上野の映画館と地元の公園で自分の変態欲求を満たすようになりましたが、やはり不特定多数の人たちと関係をもつのは病気などが怖いです。だったら、安全で定期的に会える特定の人を作れればそれが一番いいかもしれない。そう思って無料のゲイの人用出会いサイトを幾つか見て回り、書き込むようになりました。もう「やめる」選択はなくなっていました。
映画館や公園ではあんなになるのだからと簡単に考えていましたが、ネットの出会いはそう簡単でもないようでした。こちらの書き込みに反応してくれる人がいても、やり取りしていく中で好みや希望が違うのがわかったり、予定が合いそうもなかったり。そんな中で、一人の男性と会うことになりました。
50代後半のサラリーマンで、背が高く大柄。私は「自分からは何もできないけど、痴漢してくれてアナルを優しく開発してくれる年上の人」という、結構わがままな希望を書いていたのですが、その方はこれまでに2,3人のアナルで「トコロテン」させたことがあるそうで、気持ちよくさせるのが好きだからただ任せてくれればいいということでした。これまで年上のおじさまとばかり関係していたこともあり、甘えられそうなこのおじさまに会ってみたい、と思いました。
予定のあった休日に近くのスーパーで待ち合わせ、いざお会いしてみると、180cmくらいでがっしりした、精悍な感じのおじさまでした。ぱっと見女性にもモテそうで、こんな人が私なんかを?、と不思議に思いながら、車に乗せてもらいました。
実際に会うまでのやりとりで、してほしいことをたくさん伝えていました。おじさまはそれを覚えていてくれて、運転し始めるとおじさまの手が私のおちんぽに伸びてきます。「こんなことしてほしかったんだね。明るいところでちんぼ出したかったんだ」。うつむきながらも「はい・・・」と答え、自分からズボンを脱いで、すっかり勃起したおちんぽをいじってもらいました。明るい日の光の中で他人の手が私のおちんぽを好きなようにいじっている状況に、もう大興奮です。「こんな明るい中で、こんな勃起させて本当に変態だ・・・」「信号で停まったら見られちゃうよ」。言葉責めもお願いしていたのでした。
この日は、「どこか人気のない公園へ行こう」ということになっていました。おちんぽを弄ばれながら、あらかじめ見ていた公園に行ってみたのですが、意外にも人がいて、とてもそんな感じではありませんでした。わざわざ会いに来てもらったのに申し訳ない……と思っていたら、「じゃあ、ホテル行こう」と提案されました。
可能性は考えていましたが、ホテルに2人きりで入るのか、と思うと不安もありました。暴力などはともかく、これまでは相手は服を着たまま痴漢されることがほとんどだったのに、ホテルとなれば相手も全裸です。以前書いたように温泉旅館で偶然起こった事以外、そんな経験はありませんでした。その場になって、相手を拒否したくなってしまったらどうしよう。
でも、おじさまは私に会うために車を走らせてきてくれているのに、「ホテルはちょっと」なんて言い出せません。自分からは何もできません、ということはしつこく伝えていたので、大丈夫だと自分に言い聞かせ、おじさまがたまたま知っている、というラブホに連れて行ってもらうこととなりました。
そこはモーテル式で、受付で見咎められることもなく入室。部屋に入るとすぐにおじさまから指示が出てきました。「じゃあ、自分で服を脱いで、裸を見せなさい」。ハードなSMは嫌ですが、言葉でいじめられたいと思っていた私は嬉しくて、勃起しながら服を脱ぎ全裸になりました。パンツに押さえられて跳ね返るおちんぽもしっかりと見てもらいました。服を脱いでいる姿自体も恥ずかしくて情けないのですが、それも興奮材料になってしまうのでした。
「いい子だ。そこのソファに座ってアナルを見せなさい」という恥ずかしい指示に喜んで従います。ソファに膝立ちで座って、アナルを自分で広げて見てもらいます。すでにシャワー浴びてきたことも伝えていたので、尻たぶをなで回していた指先が軽く爪を立てるようにツーッと滑ってアナルをくすぐり始めました。
ゾクゾクして腰をくねらせあえぐ私に、さらに「ここをどうしてほしかったのか言って」とおじさまが責めてきました。やっぱり口に出して言うのはすごく恥ずかしいのですが、ホテルなんだし言わなきゃと思い、おじさまに誘導されながら伝えます。「ボクの恥ずかしいアナルをかわいがってください。おじさまのおちんぽが入るように開発してください」。
