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自然の家
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:自然の家
投稿者: ヒロ ◆sS/CgIBv46
妄想の話です。

各都道府県にある少年自然の家。
都道府県によって運営は様々。自分の住んでいる地域の自然の家は、人里離れた山の頂き付近にあり、毎月小学生から中学生20人程度募集。基本親子参加ですが、小学高学年から中学生は親が連れてきて子供だけ参加。帰りに親が迎えにくるという場合もOK。日帰りから泊まりのイベントを開催している。
中学生の参加はほとんどなく、小学4年から6年生がほとんど。

イベント運営は自然の家の館長(地方公務員)と大学生のボランティア等で成り立っています。
私の名前は倉田仁。大学の教育学部に通う21歳。4回生になったばかり。
いずれ学校の先生になる事を目指す名目で、自然の家でのイベントのボランティアに参加しています。
本当は小学生とふれ合う良い機会だから。
1回生からボランティアに参加し、可愛い小学生を頂いた事も何度か。それが本当の目的ですが…。流石に親同伴の場合難しいですが、仲良くなってくると親に隠れてした事もありました。美味しく頂くには、半年ぐらいは最低かかります。
子供はみんな最初は警戒しますが、何回もイベントに参加し仲良くなってくると気持ちが緩んできます。
仲良くなった子を特別扱いし、君だけ特別だからと言うと、私に憧れを抱くようです。そうなったらもうこっちのもの。あとは……性に興味を持たせる話やスマホで映像を見せたり。私に抱かれてくれます。場所は苦労しますが……。
中学生になると参加しなくなりますが、あとは自然の家以外で会って……関係は続いています。
警戒が強い子は次回からの参加がないのが大半です。
無理は禁物。ばれたら終わりですから。

今から書く話は関係を持った女の子との関係です。

私が2回生になったばかりの5月。イベントは日帰り。午前中は山菜炊き込み御飯を作り、午後は山道散策と、いもの苗植え。夕方解散。

受付作業をしていると、綺麗な母親とその後ろに隠れるように小学生の女の子がやって来ました。
母親は、

「木原真理です。娘は木原ひな。初めての参加ですので宜しくお願いします。この子ったらどういう訳か内気な子で、人見知りなんです。私が今回無理矢理連れてきたんです。もう小学5年生なんだから。」

だから母親の後ろに隠れていたんだ。よく見ると母親に似てとっても可愛らしい子。色白で髪は肩ぐらい。身長は135センチぐらいだろうか。華奢な体にジーンズのズボンにトレーナーにパーカーを羽織っていました。胸の膨らみはトレーナーの上からではわからないくらい。僕の好みにドストライク。

僕はひなちゃんに目線を合わせるようにしゃがみ、

「今日は宜しくね。僕は倉田仁。困った事があったら何でも相談してね。」

と笑顔で話すも目線を合わせてくれませんでした。
警戒している。これは手強いなと思わされました。

受付を済ませオリエンテーションをし、暫くしてから山菜炊き込み御飯を作る準備に入りました。
僕は木原親子の班になんとか入り、山菜の名前を教えながらお手伝いをしていきました。
基本子供達が準備し親は見てるだけ。
でもひなちゃんの手つきはおぼつかず、包丁を持つ手が危なっかしい。そこで僕の出番です。
自然に包丁を持つひなちゃんの小さな手を上から添えるように握り、一緒に山菜を切ざんでいきました。
手を握られたひなちゃんは、(はっ)と僕の顔を見上げ恥ずかしそうな顔をするも、嫌がる素振りは見せませんでした。
後ろからひなちゃんの手を握りながら山菜を切っていると、綺麗なうなじが……。それだけでゾクゾクしてくる。まだひなちゃんとは一言も会話を交わしていません。無言のまま準備していると、

ひなちゃんの母親が、

「倉田さん、ありがとうございます。包丁を持たせる事なんて家ではないものですから。ひなも良い勉強になると思います。」

「いえいえ…子供達のお手伝いするのが私達の仕事ですから。大丈夫ですよ。」

ひなちゃんの手をもっと握っていたいのはやまやま。
でも…不自然に思われるのはまずい。
ひなちゃんの耳元で、

「一人でやってごらん。大丈夫。出来るから」

再び振り向き恥ずかしそうに僕を見上げると、一人で準備を始めました。恥ずかしそうに見上げるひな。ドキッとさせる表情になんとかひなを攻略したいという気持ちがひしひしと沸き上がって来ました。

