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女神讃歌2
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:女神讃歌2
投稿者: 子犬
浩介編が始まりますので2章としました。
書き込みが少なくて、若干寂しいですね。
感想をお待ちしております。


浩介が慌てて後を追う。
通りに出てタクシーを拾う。エレナが先に乗り込み、浩介も急いで従う。
「西麻布のラ・ネージュ・フォースター。」エレナが短く行き先を告げた。
ミシュランの三ツ星レストランの上に位置するという、四ツ星の称号フォースターを貰っている、日
本で唯一のレストランである。
「名前だけは知っています。人気のレストランだって事も。」車内の緊張に耐え切れずに、浩介がエ
レナに話しかける。
浩介どころか、東京中で今最も予約が取れないレストランとして、皆が名前くらいは知っていた。
「良く知っているじゃない。それなりに美味しいわよ。従業員の態度も悪くないわ。」エレナが答え
る。
浩介は考えた。一体この人は何者だろうか。普通にタクシーで、超一流のレストランに向かう。およ
そ庶民の考え方では無い。
自分の家も貧乏では無いが、行こうと思っても行けない店だ。おまけに予約とかしてあるのだろう
か。いつも満席の店の筈だ。
幼いながら、両親から放任されていた事で、世間の考え方や話した人間の分析には、小学生とは思え
ない鋭さが浩介にはあった。
その浩介がエレナの底知れぬ魅力に、ドップリと嵌るべく興味津々である。
どんな人なのか、浩介のエレナへの関心が深まっていく。
店に着いた。すごい人の数だ。50人は並んでいる。
まだ開店まで2時間以上あるらしい。列を作っている人達が話しているのを浩介は聞いた。
「参ったわね。こんなに早く来た事無かったから。」エレナの言葉に浩介は、場所を変えたっていい
と言うつもりだった。
「ちょっと浩介君、待っていてね。」エレナが携帯でどこかへ電話している。他の店を予約してくれ
ているのだと浩介は思った。
日本一の料理を食べられないのは少し残念だったが、仕方がないと思っていた。実際はどうする事も
できない筈だ。
エレナを見た。口調が少し怒っている様だ。責める様なセリフを相手にぶつけている。
電話が終わった。「さあ行くわよ、浩介君。」エレナの後を慌てて追う。
行列を無視してレストランの入り口の前まで行った。なぜだか扉が開いた。ズカズカと入っていく。
一瞬の出来事に信じられない浩介だったが、現にこうして中へ入る事ができたのだった。
「いらっしゃいませ、エレナ様。」
恰幅の良い店のオーナーみたいな人物が、エレナに頭を下げた。そして一番奥の個室に案内される。
「今日は入り難かったわ。次から考えなさいな。」エレナの指摘に、なお一層申し訳なさそうにその
人は詫びていた。
「まあいいわ、連絡もしていなかった事だしね。それよりもこの子初めてだから美味しいもの食べさ
せて、あたしはロマネを開けて。」
エレナの注文に、一礼したその人はインカムで指示を出し、続けて浩介に好き嫌いの有無を確認し
た。
浩介が好き嫌いは無いと答えると、またインカムで指示を出し、一礼して個室から出て行った。
「どうして入る事ができたのですか。」浩介は一直線な質問をぶつけてみた。完全にエレナの事を尊
敬している口調だった。
「どうしてって、知り合いが居るからよ。さっきのがオーナーだけど、昔からの知り合いなの。」タ
バコを燻らせながらエレナが言う。
浩介は信じられないでいた。いくら知り合いであっても、ここまでの我侭は通らない筈だ。そこまで
の知り合いとはどんな関係なのか。
エレナの答えに納得できない浩介にエレナが言う。「あのオーナーはね、あたしの作ったものが大好
物なのよ。フフフ。」
意味深な笑いでエレナが続ける。「だからご馳走してやってる代わりに、あたしもご馳走して貰って
る訳なの。そういう関係よ。ウフフ。」
浩介には理解できない答えがエレナから出る。その時浩介の一品目とエレナのワインと前菜が運ばれ
