お互い、準備が整いました。
男性は持参してベッドの上に置いていた避妊具を着けました。
私はそんなのなくても、そう男性に言ったんです。
主人と月一回するときも、膣外射精という方法がずっと続いてました。
二人目が生まれ、打ち止めを話し合ってしばらくは避妊具使用しての主人との営みでした。
年齢を重ね、回数は減り、そうしてくうちに避妊具の使用もなくなっていきました。
「万が一、間違いましたでは済まされないので」
男性が入って来ました。
ついに主人以外のペニスが。
確かに主人よりやや小さ目、でもその硬さが群を抜いて違いました。
何回か腰を動かしたあと、ピタリと止めた男性。
「ちょっといいですか?」
何かしたのかしらと思いました。
「郁美さん、わざと締め付けてませんか」
私は特にそうしようとしてないことを伝えました。
「これまた女房と比べてはなんですが、この締まりの良さ、持ちそうもないです。二年ぶりくらいのセックスなんで、悪いけど早く終わってしまうかもしれませんが、許して下さい」
わかりました、そう言うと、再び腰の動きを始めました。
主人なら単調にパッコパッコとするとこを、男性は回したり微妙に角度を変えたり、私の気持ちいい部分を探ってるかのような動きでした。
慣れた主人なら、単調なパッコパッコの動きでも、ピンポイントでスポットを突くので、すぐ気持ちよくなれる、それがないのが逆に新鮮でした。
でも少しずつ、私も良くなってきました。
「ごめんなさい、もうダメです」
ビクビクッ、私の中で男性のペニスが何回も跳ね上がりました。
良くなりかけていた矢先のことでした。
正直、私はちょっと期待外れただったかな、そう思いました。
避妊具の中に、たっぷりと出てました。
「すいません、ほんとすいません」
もしかしたら早漏で、奥様は嫌になってしまったのかな、そう思いました。
ちょっとがっかりしながらも、まだ時間ありますからと、なだめてあげました。
しばし休憩挟んでの二回目、これで一回目同様だったら、この先どうしようか、そんなことを考えてました。
でも男性は見事、私のその考えを打ち砕きました。
二回目差し引いても持続力、そして腰の動きの工夫、手も休むことがない濃密なプレイに、私は何度も何度もオルガに達していました。
終わったあとも、キスして抱きしめてくれて。
二年くらいなりますが、それから月一度くらい、会ってます。
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