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歳下女上司の秘密
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:歳下女上司の秘密
投稿者: T.T ◆LsJhPMfe2s
登場人物
小田義雄(48)槌槌槌営業一課長
山本久美子(38)槌槌槌営業部部長
吉本今日子(38)槌槌槌営業二課長
斎藤恵(27)槌槌槌営業二課員
渡辺槌槌槌営業一課員
佐藤槌槌槌営業一課員

小田義雄は、不動産の中堅企業東明不動産の営業一課長である。前職の営業部長が地方の営業所長に異動する事となり、次の部長になるのは自分だと信じきっていた。
ところが、社報の人事発令を見て愕然とする。

下記の者に、営業部長を命ずる。
 山本久美子(現営業二課長)

『どうしてなんだ。』
義雄は納得できないでいた。
東明不動産の本社には、営業部の中に二つの課があり、一課の課長を義雄が、二課の課長を久美子が担っていた。
一課は男性ばかり、二課は女性ばかりで構成されており、一課は主にファミリー層に、二課は女性向けの物件に担当が分かれていた。これまでの通例として一課長が部長になるという昇進ルートだったが、この度、女性で初となる営業部長が誕生した事になる。それも義雄よりもかなり歳下の。
昨今の女性管理職登用の波が、男社会だった東明不動産にも押し寄せてきた煽りを義雄が食らった格好になってしまった。

義雄は地方からの転勤で、妻と子供2人を残し単身赴任で本社に来ていた。
都会にあまり馴染めず垢抜けのしない義雄の事を、久美子は鼻から嫌っていた。

久美子は、義雄のデスクに近寄ってきて、
「よろしくお願いしますね、小田課長。」
勝ち誇った様に義雄に言うと部長席に着いた。

義雄には、久美子の言った「課長」の部分が頭に強く残り、腹立たしさを精一杯抑えようと唇を噛み締めた。

『くそっ、どうしてあいつなんだ。』

久美子の部長昇進を好ましくない目で見ている者がもう一人いた。
吉本今日子だ。
今日子は、久美子と同期入社で、二人とも甲乙付け難い美貌の持ち主で、他部署の男性社員にはファンが多く、その人気は真っ二つに分かれていた。
今日子は、課長になるのも久美子に先を越され、久美子の後任として二課長になったものの、久美子の失敗を虎視眈々と狙っていた。

山本久美子にも、味方はいた。
斎藤恵だ。
恵は、久美子が二課長の時にかなり可愛がられ、恵も久美子に憧れを抱いていた。
「山本課長、いえ部長、おめでとうございます。」
素直に喜びの言葉を久美子にかけた。

そんな順風満帆に見えた久美子の将来が、脆くも崩れ去っていく事になろうとは誰も想像していなかった。

久美子が、あんな事をしなければ…。

2024/01/08 21:21:17(GI.280jj)
7
投稿者: (無名)
次の展開が期待できそうですね
お待ちしています
24/01/14 20:58 (BuLe9bCj)
8
投稿者: T.T ◆LsJhPMfe2s
ID:noside2019
休み明けの会議室に、部長の山本久美子、一課長の小田義雄、二課長の吉本今日子が顔を突き合わせていた。

久美子「では、二課の方から報告してもらおうかしら、吉本課長。」

今日子は、久美子から「課長」と呼ばれる事に慣れないでいた。
久美子が課長の時も上司ではあったが、二課のリーダー的存在の今日子は、部長や会社への煩わしい報告を久美子にさせているくらいにしか思っていなかった。
それが、課長と部長という事になれば嫌でも上下関係を意識しなければならなくなってくる。

『いい気なもんね。』

心ではそう思いながらも、

今日子「はい、申し訳ありませんが、先週までの状況はまだ前年同時期よりも落ち込んでいます。月末に向けて課員の皆んなに気合を入れ直します。」

久美子「そんな、気合いで何とかなるもんじゃ無いでしょ。私の時なんか前年割れなんて無かったわよ。」

『それは、私が頑張ってたからじゃ無いの。あなたにいい思いをさせてあげたのに、その言い方は何!今は景気が悪いのよ。』

今日子は、心の中で思いながらも、義雄の手前もあり、

今日子「はい、申し訳ありません、がんばります。」

久美子「まったく、しっかりしてちょうだいよ。次、一課の報告をお願いします。小田課長。」

義雄「は、はい、一課も二階と同じで、今のところ前年同時期割れです。申し訳ありません。」

週末の成約を加えれば、前年同時期を上回っていたのだが、敢えてその報告は入れなかった。報告書を修正しようとして出社した義雄が久美子の痴態を覗いた事により、思惑があって修正無しで報告することにしたのだ。

久美子「何なの!あなた達は、それでも課長なの。」

久美子が声を荒らげる。
今日子は、内心怒りに満ちていたが黙って耐えていた。
いつもなら義雄も同じ感じなのだが、今日はどこか余裕のある感じで久美子の話を聞いているように今日子は感じた。

漸く、久美子の小言が終わり義雄と今日子が会議室から出てきた。

今日子「あ~あ、いつもあんな調子で嫌になるわよね、そう思いませんか?小田課長。」

義雄「そうだな、でもいつまで続くかな。」

今日子は、義雄も今日子と同じ様に愚痴を言ってくると思っていたのに、義雄の冷めた感じに拍子抜けしてしまった。

24/01/17 22:03 (NlnurV7z)
9
投稿者: T.T ◆LsJhPMfe2s
ID:noside2019
【山本部長 報告したい事があります。詳細は添付をご覧ください。】

業務中に義雄が、久美子にメールした。

『何なの一体、報告があるなら朝の会議ですればいいのに。』

久美子は、面倒臭そうに義雄のメールに添付されていたファイルをクリックした。
すると動画が立ち上がり、再生が始まる。

『何、これは。』

どこかのオフィスが映し出される。
しばらくすると、久美子の表情から段々と血の気が引いていった。
久美子のデスクは皆んなに向かっている為、PCに何が映し出されているかは他の者にはわからない。

義雄は、久美子の表情が明らかに変わっていくのを自分のデスクから見て、

『おっ、見てくれたみたいだな。ふふふ。』

『ど、どうしてこれが…。』

画面は、久美子が裸になっていく様子を映し出している。
久美子は、音が漏れそうになり、咄嗟にミュートにする。

義雄のデスクや今日子のデスクに股間を擦り付けている姿が流れる所で、動画を止めた。

目線を義雄の方に向けると、知らん顔して仕事をしている。

『こんなの送りつけてきてどうするつもり。』

久美子は、義雄を睨んでいたが、不安な気持ちでいっぱいだった。

終業時間が過ぎ、部員達が帰り始めた時、

「お、小田課長、ほ、報告書の件で、少し残ってもらえるかしら。」

いつもの威勢は影を潜め、申し訳なさそうに久美子が言った。

「え、ああ、いいですよ。」

義雄は、素気なく答えて仕事を続けた。

今日子が帰ろうとした時、久美子の言葉が耳に入った。
『報告書って何かしら?』
ひょっとしたら、義雄が何か抜け駆けでもしているのではないかと気になった。

24/01/17 22:10 (NlnurV7z)
10
投稿者: (無名)
いよいよ逆襲が始まりますね
期待してます
24/01/17 23:23 (dcDG7GJa)
11
投稿者: (無名)
しっかりたのんまっせ
24/01/18 19:30 (Ye5Gw2M5)
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