てきた。
「その内にゆっくりと教えてあげるわよ、さあ召し上がれ。フフフ。」エレナは謎掛けに満足してい
る様だ。顔が笑っている。
浩介は出された料理を口に入れた。
美味い。今まで食べた料理とは次元が違う。素材、手間、技術どれもが卓越しているのだろう。
「どう、おいしい。」悪戯っぽくエレナが聞いた。
「はい、こんなに美味しいもの生まれて初めてです。流石日本一だと思います。」本心からそう思
い、浩介は答える。
「どんどん出て来るから沢山お食べなさいな。また連れてきてあげるわよ。」優しくエレナが言う。
浩介は無心に食べていた。ふと見るとエレナが見ていた。途端に恥ずかしくなる。
「どうしたの、沢山食べないと大きくなれないわよ。」
エレナに見詰められると緊張する。
ワインが半分以上空いている。エレナの頬が少し赤らんでいるのが解る。本当に綺麗だ。
どんどん料理が運ばれてきて、浩介は全てを満喫しながら平らげていた。エレナの方もワインを空に
していた。
これからデザートになる。エレナはここで追加のワインといつものスペシャルメニューをオーダーし
た。
「オーナーにちょっと挨拶してくるわね。」エレナはそう言って個室を出ていった。
その間にワインがニューボトルに替えられる。
「トイレだな。」浩介は推理し、エチケットも考えた言い訳だと思っていた。
自分の推理力に満足し、声を上げて笑いたい気分だった。
しかしその頃オーナー室では、跪いて顔を上げたオーナーの口に、エレナが躊躇なく放尿していた。
始末した紙も口中に捨てていた。
浩介の推理も正解だが、エレナも嘘は付いていなかった。
オーナーがエレナの作ったものが大好物というのも嘘では無かった。
エレナが戻り、また2人になった。デザートも美味しい。いくらでも食べられる様な味だった。
エレナが注文したメニューが来た。雑炊みたいな食べ物だと浩介は感じていた。
「先生の料理は、何という名前なのですか。」思い切って浩介は聞いてみた。
「うーん、コラーゲン雑炊かな。食材は全部無農薬で、気に入っているのよ。あたしにしか出さない
メニューだしね。」
エレナの答えに浩介は食べたい衝動に駆られた。どんなに美味しいのか興味が湧いていた。
「食べてみたいの。」エレナが聞く。
「少しだけでいいです。食べたいです。」浩介はエレナに気持ちが伝わっていた事が嬉しかった。
エレナは自分の食べていたスプーンで、小皿に一口分だけ掬い浩介に渡す。
「少しクセがあるかもよ。でも体にはいいものばかり使っているからね。」
「いただきます。」すぐに口に入れた。味なんて解らなかったが、美味しいというのだけは感じた。
それよりもエレナが食べていたスプーンに付いた食べ物だという事が、嬉しい気持ちでいっぱいにな
って味わう暇など無かった。

2010/12/14 09:58:28(xmR6.tJn)
47
投稿者: 子犬
これにエレナが大笑いした。
「あははは、可笑しいわね、お前は。あははは、いいわ、足裏様に免じて逝かせて
あげるわ。足裏様に感謝するのね、はははは。」
「はい、有難うございます。エレナ様、服従のキスをさせて下さい。」浩介がお願
いした。
「なーんだ、足裏様じゃないのね、フフフ。いいわ、許してあげる。」エレナから
の許可が出た。
浩介は厳かに遂行した。最後のキスで足裏に顔を埋めて、感謝の言葉を口にしなが
ら射精したのだった。
「エレナ様ぁ、服従のキスとお慈悲を有難うございました。」今度は床に頭を付け
て礼を言った。
「床これで拭いて、お前は顔洗ってきなさい。あと目も洗ってくるのよ、薬用意し
ておくから。」ティッシュを渡して、エレナが言った。
浩介は返事をし、急いで床を始末して洗面所で顔と目を洗った。鏡を見ると目は真
っ赤だったが、不思議と顔の腫れは引いていた。
たぶん薬が効いたのだろう。
リビングに戻るとエレナから目薬を渡された。すごく沁みたが我慢した。効き目が
すごいのだろうと予測した。
「おいで、浩介。」エレナがソファーで手を広げていた。
