続きです。
クリスマス、正確にはクリスマスの直前の土曜日の夕方。
指定されたレストラン。
「ごめんね。おまたせ~。」
「まこ・・・・・! いいねえ! 自分で選んだの? 」
「うん。正確にはお店の人が見立てくれたんだけど。。。。 似合う? 」
僕が着て行ったのは、ライトグレーのタイトスウェットワンビース。ピッタリとした細身のスウェットシャツの丈がそのまま膝上まであるやつ。
「いいねえ! ミニは初めてじゃん。気にならない? 」
「大丈夫よ。下がすぼまってるから(^^)v 」
「脚組んでみてよ」
「そんなにガン見しないでよ(^^;; 」
喜んでくれた。
食事のあとに連れて行ってもらったのは、よ〇うりランドのイルミネーション。すごくきれいで僕はテンションあがってしまって、混んでいてたくさん人がいたにもかかわらず、かなりはしゃいでしまった。
途中でトイレに行かせてもらって、鏡の前でグロス入りのリップをつけてみたのに。。。。。
「ねえ! そろそろ気づいてよ! あたしなにか変わってない? 」
「うん? あ! ・・・・・ メイクしたの? さっきトイレ? ・・・・いいねえ! 」
「おそいっ! 」
「補導されるぞ・・・・」
「ひっどい・・・・ リップだけだもん」
「口だけなの!? 他もしてるのかと思った。。。。 白いからそれだけですごく変わるんだな。。。。。 いいねえ。」
喜んでくれた。
彼の部屋に帰って、ペタンって座ったら
「まこさあ、女の子座りするようになったじゃん。痛くないの? 」
「え? 痛いって? ううん、前から普通にできるよこれ。 」
「いいねえ。。。。。 あのさ。。。セーラー服に着替えてきてよ今。今日メークしてるし。」
「いいけど。。。。 でもメークっていってもリップだけなんだけど。。。。。 (せっかく喜んでもらおうと思ってこれ着てきたのに・・・・・) 」
「お待たせ。 えっ! ちょっと! どうしたの? 」 僕の手を引いてベッドに連れて行かれて寝かせようとするし、なんかいつもと雰囲気が違う。
「いいねえ。。。 スカートの裾が乱れるのを気にするし、脚も開かないようにするんだ。。。。」 僕のおなかの上にまたがって両手首をつかんで大の字にさせて上から僕を見てる。
「・・・・どうしたの? (少し怖いよ・・・・) 」
「まこ・・・・・ いまは、まこは、まこ? それとも、まこと? 」
「・・・まこだよ・・・・」
少しがくがく震えてしまった。
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