またお楽しみの金曜日、鈴木さんが来る。
今日はいつもと違い、作業服ではなく、私服。
白い半そでのブラウスと黒系のズボン姿。
「あれ 今日はどうしたの?」
「今日は お願いがあって こんな恰好で来たの」と言いながら、リビングの隅で大きなカバンから、いつも見なれている白い作業服を取り出し、着替えにかかる。
「鈴木さん 何も着替える必要はないよ
今日は ほら きれいだから 掃除はいいよ」
「そうはいきません」と白いブラとパンツになると、作業服に着替え、掃除を始める。
そしていつものように、私が鈴木さんの後を追いかける。
それを「旦那さん ソファへで 新聞を」と言われる。
ようやっと掃除が終了、ありがとうの意味を含め、冷たいジュースを出す。
それを一気に飲んでしまう鈴木さん。
その白い喉が、何とも言えない。
そうだ本題に。
「頼みって なに」
「・・・・・」
「頼みって なんなの」
「変なことお願いしたいんだけど いいでしょうか」
「変なことって 言ってみなきゃ わかんない」
「そうですね」と言いだした。
要約すると、ホテルへラブホへ行って遣りたいとの事。
「なんだ そんなこと」とOKした。
先日のこと、みんなで事務所で休憩しているときに、一人からラブホで楽しんできた、と話しだしもうひとりも、私も行ったことある、と言う話題に話が湧いたとの事。
その話しを聞き「私も 旦那さんが迷惑でなかったら 行ってみたい」との事だった。
それではと、私も着替えて、しかし時間差で我が家を出ることにした。
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