浩介は意味が解らずに、ただエレナの方に近付く。ギリギリまで近寄り、跪こうと
した。
「もっと近くにいらっしゃいな。」浩介を制し、エレナが言った。
浩介は膝立ちのままでエレナに近寄る。エレナは近寄った浩介を胸に抱いた。手で
頭を撫でている。
「今日は良く頑張ったわね。偉かったわよ。あたしも少し厳しいかなって思うとこ
ろがあったけど、よく付いて来れてたわ。調教としては
あたしは物足りなかったけど、こんな生活が続くのよ。これで最後の確認にするけ
ど、本当にいいのね。もう人間扱いしないわよ。」
浩介はこんな感じでエレナに褒めて貰えるとは予想もしていなかった。体中が嬉し
さで震えた。
「何度聞かれても答えは替わりません。エレナ様の奴隷になりたくて、そして奴隷
にしてもらえた事で十分なんです。」
浩介はエレナの甘い体臭に酔いながら答えた。
「意思は固いのね。だったらあたしの上半身に触れる機会は無くなるから、忘れな
い様になさいな。もう人間のお前とはお別れだから。」
言いながらエレナは、浩介を強く胸に抱いてあげる。
まるでこれから体験させる苦行への、罪滅ぼしに見えた。
浩介は幸せだった。抱きしめてくれた事よりも、褒められた事の方が嬉しかった。

11/01/29 12:17 (CNHTx9P9)
48
投稿者: 子犬
「今何時なの。」エレナが浩介を自分の胸から離しながら聞いた。
浩介はすぐに姿勢を正して跪く。頭を擦り付けて答えた。「4時になったばかりで
す。」
「じゃあ、走るよ、お前も付いておいで。」エレナが命じた。
エレナは朝のジョギングが日課になっていた。体調管理の面でもプロポーションを
保つ意味でも続けていた。
エレナは昨日購入した品物の中から24カラッツのスウェットを取り出した。Tシャ
ツはエルメスだ。
「お前も早く用意なさいな、置いてくわよ。ほら、急ぐのよ。」着替えながらエレ
ナが言う。
エレナに急かされ、浩介も用意する。学校の体操着くらいしか無かった。
季節は夏だが、まだ薄暗い。エレナに尋ねると、3~5kmくらい走ると言われた。
ここから学校までが、約1kmなので、その先の通りまで出て折り返せば、およその
距離になる。
浩介はエレナに了解を求め、承諾を受けた。ジョギングのスタートだった。
半歩後ろから、浩介がコースを案内する。並木道で歩道が広く、走り易いコースだ
とエレナが褒めた。
浩介は嬉しくなって付いて行く。だが途中から浩介のペースが落ちる。体力が無か
ったのだった。
いつも部屋に閉じこもりゲーム三昧の体は、小6といえども不摂生が祟っている証
拠であった。
エレナのペースは落ちない。浩介は仕方なく手前で曲がる様にエレナに告げる。
何とか家まで辿り着いたが、エレナの方は不完全燃焼ぎみだった。およそ2kmちょ
っとしか走っていないだろう。
エレナは浩介の狡さに少し腹を立てたが、また同じコースを一人で走って帰ってき
た。
玄関を開けると、浩介が跪いている。エレナを確認すると、本当に申し訳無さそう
にしている。
「エレナ様、ごめんなさい。全然役に立ちませんでした。」そう言って、頭を擦り
付けていた。
エレナは無言で浩介の頭に足を載せた。もちろんジョギングシューズを履いたまま
である。タオルで汗を拭っている。
「役に立たない奴隷はいらないわ。」厳しい口調が浩介に刺さる。
「ごめんなさい、ごめんなさい、エレナ様。」浩介が必死に謝る。またエレナを怒
らせてしまった。
「どうして付いてこなかったのかしら。」エレナは強く浩介の頭を踏みながら尋ね
た。
「うぅー、ごめんなさい。」踏まれている頭の痛みに耐えながら、浩介はそう答え
るのがやっとだった。
エレナは考えた。浩介はもうすぐ学校である。今痛め付けると休ませる事になる。
初日からそれはまずかった。
一目見た時から体力が無さそうなのは見抜いていたし、これ以上の体罰は止めてあ
げる事にしようと思っていた。
「このまま上がれる様に裏を舐めなさい。」そう言って靴裏を浩介に向ける。
「はい、有難うございます。」浩介にはご褒美みたいなものだ。夢中で舐める。
新品のシューズだったが、裏は汚れていた。舌に砂や小石の感触を感じながらも、
