「お客様」
カフェでアイスカフェラテを飲んでいると突然声を掛けられた。
「?」振り向き見上げると、ニッコリ微笑んだきれいな女性が立っている。店員さんの様だ。
するとそのきれいな女の人は、少し屈んで顔を近づける。そして両手で僕の頬を挟むと、いきなり唇を唇に押し付けてきた。
突然の事に何もできず固まる僕。今まで触れたもののなかで一番柔らかいんじゃないかと思える感触と、とっても良い香りが僕を包んだ。
きれいな女の人は、その柔らかい舌を僕の唇の隙間に差し込んでくる。抵抗も忘れ唇を開く僕。彼女の舌が僕の歯を、上顎を、そして舌を這い回る。
あまりの心地よさに意識がぼぅとしかけたその瞬間、トロっとした液体が僕の口に注ぎ込まれた。
ビックリして思わず顔を離す僕。
すると、そのきれいな女の人はニッコリ微笑んで言った。
「当店の裏スペシャルメニュー、ハルカの唾液です。私の気に入ったお客様だけにご提供しております。。。いかがでしたか?」
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