手にした受話器は一度耳に充てながら、『もしもし』と小さな声で受けてから、その後、なにも話さずに電話の横にあるビニールの袋に覆われたクッションの上に置いた。
俺はいつものようにやれと表情と手振りで伝え、妻は真剣な表情で頷いてから衣類を全て脱いでから、受話器と電話器を取り上げて薄暗い寝室のベッドに横たわった。
俺は何故何も話さない?これは本当にいつもと同じなのか?そんな疑問が沸いていた。
妻は耳元に受話器を置き、相手の発している音と声を聞きながら、胸を揉み乳首を摘み捻りながら引っ張る指で乳首を転がしながら眼を閉じたまま表情を歪めていく。
妻の右手は秘部に到達してクリトリスを刺激し始めた。
相手の男の声は受話器から漏れ聞こえている。
そのあうんの呼吸から、ちゃんと両者がいつもと同じことをしているのだと思えた。
言葉を発しない妻、それを不思議にも思わず淡々と、いやらしい言葉を続けている男。
ほらもうビンビンだよ、舐めて咥えてという男の声に、妻は受話器を手に持ち音もさせず舐め始めた。
気持ちいいよ、次はまんこを開いて見せてごらん。
妻は受話器を股の間に置いてから自ら開いて見せるように従っていた。
もう濡れていることを俺は確認していたが、妻は音を立てないように弄っていた。
この前言ったことはやってきたかい?
妻は小さく2度頷いていた。
どうだった?興奮したかな?
恥ずかしかったかい? 妻はコクンと頷く。
妻の右手は激しくクリトリスを擦りだしていた。
男の竿擦り音が激しさを増してくることを聞いた
妻はおもむろに立ち上がりカーテンを開けていた。
窓に向けて股を開きクリトリスを剥き出し晒すようにしては擦り晒しては擦りしながら、表情からすでにいきそうになっていることが分かった。
男からは、さぁ、いつものようにカーテン開けてる?知らない人にまんこみせながらオナニーして見せてる?
やらしい女だ、あッでるでるでる!
俺は驚いた、男は外から見てるのか?
しかし妻の横にいる俺の事には何も触れてこない。
そのままフィニッシュした男。
妻は最後まで声を出すことはなく、男の射精とほぼ同時にビクンビクンと痙攣をしながらオルガに達していた。
妻は半泣きしながら、これがいつもしてたことよ。
軽蔑したよね。ん〜ん、私これだけじゃないの。
まだ電話をかけてくる人が何人もいて、うちにいる時はずっとオナニーしてたの。
震える声で白状しながら、こんな事知られたかなかったと泣きだした。
俺は優しくなれず、この前やったことってなに?と聞くと、コート一枚でお散歩しながら、時々前を開いてみたり、そのまましゃがんでおしっこをしたりしてくること。
あの人、時々こんな事をさせるの。
知ってる人?
全然知らない人よ。
みんな非通知でしかかけてこないから、私が知ってる人かどうか分からないから、声も出さないようにしてるし、聞いてない振りをして勝手にオナニーしてるだけ。
バレバレだろと突っ込みたくなってやめた。
聞きたいことはたくさんあると思いなおして、質問を変えた、今の男とはいつから?
入学式よりも前。引越してきてお父さんが電話を引いた翌日から。
その内に増えてきて今は定期的にくるのは5〜6人くらい。
その他にもあるの?
1週間に何人か初めての人がいると思う。
返事したりテレセになったことはある?
このアパートに住んでからは2〜3人くらいいました。
その人たちは今は?
始めのころは毎日のように電話がきてたけれど最近はほんとにたまにしかこなくなってます。
いつからこんな事してたの?
小6くらいから、、、、、。
実家の固定電話で?
はい。
親にバレなかったの?
うん。。。。。
お母さんもしてたから。。。。。。。
それを何回も見てて、お母さんがいない時に真似してから、ずっとしてた。
お母さんはテレセしてたの?
してなかった。
声出さないようにしてて、さっき私がしてたみたいにオナニーだけしてたの。
そうなのか。
じゃ、留守電を聞いてみようか。
うん。きっとエッチな電話だけよ。
いつもそうだから。。。
留守電は16件。すべてエッチな電話であり、分別すると12人だった。
昨夜は俺のアパートにいたから、昨日の昼過ぎからでこれだけの人数かと驚いた。
そうこうしてる間にまた電話がきた。
当時の妻宅の電話はキャッチホンが契約されていて複数人から同時間帯にエロ電話がかかってくることもよくあった。
その夜、妻のオナニーは深夜まで続いた。
その妻の姿を見て何度もかけたり、口に出したりした。
妻はエロ電話をかけてくるすべてを聞きながらオナニーをしていた。
もう疲れたからねよっかと言われて電話線を抜いて眠りについた。
翌日、もうこんな事はしないと約束をしたが、1年後就職して出張先から妻の固定電話に声を出さずにエロ電話をしたところ、しばらくしてから俺の携帯に妻の携帯から電話がきた。
急に声か聞きたくなってと言っていたが、今かかっているエロ電話の主が俺かもしれないと思っての咄嗟の行動だったのだろう。
妻の声は明らかに声が震えながら呼吸も荒く、更に洗面所か風呂場のような反響音で、部屋ではないことが分かっていた。
俺もホテルの廊下に出ており、もう一方の電話は部屋中のPCから流れているエロ音声だ。
妻宅の固定電話の番号は一応聞いてはいなかったから、知らないことになってはいた。
しかしそのエロ電話は別に契約したもう一台のエロ電話専用機だった。
他愛もない話しをして、今先輩と飲み屋にいて外に出てきたところだから、戻らなきゃと伝えると。
そ、そうよね。
じゃおやすみなさい。
電話を切ってから部屋へ戻り、専用機を確認するとやはりまだ繋がっていた。
つまり妻はこの時点でも、俺以外にもオナニーをしていたことが疑われていた。
実はそのような確認電話はそれが初めてではなく、俺がなにもしていない時にもあったのが、疑い始めたきっかけだった。
そして妻へのエロ電話は、それからも何度もしているが対応はあの時と同じで、明らかに妻がオナニーをしているようだった。
ただ、時が経つにつれて、妻は俺を疑わず確認電話をかけてくることなくすぐにオナニーを始めているのが分かるようになっていた。
結婚をして妻の固定電話は解約となり、俺名義の固定電話となったのだが、実は解約の前日にもエロ電話はしていた。
この日の妻は大胆だった。
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