出かける前にシャワーを浴びてきていたので、言い終わるとおじさまが即座に「よくできたね」と言うなりアナルを舐めてくれました。自分からおねだりを言ったことで抵抗が減ってきて、私も声をだすようになっています。「ああん、嬉しいです。もっと気持ちよくなりたいです」「恥ずかしくて感じちゃいます」。
おじさまはまだだったので、一緒にシャワーを浴びることになりました。私は仮性の情けないおちんぽなのに対しておじさまのはずるむけていて、ちょっとグロくも感じます。ゲイの人だったら嬉しくなるのだろうけど、これを触ったりするのは抵抗あるなあ、と脱衣所では思いました。
順番に体を洗い、浴槽へ。後ろから抱きつかれる分にはいいかな、と思ってたら、兜合わせをしよう、と言われて前を向かされました。もう仕方ない、と身を任せ抱き合います。おちんぽ同士がぐりぐり当たります。エロマンガだとすごい快感みたいですが、実際はそれよりも相手のお腹にこすれるのが気持ちいいのでした。おじさまは手を回して抱きしめながらお尻をもんでくれて、私も身を任せながら気持ちよくなってきました。
あまり時間もないので風呂はそのくらいで出て、ベッドに行きます。「じゃあ、ローション持ってくるから、お尻だして待ってなさい」と指示があり、診察をうけるような気分で四つん這いになりました。これまでにも、映画館で痴漢をされた時に、ローションを塗られたり指やバイブを入れられたことがあったので、なんとかなるだろう、とは思っていましたが、でも気持ちよくなるものだろうかという心配がありました。
ネットで見る体験談などでは、アナルの快感を覚えると戻れなくなるそうですが、私は舐めたり触ったりまではものすごく快感だけど、挿入についてはこれまで気持ちいいと思えることがありませんでした。今回開発してもらえて、挿入されることの気持ちよさがわかるようになれば、相手に対して何も出来ず申し訳ないばかりでなくてすむな、と思っていたのでした。
浣腸とか洗浄とか怖いことするのかなと思っていましたが、まずは普通に、とのことでした。その前に「洗いたてを味わわせて」とアナルを舐めてもらい、お尻をあげたままつっぷしてもだえた後、ヒヤッとしました。おじさまの指が、ローションが下に落ちないようにヌルヌルとアナルを撫で回してきます。
1本目の指が入ってきました。根本まで入って、グリグリと回転されたり、ゆっくり出し入れされたりしていきます。痛みはないですが、異物感があります。おじさまは、すんなり入ったことに驚かれて「普段から遊んでるのかな」と聞いてきましたが、アナルはほとんど経験ないです、と答えると「じゃあきっと身体が向いてるんだね。2本めいくよ」と指が増えました。
2本めもそれほど抵抗なく入ったようで、おじさまが腕を回転させながら、指の出し入れをしているのが伝わってきます。でも、異物感が快感に変わるのかな?と思って待っていても、どうもそこまでにはスイッチが入らないのでした。
さらに3本になると、奥のほうがなんだか苦しいような、圧迫感が襲ってきました。内側を押さえつけられているような……でも気持ちいいのか?よく分かりません。頑張って耐えているのですが、この頃には出し入れも少し激しくて、ローションが乾いてきたのか擦れて痛い。
その後、おじさまは指をぐーっと奥で押し付けるような動きをしていて、すごい圧迫感とともに、尿意のような感覚がやってきました。会う前にトイレは済ませてきたのに。このままだと布団におもらししそうで、まずい!と思ったので「すみません、ダメみたいです……」と伝えてやめてもらうことにしました。ずるっと指が抜かれる時は、なんだかお腹を引きずり出されるような感じでした。
疲れたのもあってそのままうつ伏せになったところで、「どう、痛かった?」とおじさまが気遣ってくれました。会ってから思っていたのですが、Sというより私のためにSっぽくしようとしてくれる優しい方、という感じで、怖くはなく、気遣ってくれて嬉しいと思うのと、こんなにしてくれたのに期待に応えられなくて(気持ちよくなれなくて)申し訳ないという気持ちが強く、おじさまの方を向いて「ごめんなさい、がまんできなくて」と謝り、「初めてなんだからそういうものだよ、気にしないで」と、おじさんは飲み物を取ってくれました。
少し会話モードのようになったので、どんな感じだったのかを話しました。おじさまにとっては、締りがいいのに柔らかいいいアナル、だったそうですが、気持ちよくさせられなかったのが残念だったようでした。「最後、なんだかおしっこ出そうになっちゃって……」と言うと、それがトコロテンの感覚に近いものだったようで、更に残念がられてしまいました。
