それは今年の1月中旬の話。もう数週間前の話になりますね。
正月気分が抜けて、やっと普段の日常に慣れてきた頃、僕はその日は仕事が休みで地元にある中古本やゲーム買取の店を転々としていました。
もともと会社も配達エリアも僕の自転車の足の範囲内なので地元といえば地元なのですが、そんな自転車での買い物では、失くしてしまった細いドライバーを買うために一番最後に大型ホームセンターへ寄るつもりでした。
そして何度か来た事のある店内へと入り、ウロウロしながらバイク部品コーナー等を散策していると、ホームセンターの中の水回りの部品が売っている場所に、なんとスキニージーンズ、タートルネックセーターという私服姿の市原さんが立っていたのです。
思わず目が合ってしまい「どもw」みたいな感じで軽く会釈をしたのですが、市原さんは庭で使う水のホースの部品を買いに来ている様子でした。僕は「買い物ですか?」と適当に挨拶程度に声をかけると市原さんは「ホース買ったんだけどね、これ水道蛇口の方には何かホース本体と接続する部品っているんだよね」と聞いてきたのでした。
飲料水の配達をしている僕ですから水道本体に取り付ける方の接続口が必要である事くらいは知っていました。
僕「買ったのこのタイプなんですよね。だったら、、コレいると思いますよ。カチャってつけたり外したりする部分。どうかんがえてもこの差込口だと水道の蛇口に刺さらないと思うので」
市原「じゃ買っておこうかなぁ。大丈夫かな。」
僕「適応している型番が適応しているので大丈夫ですよ。」
市原「あのさ、もし暇だったら取り付けてくんない? こういうの苦手でwww」
僕「まぁいいですけど。。。じゃ後でお伺いしましょうか?」
こんな感じで意図せず、仕事が休みの日の昼過ぎに市原さんのお宅へお伺いする事になったのでした。
ホームセンターから自転車で走りだした僕に対し、すぐ横を白のヴェルファイアで通り過ぎて自宅へと戻る市原さん姿は、(金持ちなんだなぁ)という印象でした。
そして市原宅へと到着し、さっそく庭先を見せてもらいました。すると散水栓と書いたフタがあり、当然の事ですが中の蛇口にはホースとの接続口はついていませんでした。
工具類を持参してくれた市原さんとともに庭先の散水栓の前で腰を下ろし、買ってきたブルーの専用の接続口をカチャカチャとネジ4本で止めていく作業をしたのです。
でもスタイルのいい人って、目の保養になるもんですよね。スキニージーンズって細い人しか基本、似合わない形状していると思うのですが、細くて長く見える足の持ち主の市原さんはよくそれが似合っておりました。
目の前で立っている時には、市原さんのアソコの形にスキニージーンズがフィットして、若干ワレメに食い込んでいる風にも見えるし、しゃがんだ時は背中から少しだけ黄色いパンツのゴム部分がちょっと見えたり。
至近距離で女の人を眺める。という事のなかった僕は(近くに女性のいる環境っていいもんだな)と思っていました。
そして接続口の設置が終わり、買ってきたというドラム式のホースを接続。そして試運転すればキレイにグリップ部分からシャワータイプの水が出てきたのです。市原さんは「おおお~~ やった~~」と喜んでいました。
まぁここまでなら微笑ましいご近所付き合いっていうレベルの話で終わるのでしょうけど、問題はその後からでした。
肌寒い庭での作業が終わり、当社の製品が設置されているリビングのソファーで座っていると市原さんはこんな話をしてきたのです。
市原「女友達は多いほう?」
いきなり何を聞き出すのかと思いきや、とりあえず僕は「うーん、あまりいないですねぇ。」と答えました。すると今度は「兄弟姉妹で女の子とかもいない?」と聞いてくるので、「親戚は女だらけですけどね」と答えたのです。
結局、この質問の意味は何だったかというと市原さんは本人いわく、お金の浪費癖があって、ついつい服を買ってしまうそうです。それをあまり着ないうちから飽きてしまって、知人友人に転売したり、あげちゃったりするみたいですが、本人はタダで上げるより、やっぱり安くてもいいので買ってほしい。というのがあるそうでした。
もともとモデルっぽいスタイルの人なので服を買いたくなるのもわかる気もしますが、浪費癖ときいて、(まぁ欠点のない人間はいないからなぁ)なんて思いました。とりあえず話を合わせるためにも「知り合いがいれば聞いておきますけど、どんな服を売りたいんですか?」と適当にあいずち程度の質問をしました。
すると「こっちきて」と衣服が並んでいる玄関通路のクローゼットに案内され、そのクローゼットをガラーーと横にスライドさせる市原さんでした。
