私は、美香さんが動揺していると感じました。
「僕ね、夜中にランニングしているんですよ。
そしたら先日、見ちゃったんですよね~車を…。
奥さん、その時、車に乗ってましたよね…?
何してたんですか…?
あれって…浮気…ですよね…?」
美香さんは、黙ったまま私を見ながら硬直していました。
「違ってたら言って下さいね。
ただ、その時の車内の様子を撮ったのがあるんで…」
私は、そう言いながら美香にスマホの動画を見せました。
それを見た瞬間、美香さんは「ハァッ!」と言って口を押さえていました。
暫く動画を見てた美香さんは、目を逸らしました。
私は、敢えて黙っていました。
すると、美香さんが、
「ごめんなさい…。
それ…消してくれませんか…。
お願いしますから…」
と言われました。
「これを消すんですか?
勿体ないじゃないですか~。
こんなに良く撮れているのに~…」
「お願いします…。
消して下さい!お願いします…」
「これを消すのはなあ~。
私ね…この動画を見ながら興奮しているんですよ…。
興奮したら、何するかわかりますか…?」
美香さんは黙っていました。
「大人ですからわかりますよね~。
私ね…奥さんの厭らしい姿見るとビンビンになって、一人でシコシコしてるんですよ…」
私は、わざと美香さんの耳元で話しました。
美香さんは、少し震えているようでした。
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