俺は、その半年後に次長になり、部下が一気に増えた。
その中に、真面目で誠実ななかなかデキる男がいた。
そかし、その男は来年30歳だというのに女慣れしていないというか、草食だった。
俺は、聡美にその男のことを話してみた。
「私も26歳・・・いつまでも課長さん・・・あ、次長さんに抱かれ続けるわけにもいかないもんね・・・」
俺は、その29歳の草食部下を仕事で連れ出し、予め待たせておいた聡美が待つレストランに昼飯を食いに入った。
そして、偶然を装って聡美を同じテーブルに座らせた。
「あれ?君たちお似合いじゃないか?」
などとけしかけ、連絡先を交換させた。
小一時間の面会だったが、聡美が草食男に抱いた印象は良好だった。
草食男は、
「次長はいいですね。昔アルバイトに来てた女子大生といつまでもお付き合いがあるなんて・・・」
と言うから、聡美が母子家庭なこと、父親のような立場でいろいろアドバイスしていたこと、など、肉体関係をバッサリ切って話した。
草食男は、可愛い聡美に興味津々だった。
かくして、二人は付き合いだし、聡美は草食男に抱かれたことを俺の腕の中で報告した。
「彼・・・あんまり経験無いみたいだった。恥ずかしそうに、君は初めてじゃないんだねって・・・だから、私26歳ですから、それなりに恋愛もしてきましたって言いました。」
俺は、聡美の髪を撫でながら、部下に抱かれた聡美の女体を味わった。
子の薄紫に変色してしまったマンコに、俺のチンポしか知らなかった聡美のマンコに、アイツのチンポが刺さったのか・・・
聡美は感じたのか、アイツのチンポで喘いだのか・・・部下に嫉妬していた。
聡美28歳、草食男31歳で結婚した。
俺は、二人を引き合わせた人物として、仲人を頼まれた。
その仲人が、こともあろうか挙式一週間前に、最後の精液を新婦に振りかけていた。
聡美は、俺の最後の精液を浴びた後、目尻から一筋の涙をこぼした。
「8年間・・・ありがとうございました・・・次長さんは、奥様にお返ししないとね。」
こうして、8年間の不倫関係を清算した。
ウェディングドレス姿で微笑む聡美・・・
8年間、週1回の逢瀬で400回に及ぶ中年生チンポ快楽に喘いだ新婦が、俺の元を巣立った。
新婦の美しい乳房を揉みしだいた感触が蘇った。
桃色だったマンコが次第に薄紫にめくれていく過程、それと引き換えに覚えていく快楽、新婦のマンコの変遷と感触が俺のチンポに蘇った。
俺が使い込んでしまった変色マンコ女を部下と結婚させて、長年の不倫を清算するなんて最低だなと思いながらも、
「あの時、次長とあのレストランに行かなかったら、奥手な私は、こんな可愛い女性と結婚できませんでした。ありがとうございました。」
という新郎の言葉を思い出して、自らの行為を正当化した。
「あなた、聡美さんオメデタみたいよ。」
今年の年賀状には、大きなお腹の可愛い聡美と写る優しそうな笑顔の部下のツーショット写真があった。
あいつ、俺が聡美に成し得なかった中出しをしやがったな・・・と、心のどこかで嫉妬していた。
そして、幸せそうな聡美の写真を見て、俺との事は墓場まで持って行けよ・・・と呟いた。
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