晴子が女神に見えました。
もう晴子しかいない、結婚したい、子供産んでもらいたい、そう思いました。
『もう一回したい』
晴子に言うと、晴子はまたフェラチオしてくれて、即使用可能状態になりました。
次は私が晴子に導かれながら、私が上になりました。
男として晴子を早く喜ばせれるようになりたい、二度目もぎこちなく腰を動かしながらも、我慢に我慢を重ねて、でもやはり晴子が喜びを感じる前に、出てしまいました。
回数だけやたらこなしている、ただそれだけでその日は終わりました。
帰りの車中で晴子は言いました。
『過去に何人かと付き合ってきたけど、今日の修治さん見てると、過去の人って身体だけ欲しいような人ばかりだったんだなって気づいた。妊娠しても構わないなんて言った人はいなかった。凄い充実感がある一日だった』
私はそれを聞いて嬉しくなりました。
デート、セックスを重ね、私は晴子の当時29才という年齢も加味し、早く結婚をと思っていましたが、なかなか上手くいきませんでした。
理由はまず私の父の病でした。
入院手術、完全回復まで半年ほどかかり、それが落ち着いたら今度は晴子の母が同じような病で入院手術、それも落ち着き今しかないというタイミングで結婚、合わせたようにすぐ晴子の妊娠が判明しました。
挙式から僅か三カ月のことでした。
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