丁寧に清拭した。
「こっちもよ。」頃合を見てエレナが、乱暴に足を代えて浩介に命じる。
左右とも綺麗に舐めた。浩介はこれが罰なら何度でも受けてもいいとさえ思ってい
た。
「口濯いできなさいな、リビングにいるから。」エレナは浩介の顔を蹴る様にして
告げた。
「は、はい。」言い付け通りに口中を洗う。歯も磨いた。そしてエレナの待つリビ
ングに急いだ。
エレナはソファーに座ってタバコを吸っていた。高く足を組み、足先を揺らしなが
ら浩介を睨み付けている。
「遅いわよ、お前は、甘えてるの。」エレナの叱咤だ。

11/01/29 12:19 (CNHTx9P9)
49
投稿者: 子犬
浩介は青くなって前に跪く。まだ罰も終わっていないのだった。頭を擦り付け謝っ
た。
「フン、立ちなさい。ズボンとパンツを脱ぐのよ。早くなさいな。」矢継ぎ早にエ
レナの命令が下る。
浩介はエレナの目の前に晒すのは恥ずかしかったが、命令には背けない。仕方なく
顔を赤らめながらも、エレナの前に立った。
「何よお前、怒られてんのに起ってんじゃない。これから罰を受けるのよ、解って
るの。」
エレナは靴先で浩介を弄りながら、意地悪く言った。
浩介はエレナに構われている時は、殆ど勃起している。どうしてもそうなってしま
うのだった。
「手は後ろに組んで、腰を前に出して。」厳しい目を浩介に向けて、エレナが命じ
る。
「はい。」浩介は返事をして、言い付け通りの体勢をとった。何をされるのか不安
で堪らない。
次の瞬間、凄まじい痛みが浩介の下腹部を襲った。
「ホォウッ。」悲鳴に近い声を上げて浩介が床に転げ落ちた。
エレナは笑っていた。浩介の下腹部をエレナが強く蹴り上げたのだった。
「あははは、まだまだよ。体に教えて上げるわ。ほら、同じ体勢になるのよ。早く
おし。」
足元に崩れた浩介の頭を蹴りながら、エレナが笑いながら命じた。
浩介はあまりの激痛に動けないでいた。しかしまた時間を掛けてエレナの機嫌を損
ねると、どういう目に合うか想像できない。
やっとの思いで立ち上がり、同じ体勢をとる。
「次は倒れたら許さないわよ、フフフ、おらぁ。」さっきよりも強い一撃が浩介を
襲った。
「ハァウッ。」浩介は倒れる事が出来ない。股を閉じて必死に我慢していた。
それでもエレナは股を開く様に命じ、次々と蹴り上げてくる。もう我慢ができな
い。とうとう浩介は倒れてしまった。
「倒れたら許さないって言ったでしょう。どうして聞けないの。」エレナが立ち上
がる。
そして倒れて蹲っている浩介の鳩尾に渾身のキックを見舞う。なおも丸まった浩介
の体を蹴り続けた。
浩介は意識が朦朧としてきた。殺されるかもしれないと感じていた。
エレナは今回の罰では、体罰を止めてあげようと一旦は決めていた。
しかしジョギング以降の浩介に、まだまだ躾が足らないと思い、考え直したのだっ
た。
服で隠れる部分に的を絞って、痛め付けるつもりだった。当然学校は休ませないで
行かせる。
「ほら、もう一度立ちなさい。」エレナが命じる。
浩介は立っているエレナの足元に畏まり、謝罪の言葉を繰り返した。「エレナ様、
もう許して下さい。ごめんなさい、ご、ごめんなさい。」
その浩介の背中に足を載せエレナが言い放った。
「お前、何で言葉しゃべってんのよ、お前に言葉が許されるのは、あたしが質問し
た時だけよ。あとは返事と感謝以外認めてないのよ。」
蹴り付けながら立つのを急かす。
浩介は立ち上がった。痛くて涙で顔がグシャグシャになっている。
立たせた浩介にエレナが蹴りを見舞う。脇腹、太もも、腰、背中、そして下腹部
へ、容赦の無い衝撃が繰り返された。
「ほら、ちんちん蹴って下さいって頼みなさいな。」無慈悲な命令をエレナがす
る。
浩介は口をパクパクさせるだけで、言葉も話せなくなっていた。
そして最後に、助走を付けた蹴りが、浩介の下腹部をまともにヒットしたのだっ
た。
浩介は糸の切れた人形の様に崩れ落ちた。肩で息をしている。動く気力は無さそう
だった。
エレナは浩介の肩を蹴って仰向けにして顔を覗き込んだ。目は虚ろだが意識はあり
