昨日の金曜日、待ちに待った岩井さんが来た。
いつものように9時前に。
「先週は 来れなくて 申し訳けありませんでした」
「いやいや 事情があれば しょうがないよ」
(本当は もうガッカリしていたんだから)
いつものように、岩井さんはてきぱきと掃除を始める。
その動きを、新聞を読むふりして、眺める。
白い作業ズボンに包まれた、大きいお尻。
どうしても、目はそこに行く。
頭の中では、岩井さんの裸の尻を抱え、腰を振っている私。
ゴックンと生唾を飲む。
「旦那さん 終わりました
今日は いつもより きれいになっていましたから
こんなに早く 終わってしまいました」
「あら 旦那さん
風でも引いたんですか?
口から 涎が・・・・」とテーブルの上に置いてあるティッシュを口元へ。
あんな想像をしてたからかな。
すうーっと伸びてきた岩井さの手首を掴み、こちらに引く。
「旦那さん まだ早いですよ」
そんなこと関係ない!
こっちは2週間待ったんだから。
一度は岩井さんはとどまったが、2回目の引きで私の懐に飛び込んできた。
頬を押さえ、強引にキス。
岩井さんも同じ考えか、私の首に腕を絡ませてきた。
「ああー 旦那さん よかった
もう忘られたんだと 思ってました」
「私 こんな年になって 変態かしら?
寝室のお掃除の時 旦那さんのお布団で
旦那さんの匂いを嗅いでいたんです」
ギューっと岩井さんを抱きしめる。
そばに寄って来た岩井さんの耳に、囁く。
「岩井さんのことは 忘れないよ
離さないよ」
「旦那さん 嬉しい」とばかしに、岩井さんも私を抱きしめている手に力が入る。
「あっちへ」
「お昼は?」
「後で」と私の匂いを嗅いでくれた、ベットの蒲団へ。
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