炊き込み御飯の準備が終わり、いざ火にかけて炊き上がる時間まで片付けと雑談。
ひなちゃんの母親と色々話をしていると、少し家庭環境がわかってきました。
わりと裕福な家庭だが、離婚して娘と2人暮らしな事。ひなは一人で本を読んだり落ち着いて家の中にいることが多い事。それは自分が仕事であまり娘と関わってあげる事が出来ないから。そのせいでひなは他人と関わる事が苦手になってしまったんじゃないかと。
今回知り合いから自然の家でのイベントを聞き、日帰りだからと無理矢理連れてきたんだと。

僕はひなの母親に、

「ひなちゃんがこのイベントに参加して良かったと思って貰えるように、楽しい会にしますよ。」

横で聞いているひなちゃんは、僕と母親をチラチラ見るも黙ったまま。
炊き込み御飯が出来上がり、同時に作ったお味噌汁と一緒にひなちゃんがお椀によそってくれました。
炊き込み御飯と味噌汁の味付けはひなちゃん一人でしたものです。

いただきますをし、炊き込み御飯と味噌汁を口に入れ

「この味付け……美味しい。初めて作ったと思えないくらい。ひなちゃん、よく出来たね!」

また無言のままかなって思ったらひなちゃんが小さな声で、

「ありがとうございます。」

と僕の顔をチラっと見てまた恥ずかしそうに下を向き食べ続けるひなちゃん。
やっと口を開いてくれた。

「ひなちゃん…初めてしゃべってくれたね。ありがとう。」

再びチラっと僕を見上げ食べ続けるひなの小さな口元を見つめる。
可愛い声……小さな唇。奪いたい衝動にかられてくる。
焦るな……ひなの心を開くには時間がいる。
今回は日帰りのイベント。時間のない中でどれだけひなに近づけるか。次回も来たいという気持ちまでもっていかないと……。いずれはひな一人で泊まりのイベントに参加出来るまで……。


2020/04/01 16:37:23(wKAancfs)
2
投稿者: ヒロ ◆sS/CgIBv46
食べ終わり、食器洗いと片付け。
食器を洗い場まで運び、ひなちゃんと並んで洗いながら、

「最初は食器に付いた汚れをペーパーで拭き取ってから洗うんだよ。そのまま洗うと地球を汚しちゃうからね。お家でお母さんのお手伝いする時もこうやって洗うんだよ。」

するとひなは、小さな声で、

「お母さん…いつもお惣菜とか買ってくるから洗うものあまりないもん。」

僕はひなの言葉に笑いが込み上げてきて、

「はっはっは……それは失礼しました。今日炊き込み御飯とお味噌汁ひなちゃん作ったから、お家でも練習したらいいよ。今日は炊き込みご飯だったけど、これからのイベントにウインナー作りとか夏はアイスクリーム作りがあるから、良かったら参加したらどうかな?僕が教えてあげるから。」

ひなの反応は……どうか。
だめだったら……終わりかも。
するとひなちゃんは、ぼそっと、

「考えてみる…」

「きっと楽しいと思うよ。自分の作った料理で他人が美味しいって言ってくれると嬉しいと僕は思うから」

「………私も。さっきお兄さんが美味しいって言ってくれたの、嬉しかった。」

おっ…少し会話が成り立ってきたかも。お互いに共感し合うとだんだん距離も縮まってくるからな。

「ほら…お話する時は相手を見ながらするといいよ。自分の気持ちが伝わり安いから」

ひなは僕をまたチラッと見上げるも、恥ずかしそうに洗っている食器を見て、

「恥ずかしいから……だめ」

ボクは再び笑いながら、

「クスッ……練習すれば慣れてくるから。僕でよければ練習相手になるよ。」

ひなの様子を伺う。すると僕を見上げ

「……考えておく。」

ここは少し大胆に。濡れた手を拭き、ひなの頭を優しく撫でながら、

「ほら…出来た!相手を見ながらお話出来たじゃん。ひなちゃんえらいよ。」

ひなはびっくりしたような顔をしたが、少し笑顔を浮かべたように見えた。少し近づけたな。

食器を片付け午後からの行事の準備に向かい、まずは山道散策。いもの苗植えをする場所までだけど。
わざと少し急な山道を遠回りするのも行事の一つ。
先頭は僕。その後にひなちゃんとその母親。
草木の説明をしながら歩いていると、ひなちゃんが少し足を滑らせるもんだから、慌てて手を握り、