そうだった。
シューズのまま、まともに顔を踏み付け、軽く踏み躙った。
「許してほしいのなら舐めるのよ。」エレナが命じる。
浩介は舌を出して、エレナのシューズの裏を舐め始める。ゴムの味しかしなかった
が、無我夢中で舐めた。
シューズ越しに浩介の屈服を感じ取ったエレナは、同じ様に反対側も舐めさせた。
エレナはソファーに座り、足元をシューズで叩いて言った。「這っておいで、ここ
まで。」
言い付けに浩介が従う。跪こうとしたが、下腹部と太ももが痺れていて、土下座の
姿勢がとれない。
横向きに寝ている格好しかとれなかった。それでも床に頭を擦り付けた後、両手で
上体を起こしてエレナを見た。
「脱がして、口でよ。」組んだ上の方の足を、浩介の口元に突き付ける。
「はい。」浩介は踵の部分を噛んでずらし、つま先部分を咥えてうまく脱がした。
シューズの材質が布地だった事もあり、歯を立ててもキズにならなかったので、噛
んで力を入れられたのが幸いした。
「靴下もよ。」エレナの命令に、シューズと同じ手順で脱がした。スニーカーソッ
クスだったから比較的簡単だった。
「靴下臭いかしら、フフフ。」エレナの言葉に浩介は、咥えていたソックスを床に
置き、鼻を付けて大きく息を吸った。
爪先部分、足裏部分、どこにも匂いは無い。新品の匂いしか無かった。
「いいえ、何も匂いません。新しい商品の匂いしかしません。」浩介が素直に答え
た。
「あははは、匂いしないの、残念だわね、フフフ。いっぱい走ってきたのにね。汗
も竪いたのに不思議だわ、ウフフ。」
浩介の顔の前で、エレナが素足を揺らしながら笑う。
浩介は服従のキスをリクエストしたかった。だが最後に靴の裏を舐めた時にも、許
すとは言われていない。
「舐めさせて下さいは、ウフフ。」
そうしたいと思っていた浩介の頭上から、エレナの有り難い言葉が聞こえた。
「エレナ様、おみ足を舐めさせて下さい。」信じられないご褒美だったが、すぐに
浩介は答えを返した。
「いいわ、舐めさしてあげる。味が濃くて美味しいわよ。隅々まで綺麗にしなさい
な。浩介、丁寧に舐めるのよ。」
エレナの許しが出た。浩介は舌をいっぱいに伸ばして、足裏に顔を擦り付けた。

11/01/29 12:20 (CNHTx9P9)
50
投稿者: 子犬
今迄のエレナの足裏と違う、若干な塩辛さがあった。いくら舐めても飽きない淫靡
な味が、口中に広がっていく。
浩介は舐めている内に、痛みを感じなくなっていった。普通に膝が折れる様にな
り、跪く姿勢をとれていた。
「違うわよ、浩介。綺麗にする舐め方はそうじゃないわ。もっと犬みたいに舐める
の、ベッドのやり方とは別なのよ、フフフ。」
言いながらエレナが浩介の鼻を足指で摘む。
浩介は言われた通りにする。顔は擦り付けずに、舌だけを長く出して、それこそ清
拭する様に、ペロペロと舐める。
「そうよ、舌だけでやるのよ。これはあたしが外出から帰った時や、あたしの足が
汚れている時なんかの舐め方だからね。」
エレナが優しく教えてくれた。浩介は味が無くなるまで舐め続ける。
「足の甲と指も舐めていいわよ。この奉仕は踝から下を綺麗にするの。浩介にはピ
ッタリの仕事だわね、そう思わないかしら、フフフ。」
浩介の舌を足指で摘みながら、エレナが楽しそうに言った。
「はい、ぼふにびったひでふ。」舌を挟まれながら、浩介が言葉にならない返事を
返した。
浩介はこういった足舐めが好きだった。顔を擦り付けられないのは残念だが、十分
に味を満喫できる。
エレナの足の位置によって、浩介の顔が下がる。どんどん頭が下がり、這い蹲って
いかなければならない。
エレナが面白がって、組んでいた足を組み替える。舐めている方の足が、床に付い
ている格好になった。
浩介は床に頭を擦り付ける様にして、エレナの足の甲を舌で拭う。指の間にも舌を
這わせ、丁寧に舐め拭う。
エレナがそのまま爪先を上げる。浩介は床と足裏の隙間に顔を入れて、エレナがや
らせようとしている事を理解した。
片側の頬を床に付け、首を横に向けながら足裏を舐める。姿勢は厳しいが、エレナ
