俺がシャワーを浴び終わってしばらくしてから真理さんからお呼びがかかった。
誰にも見つからないように気を付けながら真理さんの部屋のベルを押すと、ドアを開けた瞬間に部屋に引っ張り込まれ抱き着かれた。
そして激しいベロチューが襲ってきて、そのままベッドに押し倒されるような感じで夜の部が始まった。
真理さんがガウンを脱いだが、その下は下着を着けていなかった。
麻里さんは速攻で俺が着ていたものを脱がせて覆いかぶさって来た。
前夜もその日の昼間も同じことをしたって言うのに数時間後に激しく求めて来るとは、恐ろしく性欲の強い女だなって思った。
真理さんはすぐにフェラし始めると、途中から俺の顔を跨いでシックスナインになって、すぐに「もう我慢できないか!」って言って、俺に跨って騎乗位で挿入した。
俺が部屋に来てから20分くらいの早業だった。
その夜も3回セックスしたあと真理さんの部屋に泊まって、翌朝こっそり自分の部屋に戻って帰り支度した。
しかし1回1回が濃いセックスだったから翌日は眠くて、夕方までマイクロバスで市街観光したけどほとんど寝てた。
帰りの飛行機でも寝て、量に帰ってからもバタンキュウって感じで風呂にも入らずに寝てしまった。
月曜日に出社すると真理さんが意味深な笑みを浮かべながら横に来て「慰安旅行お疲れ様」って言ってきた。
「あ、先輩もお疲れさまでした」って返すとポストイットに真理さんの部屋の電話番号を書いたものをさっと手渡してきた。
今なら携帯番号なんだろうけど、当時は持ってなかったんで家電を教えてくれたんだろう。
ちなみに真理さんはよくポストイットに「今夜7時○○」とか書いて寄こしてた。
真理さんとはこのあと5年くらい続いた。
平日は食事か軽く飲みに行くてぢだったけど、週末は毎週のように麻里さんの部屋で過ごした。
金曜日の夜から月曜日の朝まで一緒に過ごすという俺的はちょっとしんどいパターンだったから、真理さんの部屋に俺の下着や着るものまで置いておいた。
会社では相変わらず怖い存在だったけど
俺が名古屋に転勤してからあんまり会わないようになって、真理さんも会社辞めて実家に戻って家業を手伝い始めたし。
今思えば、あの5年間はなかなか良い思い出だったな。
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