パーキングに車を入れて、俺はシラフに『大丈夫?何か飲み物買って来ようか?』と聞くと、シラフは『ごめんなさい、スポーツドリンクか何かお願い出来ますか?』と言うので、俺は『じゃあ、車を取りながら何か買って来るよ』と車を離れた。
俺は自分の車に戻りながら(俺は何してんだ?)と思ったが、車に乗る前に自販機でスポーツドリンクを二本買って、俺もコインパーキングに入った。
シラフの車の隣に車を止めて、シラフの運転席のドアを開けて、俺は『はい、大丈夫?』と乗らずに帰ろうと思い、スポーツドリンクを渡すと、シラフが『ありがとうございます、お金払いますから乗って下さい』と言われたが、正直眠かったので俺は『おごるから、お金はいらないよ』と言うと、シラフは『これもありますよ、少し休みましょうよ』と、俺がラーメン屋を出た時に買った珈琲を見せた、俺は何となく『あっ、そうか、じゃあ飲んでから帰るね』と車に乗った。
そこでお互いの名前と、酔っ払いの名前を教えてもらった。
C子(酔っ払い)が今日はやけ酒だった事や、B子(シラフ)は仕事仲間だと教えてくれていた。
少し雑談をして俺が『そろそろ帰るね』と言うと、B子が『今度、今日のお礼しますから、携番教えてもらえますか?』と言うので携番を教えて帰った。
その日の夕方にB子から電話が来て、明け方のお礼を言われ、C子も電話口に出て『ごめんなさい』と言われた。
俺はその電話だけで終わったものと思っていたが、次の週の半ば頃の夜にB子から電話が来て、金曜の夜にC子のおごりで食事をしようとの誘いだった。
俺は予定も無かったので誘いに乗った。
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