「ごめんごめん……僕のお話で草木に意識してたから足元に注意がいってなかったんだね。手繋いで歩いていいかな?」

ひなは顔を真っ赤に染め、

「ごめんなさい……心配かけて。」

「大丈夫……色んな経験を積んで行けばいいから。」

手を繋ぐいい口実が出来た。違和感なく手を繋げたから……また距離が縮まった。小さな可愛い手……握らせたい。想像が膨らんでくる。
ひなの母親は、自分達の後ろから、

「倉田さん……ごめんなさい。ひな…もうしっかり歩きなさい。心配かけたらだめでしょ!」

僕は振り向いて、

「大丈夫ですよ。こんな山道歩くの初めてでしょうから、誰もが最初は滑ったり、僕なんかも最初は転んじゃいましたから。以後気を付けるようにしてますよ。お母さんも気を付けて下さいね。」

自分なんかも完璧じゃない事を知って貰えば、また共感する事も増えてくる。
暫く歩くといもの苗植え場所に着き、名残惜しいがひなの手を離し、

「ここに苗を植えましょう。」

鍬とスコップで一生懸命穴を掘り、用意された苗をひなと一緒に植えていき土を被せると、ひなと目線を合わせるようにしゃがみ、

「ひなちゃん…よく頑張ったね。秋になると今度は芋掘りのイベントがあるんだよ。自分が植えた芋掘って焼き芋にしようね。」

するとひなは一度は目を反らすも恥ずかしそうに見つめ直し、

「……うん。秋の焼き芋楽しみ」

僕はひなの耳元で、

「僕はひなちゃんとの焼き芋楽しみにしてる。ひなちゃんと一緒じゃなきゃ楽しみ半分だよ。」

ひなはまたびっくりした表情を浮かべるもニコッと笑い、

「……考えておく。」

笑った顔可愛いじゃん。愛らしくてエクボがあって。

「ひなちゃんの笑った顔…可愛い。」

ひなちゃんの嬉しそうな顔が印象的だった。
苗植えのイベントが終わりまた山道を歩いて帰る事に。今度は自然にひなの手を握り自然の家に向かいました。会話はまだまだ……。でも今後のイベントの予定等を話すと興味があるようで。
自然の家に着き帰る準備を終えたひなのカードにスタンプを押し、

「このスタンプ貯まるとプレゼントが貰えるからね。
今度はペットボトルキャップも持っておいで。スタンプ増えるから。あっ……次回は来るかわからなかったね。良かったらまたおいで」

ひなの母親が、

「倉田さん…色々お世話になりました。ひなの楽しそうな顔、久しぶりに見たような気がします。ありがとうございました。」

最後ひなの頭を優しく撫で、

「待ってるよ」

「……考えておく。」

目を見ての短い会話。
でも最初よりはだいぶ距離は縮まったかな。次回来るかどうか…。僕は精一杯の笑顔でひな親子を見送りました。


20/04/01 18:28 (RzPVYufe)
3
投稿者: ヒロ ◆sS/CgIBv46
施設の後片付けをしながら、
次回木原親子は来るだろうか……。そうだ参加者名簿を見れば木原親子の住所や電話番号はわかるはず。
木原親子の参加名簿を見つけ、スマホでパチリ。
ん?……自分の家から30分位の所じゃないか。
もし次回木原親子が来なくても、偶然を装い会うことは出来るはず。でもそれは保険。次回来ることを期待しよう。

館長の山田さんが僕に話しかけてきました。

「倉田くん。今回も色々ありがとう。君の評判はいつも参加者親子にとても良いみたいだ。リピーターが多いしね。でも今回はあの親子にかかりっきりだったね。
みんな平等に扱ってくれると助かるんだが…」

