エリカと初めて会ったのは、職場がボランティアで地域の清掃活動イベントを主催し、参加者としてエリカぎエントリーした時だ
俺が受付対応をしていた時にフラっと現れて
「清掃のお手伝いしたいんですけど」
「エントリーシートをご記入下さい、メールでご案内や懸賞当選のご連絡します」
エリカは化粧っ気が無く、目立たないタイプで飾り気の無い服装なので、あだ名を付けるとすると"無印良品"
話をするだけで、良い人だとわかる丁寧な話し口だった
「住所も書かないといけないんですか?」
「いいえ、ご参加頂いた方にはくじ引きで懸賞品が当たります。その懸賞品を送付いたしますので、問題無ければご記入下さい。個人情報は保護されますのでご安心ください」
と、説明すると
懸賞品の旅行券や家電製品などが多数のため殆どの方がエントリーシートの記入がある
エリカも納得してエントリーを終えた
清掃活動が始まり、俺の担当区域にエリカも割り当てられていたので
「あの、今回が初めてですよね?」
「はい、機会があればお手伝いしたかったけど…なかなか」
エリカの口ごもった感じが気になったが
「ありがとうございます、最近はご協力下さる方が増えて助かります」
清掃しながら、世間話しをしていると
俺が離婚して一人暮らししているアパートの裏にあるコーポにエリカが住んでいる事が分かり意気投合した
エリカは夫と子ども無し、夫は出張が多い仕事でエリカが休日の時は暇を持て余すらしい
そんな時は集会などに参加するようにしていたが、集会の人間関係に疲れたとの事
「集会って何のですか?」
「あっ まあ・・・ねぇ」
「不躾なこと聞いてすみません」
「いえ」
第一印象で何か影のある感じの女性だと思ったがプライベートのある部分になると口をつぐむので印象に残った
1〜2ヶ月たった頃、帰宅途中に呼び止められた
「◯◯さん!?」
目の前には、紺のスーツに白いブラウスで顔色が悪いメガネをかけた女性だった
「はい」
「エリカです、清掃でお世話になりました」
ビジネスウーマンスタイルの無印良品だった
「お世話になったのはこちらの方です」
帰路は同じ方向なので、話をしながら歩いていてもエリカは少し後方に距離をとっている
これから外食する事を伝えると、エリカも外食するとの事なので、一緒にと誘った
「あの お願いがあります」
「はい?」
「この近辺では無くて、郊外を離れた所にしません?」
「良いお店でもありますか?」
「そんな訳では・・・」
結局、エリカを車に乗せて郊外のレストランに向かったが、エリカは助手席に乗らずに後部座席に座った
「エリカさん、後ろが良いですか?乗り物酔いとか??」
「いいえ、すみません・・・」
15分くらい車を走らせ、ひとけの無い信号で停車すると、エリカは助手席へ移動していた
申し訳無さそうな表情でポツリポツリと事情を説明し始めた
エリカはある宗教を信仰していて、その集会で夫と出会い結婚した。夫は宗教の運営幹部で出張が多い。その宗教の戒律が厳しく信仰者以外との交流については厳しい。男女関係について乱れたものは厳罰がある。未婚者も体罰を受ける場合がある。など
信者の目を気にして、信者では無い人との交流が罪となるためコソコソしなければならないため、車の後部座席に座った非礼を詫びていた
レストランに行くのを止めて、海が見える駐車場に停めて話を聞いていた
ご主人が出張先の複数の信者と不貞関係にある事や教団にバレると破門される事、その不倫を教団に報告できない自分…破門が半分確定した夫とは離婚するしか無い
そう思い詰め、そもそも教義の何たるかや信仰し続ける無意味さを考えていた・・・
など、堰を切ったように吐露しはじめた
教団運営幹部の多数は教義に反いて、不倫関係をしながら潔癖さをとく欺瞞に満ちた裏事情を放置するのか、クビになるか、自ら脱会するかの3択にあると
涙ぐみ下を向くエリカの肩を抱いて
「信じられないモノにすがるのは止めませんか?」と言うと嗚咽を上げ始めた
車のガラスは曇り、外からも見えない状態になっている
エリカを引き寄せると、吸い寄せられるようにキスをした
エリカの戸惑った様子は最初だけで、ゆっくりと口が空いて長い舌を絡めた
エリカの太ももを触ると、力を抜いて脚が広がる。内腿を伝って股間に手を置くと湿り気は手のひらより大きな範囲で広がっていた
「場所を移しませんか?」
「え えぇ」
山道の途中にあるモーテルに車を停め、駐車場と部屋が仕切られて人目に付かない事でエリカも安心していた
