続きです。
世紀末頃の3月某日です。
大学生活もいよいよ終わりを迎えました。掛け持ちで所属したサークル2つの追いコン、クラスの卒コン、ゼミの追いコン、ゼミやサークルや学部の仲間それぞれとの内輪のバイバイ飲み会、と、現在まで含めて人生で一番飲み会の多い1ヶ月を過ごしたいっちばん最後から2番目に、
後輩Cから
「卒業を祝って、今回は私がごちそうしますよ」との誘いがありました。
ごちそうしますよとは言っても、まあ、いつもの居酒屋でしたが。
ひとしきりエロ話をしながら飲み食いしていたら、終電を逃してました。
自分はわりと酔ってはいたけれど後輩Cは途中からソフトドリンクに移行してたので、シラフに近い状態です。終電に気づく余裕もあったはず。ここだけ聞くと、誘ってたのでは?と思われる方も多いかと思いますが、我らの「エロ友関係」は、そうではないんです。
エロ話やエロ欲求を語り合い、かつ、そんな話の内容をスパイスにオナニー、もしくは、暗黙の了解のうちにその相手本人をオカズにオナニーするという、ちょっと変わった関係なのです。恋愛関係も無ければ、「とりあえずヤリたい、ヤラれたい」という気持ちも無しです。
だから、何のてらいも迷いもなく選択したのは、朝まで一緒に過ごすという選択肢でした。
とはいえ、いくらあけすけにエロエロなやりとりしている相手とはいえ、まだ処女な後輩Cです。ラブホじゃ刺激が強すぎるでしょう、、、ファミレスじゃ落ち着かない、ということで、朝までやってるカラオケ店へ。
朝まで起きてて始発で帰るつもりだったのが、歌も歌わず雑談&エロ話&雑談&ちょっと歌って、またエロ話、という感じで時間を潰します。
でも、、酔いもあってか、さすがに眠くなったようですね。
いつの間にか寝てしまっていたようです。トイレへ行きたくて目覚めたのが3時半くらいです。40分くらい寝てた計算です。
後輩Cは、起きてました。何やらニヤニヤしていますが、構う余裕はなくトイレへ行きます。用を足して戻る頃には、完全に目も覚めていました。
なにをニヤニヤしてたのかと聞くと、
「教えない~。」
と、またもニヤニヤ。
まあ、当然エロ関係にきまってますが、
“本当は嫌がってはいないけど嫌がってるフリをしてるだけ”
であっても相手が「NO」と言ってることに深追いはしないというのが、示し合わせたわけではないけど二人の暗黙のルールになってます。
だから、そこは追求せずに流します。
で、しばらく喋って、、何曲か歌って、、4時半過ぎた頃かな、始発まであと少しという頃に、後輩Cが寝始めました。
始発帰りのつもりではあったけど、別にその後の予定も無かったし、まあいいか、と、そのままそうっとしておきました。
1時間くらい寝ればさっきの自分のようにスッキリするだろうから6時を目処に起こしてやろうと考えました。
PHSから携帯に代えてはいたけど、「iモード」とかネット機能は無かった時代なので手持無沙汰です。
さすがに暇だなぁ、とか考えていると、、
5時を過ぎた頃、電話が鳴りました。
オールで飲み明かした友人が、始発待ちのホームからハイテンションでかけてきものでした。
起きていたから良かったものの、寝ていたら迷惑な話ですよね(笑)。
少しだけイライッとしながらも、卒業後は会うことも無くなるだろう友人との刹那の会話を終えて通話を切ったところ、メールが1通入っているのに気づきました。
送り主は後輩Cで、時刻はちょうどぼくが眠ってしまっていた頃です。文面は、、、
「今ね、先輩くんの寝顔を見ながらクチュクチュしてるの。気持ちいよ、、、、」
なんとっ。
自分の寝姿を見ながらオナニーしていたとは、驚きです!!
しかも、ドアには小窓もついているカラオケルームで、です。なんで、途中で目覚めなかったのだろう、と、後悔、、、。
あの時のニヤニヤ顔の意味が分かりました。
そして、たった二行程度の短いメールから、カラオケルームでオナニーする後輩Cの様子が目に浮かび、急速に勃起してきました。朝勃ちの時間帯なのも関係してか、一気にフル勃起です。
そして、よくよく考えると、目の前にはぐっすりと眠りについている後輩Cがいるではないですか。
ドキドキしてきました。
バクバクしてきました。
続きます。
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