聞けば、アメリカ留学中にプロのドラマーと付き合ってたらしいが
藤田さんが日本から帰って来ないので日本に迎えに来ると言うからアメリカに行って話をして帰って来たとの事・・・
「凄いなぁ~ めっちゃ惚れられてるやん」
「そうなんですよ・・・ 私もまさかこうなると思ってなくて・・・」
「実は、アメリカに居た時にプロポーズされて・・・でも・・・色々問題があって・・・いったん離れたら区切りがついて忘れてくれるかと思って日本に帰って来たんですけど・・・」
「ん? 問題って? なんで?」
「良い人なんですよ・・・良い人なんですけど・・・」
「なんなん?」
「いえ・・・ 彼・・・ カトリックなんですよ・・・」
「あぁ・・・ カトリックか・・・ 正直、俺にはよく分からんけど・・・ 厳しい方やんな?」
「そうです・・・だから・・・女性とそう言う関係になるのは人生で1人だけって事で・・・」
「あぁ・・・そういうこと? なるほどなぁ~笑 そらぁ~しゃーないんちゃうん 責任とらなあかんやろ笑笑」
「笑い事じゃないですよぉ・・・」
「いやっ ゴメンゴメン・・・でも、そんな人やったら大切にしてくれるんちゃうん?」
「でも・・・私はそうじゃない訳じゃないですかぁ・・・それに・・・両親も反対してるし・・・」
「ご両親は反対なんや・・・宗教上の問題かぁ・・・」
「んん~ ってか・・・黒人がダメっていうんですよ・・・」
「あっ・・・黒人なん・・・」
「でしょ? 店長も 今 引きましたよね?」
「いやいや・・・そんな事ないよ・・・」苦笑い
「あっ 今、エロい事考えてたでしょ? 良いですよ!友達に言っても親に言ってもみんなそんなリアクションですから!」
「いやぁ~~ゴメンって・・・(笑)」
「なにを考えてたんですか? 怒らないんで言ってくださいよ!」
「えっ・・・ やっぱ・・・デカいんかな?って・・・」
「やっぱり! 皆んなそんな反応ですよね笑笑」
「大きいんですよ!おっき過ぎてサイズが合わないんですよぉ~」
「マジか・・・ って、どれぐらい?」
「私の腕より太くてコレぐらいありますよ」
と言って拳を握って肘から拳をテーブルに乗せた。
「ええぇぇぇ~~~! それって・・・マジで馬並みやん!」
「太さはコレより2回りぐらいありますからね・・・」
「だから全部入らないし・・・ってか、1/3も入らないんです!」
「あぁ・・・ それは それは・・・」
「でも・・・ そういうのは慣れるんちゃうん?」
「慣れません!」
「しかも・・・彼、36歳なのに童貞だったんです・・・」
「ええぇぇぇ~~~ マジか・・・ まぁ・・・カトリックってそういうもんなん? ってか最初にそういう話せんかったん?」
「今から考えたら してたんですよね・・・」
「そやろ? やっぱり責任取らなあかんのちゃう?」
「はぁ・・・店長も他人事だから・・・」
と、その時に帰る準備ができた派遣さんが挨拶にきて・・・
時計を見ると18時過ぎ
「ちょっと・・・ 店長! ここまで話したんですから今日は付き合って下さいよ・・・最近もう気が狂いそうで・・・」
「あぁ・・・じゃあ軽く一杯行く?」
「ぜひ! 軽くで済ませませんけど!」
「ええぇぇぇ~~~」
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