不倫体験告白

本日お休みの店長くんから、
シフトイン直前に彼からメール。

「昨夜に『ガンバった』から、
ハルカさん、腰、ガクガクしません？
犯人は誰ですか？胸のキスマークは
犯人が残した痕跡です。僕もつけて
もらえば良かったな、ハルカさ
んのキスマーク」

これからお仕事なのに、
ドキドキさせんなよーー！
バカ！(笑)

で、今日もお仕事ガンバりました。
常連様のサラリーマンの方（50くら
い？）が３時くらいに来て下さって、
いつものカプチーノを飲んでいかれ
ました。

「キミのカプチーノは美味しいね」

とお褒めを頂きした！
嬉しいー！(笑)

マグカップを下げに来られた時、
途中で受け取ろうとしたら、小声
で「いつも美味しいのをもらって
いるから、今度は私にご馳走させて
ください」、と言われ、名刺を頂き
ました。お店と同じビルに入って
いる有名な商事の部長さんだったん
ですね。

裏には、個人用の電話番号が
書いてあり、短いメッセージが。

「となりの×××ホテルの上層階に
美味いA5和牛を出すリストランテ
があります。機会があれば是非。」

きっと素敵なディナーをしてくださ
るんでしょうけど、、、「それだけ」
じゃないんだろうなあ(笑)。それに
「ホテル」だし。。

うーん、でも食事だけなら？
お肉、美味しいだろうなあ。赤ワイン
なんかも素敵なのがあるんだろうな。

でもブラの下には『彼の痕』がある
んです、私。今は彼のモノなので。
やっぱりお断りしないと、かな。
食事にお誘い頂けるのは、とても
嬉しいのですが。もうカプチーノ
飲んでくれなくなっちゃうだろうな、
残念。。。

休憩中、またメール。

「今起きました。となりにハルカ
さんがいない。さびしー。そうだ、
今度、こっそり『エプロン』を
持ち出そうか？何に使うかは、
秘密です(笑)」

もう！子どもみたい(笑)
どさくさに紛れて「コスプレ」の
オーダー出すなよ！私たちの
仕事着でしょ！

さっきの事件（？）、メールで
伝えようとしたけど止めました。
でも心の中で私は彼に言いました。

「私があのおじ様に抱かれたら、
キミは焼きもちを焼いてくれる？
ちゃんと私をその腕で奪い返して
くれる？」
「高級ディナーに釣られなかったゾ！
だってキミは、私の大切な恋人くん
だから！だから、、、また抱いてね、」

そんなことを考えていたら、
つけてもらったキスマークが、
少しだけ熱っぽく感じました。

まずい。
すこしエッチな顔で働いてたかも(笑)。




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