『19歳女装、男性経験3人。
SMの経験は手足の拘束と目隠し程度。
こんな感じですがお願いします。』
1ヶ月前、とあるサイトで見つけたM女装募集の投稿者で、カズヤさんと言う40代の男性に送ったメールです。
『先ずは素質があるか試させて』
そう始まったメールに従って、僕はオナニーと射精を我慢する生活を送ることになりました。
期限を知らされないまま、オナニーと射精を我慢する生活は、一週間、二週間と過ぎていきました。
射精管理に憧れてたので、軽い気持ちで従うことにしたんですが、これが思ってた以上に辛くて、射精すること以外考えれなくなっていました。
『ちゃんと我慢できてるか?』
『我慢してます』
『明日、20時に××ホテル。
首から下の毛は全て処理して来ること』
最初のメールから、ちょうど1ヶ月が経った一昨日の夜、久しぶりにきたメールで突然会う約束をさせられました。
脚や脇は、普段から処理していたんですが、初めてのパイパンは少し抵抗がありました。
それでも、射精とSMへの欲求を抑えられなくなっていた僕は、昨日の夕方、股の毛をツルツルにして指定されたホテルに行きました。
『16番の駐車場で待ってるから』
ホテルの駐車場に停めた車の中で、化粧と着替えをしてるとカズヤさんからメールがきました。
手が震えてアイラインを上手くひけないくらい緊張してたんですが、急いで用意を済ませてカズヤさんの車に行きました。
このホテルの駐車場は、1台ずつシャッターの付いた車庫が用意されているんですが、カズヤさんが車を停めている車庫に入って、僕は目を疑いました。
「咲希ちゃんかな?」
「はい」
「友達も着いて来たけどいいよね」
「リョウスケです。よろしくね」
初めてのSMで二人の相手と、突然ハードルが上がった気がしましたけど、この状況で無理と言うこともできず、僕は頷くことしかできませんでした。
「1ヶ月もオナニー我慢してたんだって?」
「はい」
「若いから辛かったろ?」
「辛いです」
「お利口にしてたら空になるまで搾ってやるからな」
二人共、見た目は少し怖いですが、僕の肩に手をまわしてきて、頭を撫でたりお尻を揉んだり、かなり気さくな感じで接してくれて、少しだけ安心していました。
「これに着替えて」
「ここで今ですか?」
「あれ?お利口にできないのかな?」
渡されたのは、乳首の部分に穴が空いた赤いシースルーのベビードールと、お尻の部分に穴が空いた赤いパンツ、赤いガーターベルトと太股までの網タイツでした。
スカートの中でパンツを穿き替えて、それまで穿いてたパンツを握り締めたまま着替えようとしてると、カズヤさんが手を差し出してきました。
僕はパンツを手渡しました。
カズヤさんはそのパンツを広げて、頭の上に掲げると、リョウスケさんと二人で笑い始めました。
「ピンクの可愛いパンツ穿いてたのか」
「この染みは何かな?」
「始める前から興奮して濡らしてたか?」
顔が火照ってるのが解るくらい恥ずかしくなりました。
恥ずかしくて二人の方を見れませんでした。
「早く着替えろ」
「はい」
僕はシャツの中でブラジャーを外してベビードールを着ると、パンツと同じように、ブラジャーもからかわれました。
ガーターベルトを着けて網タイツを穿いて、二人が車庫を出るのを待っていました。
「いつまで服着てんだ?」
「これ脱ぐんですか?」
「当たり前だろ」
「部屋行かないんですか?」
「行くよ」
「人に見られます」
「だから?」
「ヤバくないですか?」
「覚悟決めて来たんだろ?」
「いつまで経っても出せないよ?」
返事をせずに俯いてると、リョウスケさんが、正面から僕のお尻に手をまわして、軽い力で揉んできました。
お尻を揉まれながら、耳を舐められていました。
たったそれだけだったんですが、今までエッチした人達とは全然違ってて、僕は凄く気持ちよくなっていました。
「このまま、また1ヶ月お預けされたい?」
「嫌です」
「だったら言うこときかないと」
「はい」
耳を噛まれながら質問されて、噛まれることも気持ちよくなってた僕は、そのままスカートとシャツを脱いで、リョウスケさんに渡しました。
「外でこんな格好して勃起させて恥ずかしいな」
「その歳で本当に変態なんだな」
散々からかわれた後、僕の服を車内に置くと、代わりに大きな鈴が付いた赤い首輪を渡されました。
「ただの玩具になる覚悟あるなら自分で着けろ」
「はい」
「どう言うことかシッカリ考えて決めろよ」
着けたらどうなるんだろうって不安もありましたが、火がついた欲求を抑えられず、僕は震える手で首輪を着けました。
「ここから先、お前の意思は一切尊重しない」
「はい」
「わかったらケツ突き出して四つ足で歩け」
「はい」
カズヤさんは、首輪にチェーンを繋ぎました。
僕は両手を地面に着いて、お尻を高く上げた格好で、チェーンを引っ張られながら車庫を出ました。
シーンとしたホテルの駐車場に、カラーンカラーンと鈴の音が響いていました。
幸い誰も居ませんでしたが、人が来たらと凄く怖い上に、二人から僕の無様な格好をからかわれて、凄く恥ずかしかったです。
8階建のホテルだったんですが、SMの機具が置いてある部屋が、5階の部屋しか空いてなくて、二人は5階の部屋を選びました。
二人はエレベーターを素通りして、階段を上がり始めました。
恥ずかしい時間が続くのも辛かったですが、それ以上に腕と脚の疲れが辛くなっていました。
「痛いっ」
「ケツが下がってる」
リョウスケさんが後ろから、お尻を鞭で叩いてきました。
少しでもお尻が下がったりすると、何度も鞭で叩たかれて、鈴の音と鞭の音を響かせながら、やっと部屋に到着した時には、熱を帯びたようなヒリヒリした痛みに泣きそうになっていました。
部屋の壁には大きな鏡と磔にする機具、中央には分娩台みたいな物があって、天井からはいくつものフックがぶら下がっていました。
「変態女装咲希の体はカズヤ様とリョウスケ様の為にあります、どんな事をされても一切文句はありません、壊れてしまってもかまいません、お二人が満足いくまで好きに扱ってください、よろしくお願いします」
二人に言われた通りに誓約書を書いて、それを読み上げながら、土下座して挨拶をしました。
誓約を書きながら怖くなってたんですが、まだこの時点では興奮と欲求の方が、それを上回っていたんです。