はこのやり方を望んでいると、浩介は考えていた。
エレナは満足そうな顔で笑っていた。床に這い蹲り、爪先しか浮かせていない足裏
を、無理な体勢なのに懸命に奉仕している。
そのまま爪先を下ろし、力を入れずに浩介の頬を踏む。そして軽く左右に捻る。
浩介は片頬に掛かる甘い荷重と、エレナの柔らかい足裏の皮膚の感触に酔いしれ
た。
「フフフフ、似合ってるわよ、浩介。そこがお前の居場所だものね。まだ味はする
のかしら、そろそろ反対に移るわよ。」
浩介の頬の上に、完全に足を載せてエレナが言った。
浩介は床に付いていた踵が浮いたのを見るや、すぐさま舌を這わした。踏み付けら
れながら舐めている。
「ほら、こっちに移りなさい。脱がして。」エレナは脱がせ易い様に足を組み直し
てくれていた。
浩介はさっきよりも早く、シューズと靴下を脱がす。
「あはははは、少し上達したわね。さあ舐めなさい。」一生懸命な浩介が、エレナ
は可笑しくて堪らない。
エレナはそう命じたのだが、組んでいた足を解いて、両足とも床に付けた状態にし
ていた。
仕方なく浩介は、床に付いたままの足を、甲の部分から舌を這わした。
しはらくして舐め終わった方の足が、浩介の肩のあたりに載せられた。

11/03/10 21:52 (nKf5wSmr)
51
投稿者: 子犬
エレナは舐めさせながら、親指から順に反らしていった。反らされた指から順に、
浩介が咥えながら清拭する。
爪先が上がる。今度は足裏への指示である。
浩介は、肩に載っているエレナの足が落ちない様に注意して体を捻り、床と足裏の
隙間に顔を入れる。
舌を出して舐める。この屈辱的な奉仕のやり方が、浩介に異常な興奮を齎してい
た。
「舐め方が遅いわよ。もっとベロベロ早くなさいな。嬉しいんでしょう、お前
は。」エレナの叱責が遥か頭上から聞こえる。
「ごめんなさい、早くします。」浩介はそう返事をして、舐めるペースを上げた。
しかし体勢が悪く、上手くいかない。
その上、いつの間にかエレナの足が、肩から頭に移動してきた。床に横向きに付け
た顔を足裏で固定されている。
「もっと首を捻って、上を向くの。それで舌を出しなさい。」エレナが足下の浩介
を見ながら命令する。
浩介はなおも体を捻った。そして首の間接も、限界になるまで曲げて舌を出した。
「そうそう、あたしが手伝ってあげるわ、フフフ。嬉しいでしょう、あははは。」
エレナが笑いながら、浩介の出した舌に、自分の足裏を擦り付ける。かなり加減が
無い、強い力で擦り付けている。
まるで雑巾で足を拭いているかの様であった。浩介の舌が乾いたら口に入れさせ、
また出させて奉仕を繰り返させる。
エレナは無意識の内に、舐めさせながら踏み付けている足の力が強くなっていた。
浩介は床と足裏に顔を挟まれ、頬が潰れる様な痛みと戦わなければならなかった。
こめかみから頬骨にかけて、激痛が続いている。でもエレナに仕える事は許されな
い。今はご褒美の最中なのだから。
ふいに指の付け根を口に押し付けられる。指の間を舐めろという事なのだろう。
浩介が指の間を舐めていると、エレナが器用にその舌を足指で挟む。痛いが心地良
い感触が、浩介を突き抜けた。
しばらく舐め作業が続く。浩介はこの時間が永遠に続いてくれたらと、心から思っ
ていた。
エレナには浩介の満足度など知る由も無いのだろう。軽蔑した様に見下ろし、淡々
と足の清掃をやらせている。
どのくらいの時間が経過しただろうか、やっと浩介の頭からエレナの足が下ろされ
た。
「いいわ、跪いて。」短くエレナが命じる。
浩介は頭の痛みから解放されて、急いで起き上がって跪いた。
「エレナ様、有難うございました。」すかさずお礼を言う。
浩介の感謝を聞いたエレナだったが、意味深に笑いながら返した。
「まだよ、この奉仕には仕上げがあるの。それはね、ウフフ、お前にはまだ無理か
もしれないわね。」
浩介は床に頭を付けた状態で聞いていたが、この仕上げが何なのかが解らなかっ
た。
ただエレナの意味深な言葉に、浩介はまだ何かしらのご奉仕を許される、という期