部屋に入って、待ちきれないように
抱き合ってお互いの舌と唾液を啜り合う、激しいディープキスが続いた
「あたし1年以上レスなんです」
エリカの表情から恥じらいは消え、この状況に自分の非はないとでも言いたげな口調となった
「エリカさん脳科学者が、人間は一夫一妻や貞操を守るように作られてないと言っていました、今日は自分の感情に任せませんか?」
エリカを後押しするような言葉をかけると、開き直ったような気持ちに傾いていった
風呂にお湯が満たされるまで、全裸になって唇を求めあう、エリカは男根に触れ熱く固い汚れたモノに頬ずりし
先っぽから染み出したカウパーを舌先ですくい、舐めとると愛おしそうにゆっくりと下を這わせる
エリカの長い舌は男根に巻きつけるように絡みカチカチになった陰茎を上下する
エリカは蹲踞(そんきょ)の姿勢で開脚し、右手は男根に添えられているが、左手は自分の股間を触っている
俺は心の中で
「何が戒律なんだ」とつぶやいた
風呂に移動すると、エリカはスポンジで俺のカラダを洗う。じっとりと汗をかきながらソープ嬢のように丹念に隅々まで
「ありがとう」
「いいの 男の人のカラダ洗うの好きなの」
泡を流すと
「先に上がって、待っててください」
バスローブを着てベットで寝ながら
AVチャンネルに合わせた
NTRの映像は、妻を他人が抱き その様子を側で夫が見ている様子だった
風呂から出てきたエリカは動画に釘付けになり
「こんな事、許されるの?」
「逆だと思うよ、愛し合っている事と性行為は別なんだ。愛妻が性行為で高まっていると幸せなんじゃない?気持ち分かるよ」
「私、こんな動画初めて観るの」
「エリカさんは特殊な狭い世界にいるから、多種多様な人間活動を知らないだけじゃん」
「そうかも」
「自分を解放して、自分らしい事をやっても良いんじゃない?」
「でも」
「失敗や後悔もあるだろうけど、それも経験するのが大切じゃないかな」
ベットに座り、AVを見入るエリカを後ろから抱き寄せ、良い感じに張りのある乳房を愛撫し大きく開脚させて、すでに股間全体に愛液が広がった陰部を滑るように愛撫する
AVは他人棒をしゃぶり、バックで夫に突かれる妻が乱れ喘いでいる
俺はエリカの内心を代弁するように
「あの夫はパートナーが悦ぶ姿が好きなだけだ」
「相手の悦ぶことをするのって愛じゃないですか?」
「あぁっ ◯◯(俺の名前)さん 分かるわぁ あんっ あぁんっ あたし あっ あんっ あたしも◯◯さんに あぁぁぁん 悦んで欲しいの あっ あん」
「お互いに楽しみましょう、ボクもエリカさんにたくさん感じて欲しい」
「あぁっ あぁっ あぁん あっ いぁ いぃ あーっ もぅ いく ぁぁぁぁぁーっ ああぁぁぁぁーっ」
久しぶりの男からの愛撫、いや夫以外の男と初めての性行為にエリカの身体は敏感に反応を繰り返す
更に破戒してしまった背徳感と引き戻せない現実に身を委ねてしまう本能が激しい性行為を求めていく
エリカは長い時間をかけて、俺の全身を舌で愛撫する。夫にはできなかった事もこの空間では許される
自ら紅く充血し切ったクリトリスを俺の口元に近づけてクンニをせがむ。顔面騎乗の状態で腰を振って下品に快感を貪り痙攣し
粘液でドロドロになった俺の顔の愛液を舐め啜りながら、男根をマン穴にスルリと導き入れた
俺の乳首を舐めながら、不恰好な体勢で腰を振り、膣壁に男根を擦りつけながら俺の恥骨にクリトリスを擦り一気に高まっては痙攣し
幾度も絶頂を愉しんでいた
「エリカさん 綺麗だったよ」
「えっ? あたし真っ白になって訳が分からなくなって」
「感じてるエリカさんは正直で綺麗だ」
「まあぁぁ」
気がつくと日付が変わっていた
エリカの価値観も変わった
その日から、秘密のメルアドでやり取りし
変装したエリカがコッソリと俺の家に来るようになった
性欲が止まらないとエリカは言った
40才に近づきより強くなってきたらしい
この関係は8ヶ月続いた
エリカは離婚し信者もやめた
別れて数ヶ月後に別の男と結婚した事を知った
夫と婚姻中に俺と別の男と三股状態があった事が発覚した
ちょっとしたキッカケで社会的常識や戒律は壊れ、別のレールに進んでいく
地味で冴えなかった無印良品は
流行りのファッションに変わり
明るい原色も身にまとう
このサイトの投稿が途絶えない理由だ
◆続く
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