(どこのセレブじゃw)と思いたくなるような感じで、クローゼットの中にはコート類、靴類、カバン等、もう必要がないのでいつでも売れる状態で並んでおり、すべての商品に買ったときの箱がついているという周到さでした。
僕は「わかりました。いちおう中古だけど1,2回くらいしか使ってないんですね。写真を撮らせてもらったらその画像を知り合いの女の子に見てもらいますよ」とクローゼットの中の商品類をケータイカメラで撮影させてもらい、クローゼットを閉めたのです。
市原「使わない在庫ばかりたまってしまって。。旦那から全部処分するか売り飛ばすかしないと、新しいモノを買うな。って言われてるんだよねー」とこぼしていました。
僕はそれに「ははは・・w」とあいづちを打つと、「パンツだったらすぐ売れそうなのにww ブランド品は、やっぱなかなか売れませんわ」と市原さんは言ったのです。
僕はその想定外の発想に「へ?ww パンツ?ww」と思わず食いついてしまいました。すると市原さんは「あははw こんなオバサンのパンツなんて売れないって?ww」と返してきたので僕は思わず、当時の軽いノリの雰囲気からか、「いえいえ、とんでもない。市原さんのなら喜んで買いますよwww」と答える僕がいました。
変な展開へ進もうとしていました。
市原「え、まじで言ってるの?w 今かなり金欠なんで買ってもらえるなら是非是非www」
僕「ちょww 真剣に言ってるんですか?w」
市原「うんうんw」
前々から変わった人だとは思ってはいたけど、本気の変わり者なんだなぁと思いました。
僕「ははは、今はいてる奴なら考えますww というか、売るといいますけど値段はどれくらい設定しているのですか?w」
市原「うーん、本体価格ぷらす・・・3000円くらい?」
僕「その本体価格っていうのは、買った値段ということですかね」
市原「そうねー、例えば3000円で買ったものだったら6000円っていう感じ」
僕「プラスの3000円は市原さんが使ったという付加価値ですか?ww」
市原「何、3000円も出せるかって?ww」
僕「いやいやww そういう訳じゃww」
この段階くらいまではまだ冗談で言ってると思ってました。
市原「じゃ、5000円でいいよ。今はいてるのはけっこう高いのでw」
僕「本気でいってます?ww」
市原「うんw」
僕「まじっすか・・・」
この時僕の財布の中には、実はパチンコで勝った3万円が入っていました。普段なら、そんなブルセラまがいの買い物に5000円もはたくようなバカではありませんが、その時はなぜか市原さんのキャラの面白さに5000円を投資してみるのもありか。って思ったのです。
僕「じゃ、はいw 5000円ですww」
こうして僕は財布から5000円札を取り出し、市原さんに手渡しました。市原さんは「え、ホントに買ってくれるの?w 5000円とか冗談のつもりで言ったんだけどww」
僕「じゃ3000円にしますか?w もう5000円でいいですよww」
というと市原さんは「わかったw ちょと待っててww」そういってどこに行ったのか、少なくとも1階のリビングからは出ていきました。そして数分後、顔をやたらとニコニコさせて(と同時に少し赤らめて)丸めたパンツを手で掴みながら僕に接近し、「ハイwwww」と恥ずかしそうに僕の手に握らせたのです。
僕の手には丸まったパンツの感触というか、まだ体温が残っている生地の感覚が伝わってきました。そして手のひらには丸まった黄色い生地が入っていたので、確かに今日少しだけ背中から見えたものを脱いできたんだろうな。。。と思いました。
僕「今もしかしてノーパンなんですか?ww」
市原「いえいえ、新しいのはきましたよ。これも買います?ww」
といってスキニージーンズのヘソ部分を少しペロンとめくりあげて中に履いている白いパンツの一部を見せてきたのです。
僕「はははw 面白いですね市原さんww 他にも売りたいものあれば買いますよww」(と冗談でいいました)
すると市原さんは「じゃ、リップサービスで1万円っていうのはどう?w」と聞いてきたのです。
その提案を聞いて、(このヒト・・・・変わり者じゃなくて、、、痴女だ・・・。)と半分、恐れすら抱きました。
仕事の業務の一環で知り合ったはいいものの、旦那もいるだろうし、子供もいるはず。そんな誰もいない平日の昼間に、年下の配送ドライバーを連れ込んで、自分の使用済み下着を売りつけるだけでなく、挙句の果てには「リップサービス?」言葉では柔らかく遠回しに言ってるけど、要はフェラチオの事を言ってるんだろう。やばいなこの人・・・・・
こんな文字にすれば長い思考が僕の脳裏をよぎりました。
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