「結婚生活ってどうなんですか?」
あれから一週間ほど過ぎて ここは場末の焼きトン屋
雑踏な店内でホッピーを飲んで酔った亜美がカラミだした・・・
「人によって色んな価値観があると思うけどなぁ~~」
「亜美が求めるモノが何なのかって事じゃないの?」
「そんなのわかりませんよ! 結婚した事ないんですから・・・」
昼間に(今晩相談に乗ってもらえませんか?)というメールが来て仕事が終わってから新橋で飲んでいる。
黒人の彼と付き合ってからまともにSEXしたのは俺だけとの事で・・・
あれ以来、妙に懐いてきて ほとんど毎日メールは来るのでやり取りはしてるが、婚約者のいる結婚前のお嬢さんを弄ぶ事に後ろめたさを感じて二の足を踏んでいた。
「店長みたいに 単身赴任しながら女コマして好きな事やってる人もいるんですけどねぇ~」
「イヤイヤ・・・前回の事は・・・お前が・・・」
「私 思うんですけど! 店長ってズルいと思う!」
「えぇ~なんでぇ~~? こうやって相談に乗ってるやん(笑)」
「優しくない!」
「・・・え? 亜美は俺に優しくしてもらいたいの? ってか 、 黒人のかれは優しいんやろ? それでええやん・・・(笑)」
「そうですよぉ~ あっちの人はガンガン甘い言葉を常に言ってくれるんですよぉ~~ 日本人とは全然違うんですよぉ~っ」
「あぁ・・・それは関西人にはムリっ!」
「そんなコトないですよぉ~」
・・・
「だって店長もそんなコト言ってくれたじゃないですか・・・」
「えっ? オレ? 俺 なんか言ったっけ?」
甘い言葉なんて言った覚えがない・・・
「もういいです!」
前回 おしっこを漏らした時に「亜美のおしっこは汚くないよ」と言って拭いてくれた事が衝撃だったようだが(笑)
後日ピロートークで聞いた時は笑うしかなかった(笑笑)
散々 俺に対する不満を言われて なんの相談だったのかわからない状態で店を出た・・・
フラフラな亜美がしがみつく様にくっついて歩くが足元がおぼつかないので公園があったので少し休もうとベンチに座った。
駅から離れてないので暗くなくて人通りもそこそこある
10人ぐらいの飲み会帰りのサラリーマングループが少し離れたところで盛り上がったりしてる・・・
「・・・キスして」
「えっ・・・」
「んんんん~~~」と唇を尖らせて突き出してくる
「ハイハイ・・・」 チュッ
と軽いキスをしたが・・・
「そんなんじゃイヤッ!」
と言って足の上に跨がって首に腕を回して情熱的に吸い付いてきた
亜美は外側に向いてるが、俺は公園の中の方に向いてるので通る人にしっかり見られてるのがわかる・・・
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