娘が行ってる幼稚園は、保護者同士の交流が多く、宅飲みもよく行われている。そんな中で、以前から気になっていたゆうこさん。
旦那さんが一回り年上で、俺とは同年代なので、よく話をしていた。
そんなある日。
週末恒例の宅飲みが、我が家で開催される事となった。いろいろ事情も重なって、俺だけが、飲まずに車で送り迎えをする事に。ゆうこさんも今日は旦那さんが出張でいないらしく、かなり良いペースでお酒を飲んでいた。
こちらはシラフなので、おつまみの用意したり、子供達の世話をしたり。ちょっと台所で休憩していると、ゆうこさんがやってきた。
「今日はありがとうございます」
「いえいえ、ちゃんと飲んでますか?」
「りょうさんって優しいですよね」
「そんなこと無いですよ」
そんなありきたりの会話をしつつ、ちょっと紅潮した顔をマジマジと見ていた。
「なんか恥ずかしいから、そんな見ないでください」
「あ、ごめんなさい。酔ってます?」
「ちょっといつもより飲んでるかも。今夜は旦那もいないし。」
少し上目遣いで話すゆうこさんの表情にドキッとしてしまった。
続く、、、