「すいません…あの親子は初参加だったので特に気になってしまって。」

館長は僕の耳元で、

「あの子に狙いを定めたのか?ふっふっふっ…相変わらずだな。でも難しそうだぞ。俺は母親のほうが好みだが。」

館長は僕の正体を知っている。それはなぜか…。
元はと言えば館長が気に入った女の子の母親との関係を持っている事に僕が気付いたから。
館長は母親がターゲットらしい。黙っているからと僕も……。
お互いに秘密を共有し、フォローしている。
まあ、お互いばれたらおしまいだって事はわかってる。でもそんなミスはしない。
無理矢理抱く事はないから。無理矢理犯せばすぐにばれる。脅しても無理。特に小学生なんかはすぐ親に言うから。
性の知識に乏しい小学生に自分から抱いて欲しいと言わせる。難しいが……。僕の事が好きで好きで仕方がないまで持っていくまで時間がかかる。その上僕には彼女がいるとまではっきり言う。イベントの時だけの恋人。子供達は少し大人になったと勘違いし割りきって受け入れる。
初めて抱く時はなるべく時間をかけて絶頂まで追い込んでいく。初めて絶頂を経験する瞬間の子供は可愛い。だから最初は挿入しない時もある。幼い子は痛みに弱い。でも一度絶頂を知ってしまえば後はお菓子を欲しがるように快感を求めてくる。
無邪気にね。快感を求めてイベントに参加してくる。
別れかた…それも大切だ。
だから最初から彼女がいると言う。小学生の時の良い思い出になるよう……。電話番号も交換しない。
中学生になりだんだんイベントに参加しなくなってくる。自然の別れが大切だ。

「倉田くん。あまり無理はするな。出来るだけフォローするが。」

「館長。わかってます。僕も出来るだけフォローします。」

次回6月のイベントは一泊二日。
初日は遺跡発掘。その後親子ミニゲーム。
夕食はバイキング。
2日目は、高原パターゴルフ。親子で汗をかこう。
昼食を挟んで温泉でのんびり。
温泉は水着で入れる混浴。

さてひなちゃんは来るだろうか?



20/04/02 11:20 (Qv0t5yvR)
4
投稿者: ヒロ ◆sS/CgIBv46
あれからひなの事が気になって気になって仕方がなかった。小さな唇、綺麗なうなじ。汚れのない真っ白な肌。小さな手……。想像が膨らんでくる。物にしたい。
小さな唇に……欲望を吐き出したい。小さな手に握らせたい。

6月に入って暫くたったある日館長から電話がありました。例の木原親子の申し込み書が届いた連絡だった。心の中でやった!と叫ぶも平静を装い、

「館長…必ず次回も参加すると思ってましたよ。」

「倉田くんよく言うよ。くれぐれも無理しないように。お互いだがね。」

「わかってます。」

木原親子。良く一泊二日のイベント参加する気になったよ。参加するかどうか半々だったが、
前回のイベント……とうやら気に入ってくれたようだ。
今回は、最後に混浴が。ひなの可愛い水着…見ることが出来るだろうか。

当日、僕はわざとイベント開始時間より1時間遅れる事にした。それはなぜか……。
単にイベントに参加したいだけだったら僕が居てもいなくてもひなには関係ないだろう。
でも…僕がいるから参加したいと思って来たとしたら話は別だ。せっかく参加したのに僕がいないとわかったら……どんな気持ちになるだろう。
そしていないはずの僕が現れたら……気持ちは高まるだろう。なんて策を巡らす。うぬぼれか……。時にうぬぼれは必要だ。

1時間遅れる旨を館長に伝え、流行る気持ちを抑え自然の家に車を走らせた。

自然の家に着くと、オリエンテーションが終わりみんな遺跡発掘の場所へ移動していた。
館長と他のスタッフに遅れた謝罪をし、急いで会場に向かった。子供達20人、親が25人程度の参加。時に父母込みで参加する子もいるから。
子供達は小さなスコップを手に遺跡の発掘を楽しんでいるようだった。まあ遺跡といっても土器の一部なんだが……。
僕は木原親子を探した。
いたいた……。ひなの今日の服装はTシャツにデニムのハーフパンツ。ニーソックス。上にカーデガンを羽織っている。
よく見るとなんだか楽しそうじゃない雰囲気。
母親の横でやる気のなさそうなひな。
僕はそおっと木原親子に近付き、ひなの横にしゃがみ

「ひなちゃん……1ヶ月ぶりだね。」

するとひなは、ビクッとし私を見上げた。その表情は最初はびっくりした顔だったが、顔を赤くし下を向いてしまった。

「……うん。久しぶり」

母親もびっくりしたようで、

「倉田さん!びっくりしました。今回てっきり倉田さんの参加がないものだと思ってたので。ひなは、倉田さんに会いたいっていうから今回のイベントに参加さしたんです。でも受付にいなかったからもうがっかりしちゃって。」

