さとみに声をかけると、「たかしくん、久しぶりね。今日はびっくりした」とさとみは「うちの娘の旦那になる人って、たかしくんの息子さんだったんだね」
私は「俺もびっくりしたよ。娘さんの顔を見たときに誰かに似てるな、と思ったけど、それがさとみとはな」と言った。
私とさとみが付き合っていた頃は、まだ携帯は一般的ではなく、もちろん私の携帯にはさとみの番号は入っていないので、携帯の番号を交換をして、めいめい部屋に戻った。
その日はそれでお開きになり、私は妻と家に帰り、妻の女の感というやつで変な勘繰りをしないかと思っていたが、それは取り越し苦労のようだった。
次の日のお昼頃、さとみから電話がきた。久しぶりに今度飲まないか?という誘いだった。さとみの声を電話越しに聞いただけで、さとみと付き合っていた頃を思い出し、痛いくらいに勃起していた。
おそらく約30年一緒にいた妻よりも、さとみと付き合っていた2年間にセックスをした回数の方がはるかに多いように思う。
さとみとは、ノーマルなセックスもしたが、アブノーマルなセックスもした。
そんな僕にさとみからの誘いを断る理由などなく、二つ返事でOKをした。
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