どうにも申し訳ないのと、まだいってもいないこともあり、「この後どうしましょうか。したいことがあったら……」と聞いてみると、「仰向けになって」、とまた指示がありました。おじさまは私の足を広げてM字にしてから、自分で足を支えるようにさせて、玉をローションの手で転がしながらしゃぶってくれました。アナルに集中して小さくなっていた私のおちんぽも大きくなって快感に集中します。
「気持ちいい時はちゃんと言うんだよ」と仰るので、「すごく気持ちいいです」「あん、恥ずかしいです」「嬉しい」と気持ちを伝えると、おじさまも喜んでくれて、おじさまが喜ぶのが私にとってもさらに嬉しく気持ちよくなるのでした。おちんぽにもローションが塗られ、「ビクビクして感じてるんだね」などと言われながら手でゆっくりゆっくりとしごかれると、もうたまらなくなり「おじさまの手が素敵です」「恥ずかしいところ、いっぱい見てください」「全部見て」と、自分でもどうかしているようなことを口走っていました。
そうしてよがっていると、おじさまが不意に「ちょっと、ごめんね」と言うなり覆いかぶさってきました。正常位に近い形でおじさまが私の上になり、私の下腹部におじさまのおちんぽがあたります。背の高いおじさまの頭が私の横に来た状態でおじさまが腰を振り始めたのです。
また不思議な感覚に襲われました。浴室の時はおじさまの顔が近づくことへの拒否感が強かったのに、今は、私の上におじさまの身体が重なり、体重をかけて私に密着してくれている状況が、女として抱かれているような錯覚を起こすのでした。さっきまでは私を気持ちよくしようとあれこれしてくれていたおじさまが、今は私に自分の性欲をぶつけてくれている。そう思うと、息を上げながら私におちんぽをこすりつけてくるおじさまがとても愛おしくて、もっと、おじさまのすべてを受け入れたくなってしまいました。
キスもしたくなったのですが、タバコを吸われる方なのでそれは出来ず、どうしていいのかわからないまま、私もおじさまの背中に手を回して抱きつき、「すごい、すごいです」「素敵」「幸せです」「感じちゃう」と囁いていました。自分でそう言っていると自身もどんどん気持ちよくなって、自分のおちんぽもおじさまのお腹に擦れて気持ちよく、「あっ、ダメです!だめ、あっあっ」と、いくとも言えずに私のほうが射精してしまいました。
どくどく出る精液で気づいたおじさまは「いったのか?」と尋ねてきました。恥ずかしいのと嬉しいので、答えられないままさらにおじさまにしがみつくと、おじさまもそのまま腰を振り続け、「うーっ」とうめくようにして動きが止まりました。熱い感じがお腹に伝わってきて、おじさまもいってくれたのだと分かりました。
おじさまが私でいってくれたことがものすごく嬉しくて、「嬉しいです、嬉しい。幸せです」と何度も言いながらおじさまにしがみついていました。ようやくおじさまが起き上がると、2人ともお腹が精液でベトベトになっていて、おじさまがティッシュで後始末をしてくれました。
その後、おじさまがシャワーを浴びて出てきてから、またおちんぽをいたずらしてくれたのですが、今度は「オナニー見せて」というので、足を広げて自分でおちんぽをしごき、おじさまにの目の前で二度目の射精を見てもらってから、私もシャワーを浴びて身支度をしました。
待ち合わせ場所にまた車で送ってもらい別れたのですが、その後はずっとこのことを思い出しながらオナニーし、次に会ってもらえたらどうしよう、という妄想に浸る日々が続きました。まるで恋してるみたいで、自身の快感より、おじさまが喜んでくれることが気持ちよくなると気付いたため、ああ、やっぱりなんとか我慢して、アナルでおじさまのおちんぽを受け入れたかった、自分の中でいって欲しかった、と悔しくなり、また次に会えたらキスでもフェラでもなんでもしてあげたい、と思うようになりました。
その後メールのやり取りをしながらこうしたことをおじさまに伝えていたのですが、残念ながらおじさまとの関係はそのまま流れてしまいました。お互いに既婚者のため、仕事や家族との行事などなかなかタイミングが合わないでいるうち、メールに書くこともなくなってきて自然消滅となったのですが、あんなにも「女」にしてもらったことが初めてで、何年か経った今も、また会えないものかなあ、と思い出しています。
それからさらに2年ほど経っています。今は映画館はあまり行かなくなりましたが、ときどき公園で痴漢してもらう一方、この時に会ったおじさまのような、女になることの幸せを感じさせてくれる方を求めて、ときどき掲示板に投稿することを続けています。