おっ!ひなちゃんが僕に会いたいってか。これは予想以上の成果だ。
するとすかさずひなは、母親の服をひっぱり、

「ママ…もう余計な事は言わなくていいから。」

僕はひなちゃんに向かって、

「僕もひなちゃんに会いたかったよ。今回も参加してくれてありがとう。でもおかしいな……1時間ぐらい遅れるってスタッフに連絡しておいたのに。受付で聞いてくれれば良かったよ。」

ひなは下を向いたまま、

「だってそんなの聞くの恥ずかしい……」

僕はひなの頭を軽く撫で、

「自分の意志を相手に伝える事は大切な事だよ。ほらお話する時は、なるべく相手の目を見て。」

ひなはゆっくり僕を見上げ、

「……うん。わかった。」

ひなの母親は僕とひなのやり取りを見て喜んでいるようだった。

「ひなは内気で私にもあまり自分の気持ちを伝えてくれないんです。でも前回のあの日帰りのイベントで倉田さんに会ってから少しですけど自分の意見を言うようになって……。倉田さん、ありがとうございます」

ひなは恥ずかしそうに下を向いている。

「いえいえ…せっかくイベントに参加してもらったんですから精一杯楽しめるよう頑張るのは当たり前です。それでひなちゃんが成長してくれたら僕は嬉しいです。お母さんは少し休んでて下さい。後は僕がやりますから……」

「お言葉に甘えて……」

母親が休憩しに場所を移動すると、すかさず館長が近よって話をしている。
館長も抜け目がないな。母親の目をひなから反らすには丁度いい。
するとひなが突然話し始め、

「倉田お兄さん……なんで私だけ特に親切にしてくれるの?他にもたくさん参加している人いるのに。」

おっ!ひなは僕にひいきにされてる事に気付いてる。
あからさまだから……だろう。でもチャンスだ。

「そんな事ないよ。初めてイベントに参加した子供達には特に目をかけてる。それだけ……」

ひなの様子を伺う。少し悲しそうな目。
僕はひなの耳元で、

「うそ……ひなちゃんは僕の中では特別。」

ひなはびっくりしたようで目を丸くして僕を見上げ、

「……なんで特別なの?」

「理由?………ひなちゃんが可愛いから。だから特別。前回のイベントで笑った顔素敵だったよ。あれからひなちゃんの事ばっかり考えてた。」

「お兄さん…もしかしてロリコンなの?」

ひなのロリコンなの?の言葉にびっくり。最近の子供はそんな言葉も知ってるのか。
僕は真剣な顔で、

「ひなの事可愛いって思ったらロリコンなのかな?僕は素直に自分の気持ちを言っただけ。綺麗なものは綺麗。可愛いものは可愛い。それだけでいいじゃないのかな?もっと単純に物事を考えたほうがいいと思う」

確かに俺はロリコン。胸にぐさりと突き刺さる。
ひなは僕を見つめ、

「……ごめんなさい。」

「あやまらなくても大丈夫だよ。」

その後暫く無言のひな。ゆっくり口を開き、

「私もあれから毎日お兄さんの事ばかり考えてた。会いたいって。だから今回のイベントに参加したの。でもお兄さんいなかったからもうショックで。」

お!俺の策がこうをなしたか……。

「でもこうやって会えたから……僕は嬉しい」

「私も……嬉しい」

ひなの胸の開いたカーデガンから見えるTシャツ。
そのTシャツの胸からぽつんと突き出す小さすぎる膨らみ。まだブラジャーは着けてないようだ。多分透けて見えるのは、子供用インナーキャミソール。
見たい……触れたい。
焦るな……。ゆっくり深呼吸し高まる気持ちを抑え、