待で胸が膨らんでいた。
「エレナ様、仕上げのやり方を教えて下さい、お願いします。」浩介が質問する。
「ウフフ、知りたいのかしら、解ったわ。顔を上げなさいな。」エレナが浩介に言
った。
「はい。」浩介は返事をして頭を上げる。もちろんエレナの組んでいる足に、頭が
当たらない様に注意を払いながらである。
そしてエレナを見た。笑いながら見下ろしている。目の前には舐めたばかりのエレ
ナの足が揺れている。
「お前はまだ口が小さいのよね。仕上げはこの足を、口いっぱいに頬張るのよ。喉
の奥に指が触れたのを確認して終わりなの。」
浩介は絶句した。この大きい足を頬張るのだ。もちろん歯を立てたりしたら怒られ
るだろうし、時間を掛けすぎても駄目だろう。
エレナの足は25cmある。ほっそりと見えるが、それは長さがある為で、幅もそれ
なりにある。
現状の浩介では、指2本で丁度良く、3本咥えるときつくなる。こじいれても4本入
るか否かであった。
それを5本全部と、ましてや喉の奥までだなんて、指の付け根までをも口中に入れ
なければならない。
絶対に無理だった。でもエレナはやれと言っている。一体どうすれば良いのだろ
う。
「フフフ、どうしたの、お前の喉チンコを触って終わりなのよ。やれるのかしら、
奴隷ちゃん、ウフフ。」
虚ろな目をした浩介の鼻を、足指で挟みながらエレナが問う。軽く左右に振り回
す。
エレナの足先で翻弄されながら、浩介は覚悟を決めた。ご主人様が望んでおられる
のだ。
たとえ体の一部を失う事があっても、エレナの要求は無視できるものでは無いのだ
った。
対応を辞退した途端に、このエレナから受ける足先での弄びも、一生涯に渡って終
わってしまうであろう。
「できないかもしれませんが、挑戦させて下さい。無理にでもこじ入れられたいで
す。」浩介はそう答える。
浩介はエレナを見た。女神は笑っている。自分の返事に満足してくれたのだろう
か、優しい目を向けてくれていた。
鼻を摘んでいるエレナの足が、そのまま上にずれて、浩介の顔をやんわりと踏ん
だ。
浩介の顔はエレナの足に隠れ、殆どが見えなくなっている。
幅は僅かに両頬の端が出ているが、長さは土踏まずから先の部分で、十分足りる程
度しかなかった。
そしてエレナは軽く踏み躙りながら、静かに語りかける様に浩介に言った。
「あたしの足は、お前の顔より大きいのよ。それでもやりたいのかしら。絶対に無
理だと思うわよ。」
エレナの言葉は尤もだった。物理的に無理なのだし、やる気だけではどうにもなら
ないのだから。
浩介もそれは解っていたが、拒否できないエレナの命令なのだ。出来る訳が無くて
も、やらなくてはいけないのだ。
若干の沈黙の後で、浩介が覚悟を決めて話した。
「で、でもエレナ様がお決めになった仕上げなので、僕は出来る様にしたいんで
す。出来る様になりたいです。」
浩介は勢いで言っているのでは無かった。エレナに忠実でいたいという気持ちしか
持っていないのだ。
エレナは足先を浩介の口元へ向けた。無理であるのを解らせるつもりで、敢えてや
らせてみる。
「ほら、自分で入れてごらんなさいな。ウフフ、歯が当たらない様に注意するの
よ。」
エレナが笑いながら命じる。
エレナはもし浩介ができなかったとしても、叱らないで許すつもりでいた。
ただ足元に居る哀れな奴隷が、無理を承知で仕えようとしているのを目の当たりに
し、どこまでやれるのか試したかった。
「はい、有難うございます。失礼します。」
浩介はそう返事を返し、すぐにエレナの足先を頬張った。
だがどうしても指全部を口の中に入れる事ができない。浩介はこれ以上開かないく
らいに口を開き、エレナの足先を口中に誘導する。
自分の手で口を横に開き、何とか全ての足指を入れようとするが、小指がどうして
も入りきれない。
大きく足を組んだ女神の前で跪き、差し出された足先を、手を膝に乗せたまま一生
懸命

11/03/10 21:53 (nKf5wSmr)
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