「今から、私とミキの話をするから、、、
私を店長くん、ミキをハルカさんとして、聞いてくれる?」
「うん」
「深呼吸して、目をつぶって、足を伸ばして、リラックスして」
「うん」
「じゃあ、いくね」
「うん」
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カプさんは、ハルカの耳元でゆっくりと話し出しました。
ホテルのドアがノックされました。
ミキちゃんが、ドアを開けに行きます。
ドアを開けると、綺麗な女性が立っていました。
女性は、風俗のお仕事をしている方でした。
カプさんは、ミキちゃんと話し合って、ホテルにその
女性を呼びました。
「事前にご相談したとおりです」
カプさんはその女性に言いました。
女性は戸惑っていましたが、カプさんがお金を渡すと
服を脱ぎました。そしてカプさんとベッドに入りました。
ミキちゃんは、、、ベッドの脇で正座をしていました。
女性は、ミキちゃんを気にしながら、カプさんのカラダを
悦ばせました。カプさんの「男」が、女性に反応します。
そしてカプさんは、いつもミキちゃんにしていることを
女性にします。優しく、丁寧に、唇で女性を悦ばせます。
女性は、ミキちゃんを見ながら、「いいんですか?」と
恐る恐る、カプさんに尋ねます。
カプさんは「かまいません。ミキ、そこでオナニーでも
していなさい」と言いました。
ミキちゃんは正座をして、足を開いて、オナニーをすること
しかできませんでした。愛する男の子が、自分でない女の子を
大切に、丁寧に、愛撫をする光景は、、、ココロがグチャグチャ
になる経験でした。そんな自分に、気をかけてくれないカプさん
が、とても冷たくて、辛い経験でした。
「お客さん、、、すごい、上手、、、」
女性の声が艶っぽくなり、もうミキちゃんを気にすることもなく、
カプさんの愛撫にカラダを預けだしました。カプさんも、女性に
激しくて情熱的な愛撫をしました。
怒り、憎しみ、嫉妬、、、いろんな気持ちが
風のようにクルクルとココロを通り過ぎます。
疎外されてするマスターベーションは、
自分を傷つけているような感じでした。
最後に残った感情は。。。
一人ぼっちなんだ、
という気持ちでした。
涙がとまらなくなりました。。。
嗚咽をあげて、号泣しました。
「1人にしないで、お願い、一人にしないで、、」
ミキちゃんは、子供のように泣きじゃくりました。
カプさんは、女性に追加でお金を払い、お礼を言ってから
帰ってもらいました。
そしてミキちゃんを抱きました。
ミキちゃんはずっと泣いていました。
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「さあ、目を開けて」
目を開けました。
ハルカも泣いていました。
そして、
「カプさん、、、今ね、すごく濡れてるの」
カプさんは言いました。
「きっと、大切な誰かを想っているからだよ。触ってあげて、
慰めてあげたいけど、それはきっと大切な男の子がしないと
ダメなんだよ。」
「、、、うん、そだね。でも、今のって、私たち、セックス
したんじゃない?違うの?」
カプさんは真顔で、
「どうかな、、、未遂かな?」
といって笑いました。
ハルカも笑いました。
「あのさ、、女の子濡らしておいて、お預けなんて、
男らしくないんじゃない?(笑)どうかしてるよ」
「そうだね(笑)、どうしたら許してもらえるかな?」
、、、すこし溜めてから、言いました。
「まあ、今年はカプさんという友達ができたことが
ほんとに嬉しいので、、、勘弁します」
カプさんは言いました。
「あぶない、、そうやって男の子を落とすんだね(笑)、
たしかに至近距離でその笑顔で、特別、にされると、、、
クラっとくる、、破壊力が凄まじい(笑)」
「ちっ、見抜かれたか(笑)、とりあえず高いワイン飲ませて。
それでチャラ!」
産まれ年ワイン!始めて飲んだ!(笑)
楽しいデートでした。
おやすみー。
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