「お互いに思ってる事を伝えられたね。ひなちゃんが僕に会いたいって思ってくれて嬉しい。いっぱい遊んでこれからいっぱい思い出作ろうよ。」

ひなは嬉しいそうに微笑み、

「うん!いっぱい遊ぼっ!」

遺跡発掘に取り掛かる2人でした。

20/04/02 15:57 (Qv0t5yvR)
5
投稿者: (無名)
いいねぇ~♪
20/04/03 03:48 (Y2L7o3cI)
6
投稿者: ヒロ ◆sS/CgIBv46
ひなとの距離が一気に縮まった。でもひなはまだ小学生。会いたい=好きとは同じではない。
小学生の好きは、アイドルが好きとか学校の先生が好きとか……。単純に憧れが多い。
本当の恋愛なんか小学生が知るはずもない。
まして抱かれたいという考え自体、頭の中にはまったくないだろう。
さて……これからが正念場。俺の事を好きで好きで仕方がないぐらいに気持ちを持っていかなくてはいけない。
その為には、ひなを特別扱いしながも他の参加者の子供達とも仲良くする。ひなぐらいの小学生の心を揺さぶるには嫉妬が一番早い。
嫉妬させる事によってひなは自分の気持ちに気付くだろう。
好きで好きでたまらなくなっていく。僕の気持ちを自分に向かせるには……どうすればいいか。少しずつヒントを与え……無知で真っ白な頭に性の知識を植え込んでいく。僕が喜ぶ事=セックスであるとわからせる必要がある。
一番の問題は、母親とひなをどのように離すかだ。
これは館長に期待するしかないかな。館長が母親を物にすれば…………夜はひな一人になる。

今の段階は、ひなとの距離をもっと縮める事。
僕と一緒にいると楽しいんだと実感させる事。
焦ってはいけない………少しでも疑いを持たれると離れていってしまう。そうなると母親を狙っている館長にも怒られるからな~。

ひなと遺跡発掘しながら、

「おっ!土器の破片が出てきた!ひなちゃんすごいね。これ大昔の物なんだよ。知ってる?」

ひなは僕を見て笑いながら、

「ひな知ってるもん。大昔って弥生時代のでしょ?お兄さん、ひなの事ばかにしてる?」

おっ…無邪気に笑うひなの表情可愛い。

「ごめんごめん……ひなちゃん知らないって思ってた。五年生はもう習ってるんだ。勉強得意なんだね。それより無邪気に笑うひなちゃんの顔とっても可愛い。目を見てお話する事も出来てるし…。」

ひなは顔を赤らめながら頬っぺたを膨らませ、

「もう……お兄さん話反らした!」

そんなたわいのない会話で盛り上がる2人。
ひながちゃんと目を見て話をする……これは成長だ。

ひなの小さな唇が気になってしょうがない。
小さな口……小さな舌。口いっぱいにしたい。汚したい。
まだ誰にも触れられていないTシャツの胸の2つの膨らみ。口に含んだらどんな反応してくれるか。
デニムのハーフパンツからすらっと伸びたしなやかな太もも。ううっ…触れたい。想像が膨らんでくる。
いけない………いけない。我慢、我慢。

遺跡発掘のイベントが終了時間を迎え、

「私、こんなに笑ったの久しぶり。お兄さんと話してると時間忘れちゃう」

僕は、軍手を外しひなの頬をツンツンし、

「笑うことっていいよね。ひなちゃんの笑顔、僕を幸せな気持ちにさせてくれる。」

「もう……お兄さんうそばっかり!でも……嬉しい」

嬉しい…ひなの正直な気持ちだろう。わざとらしい言い方でも誉められると人は嫌な気持ちにはならない。

「ひなちゃん…僕の笑顔はどう?」

「………………」

無言のひな。でも小さな声で……「素敵」と聞こえたような。もう一度聞き直してみる。

「……いわない!」

大笑いする2人。いい感じで距離が縮まった。
後片付けをしながら遺跡発掘場所を後にし、自然の家に戻っていった。もちろん手を繋いで。

「ところでひなちゃん……明日温泉入る?混浴だけど」

ひなは僕が見上げ、

「うん…水着持ってきたよ。」

僕は残念そうに、

「ええっ!水着着て入るの?」

ひなは呆れた顔で、

「もうバカッ!お兄さんのエッチ。混浴だし水着着るの当たり前でしょ?お兄さんも水着着るでしょ?やっぱりお兄さんロリコンなんだ。」

僕は笑いながら、

「冗談だよ。しょうがない、ひなの水着姿で我慢するか。」

「もうお兄さん仕方がないな~。水着で我慢しなさい」

頬っぺたを膨らませるひな。でもまんざら嫌そうでもないようだ。少しずつ意識させていかないと。

自然の家に着き少し休憩を挟み、親子ミニゲームを楽しんだ。その後夕食のバイキング。
親達の飲酒は許され、ひなの母親は館長と並んでお酒を飲みながら食べていた。もちろん館長の飲酒はその場ではだめです。僕はひなの横で会話を楽しみながら。

館長、頼むよ。失敗しないでくれ。
と心の中で祈っていた。


20/04/03 18:30 (.9r.H2.V)
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