朝目が覚めると、ピンク色の薄い寝間着を一枚羽織った妻は、まだ寝ぼけ眼だった。
妻を見つめる私と目が合うと、照れ笑いを浮かべてシャワーへと向かっていった。
まだ彼の形があそこに残っているのか、少しがに股になって足元がおぼつかない。
後ろから見た妻の腰つきが今朝は一段と艶めかしく見えて仕方ない。
思わず後ろから抱きしめる。妻からいつもと少し違う、他の男の匂いが入り混じった匂いが立ち込める。
首筋に残るキスマークは立てに並び、まるでどこかにぶつけた痕のように濃い色をして、昨晩の情事が幻ではなく本当だったことを私に見せつける。
私は目撃した光景のフラッシュバックと目の前の妻の姿を重ねていた。
シャワーを浴び目が覚めたのかてきぱきと着替え始める妻。
ほぼ毎日ハイヒールを愛用する妻は、ストッキングも手放せない。
生理時のショーツ以外全てTバックの妻は、体にぴったりと張り付くような薄手のワンピース、タイトミニスカート、ローライズジーンズが好み。
いずれにしても下着は浮き彫りとなったり、ジーンズでしゃがめば後ろからTバックと上尻が丸見え。
Tシャツもブラウスも胸元が大きく開いたものばかり。
それなのに、驚くほど自覚がない。皆の視線にも気づかない。
そんな天然な妻を、ゆるふわな性格を、それと知らない者は誘われている、挑発されていると勘違いしてしまうのかも知れない。J氏のように。
昨晩からJ氏の精子でそのおまんこを満たされている妻は、今日、彼のいる職場へと向かう。
そこで少し趣を変え、下着も服も私が選んでみた。
下着は当然、カップレスブラとクロッチを切り取って割れ目部分に穴を開けたTバック、ガーターストッキング。
逆光になれば透けてしまうような赤い薄手のタイトスカートに、いたずらで後ろスリットを深く切ってある。少しでも左右にズレれば尻肉がはみ出し、位置が尻の割れ目にぴったり合えば尻の谷間の奥深くにおまんこの割れ目が覗くだろう。
そうでなくても白い下着は光を強く反射し、薄手のスカートからその下着の淫靡さを浮かび上がらせる。
ブラウスはフロントにタック、ドレープの入った薄手のベージュのボタンダウン。
妻はいつもは必ず二つ以上ボタンを外すのだけれど
さすがに今日はキスマークだらけの首筋やデコルテを恥ずかしがって、大き目のスカーフを巻いた。
しかし職場についてしまえば仕事モード全開、スカーフも外し、自分の恰好などすぐに忘れて立ったりしゃがんだり、コピー用紙やファイルを書庫に取りに行ったり脚立に乗ったりするだろう妻。
それを後ろから見つめるJ氏が容易に想像できる。
昨日の今日で、始めて妻に挿入し生中出しの夢を叶えたJ氏、まだその余韻も冷めないだろう。
今日は特ににやにやしていたから、キスマークを見られたかもしれない、
そして倉庫や給湯室で二人きりになるタイミングが何故か今日は多かったと帰宅後の妻は語った。
自分がカップラスブラで乳首の形も色も透けてしまっていることをすぐに忘れてしまう。
(一度それで銭湯で隣の主婦にめちゃくちゃ睨まれてから気づいたこともあるぐらい)
また、J氏の対面の棚から中腰でコピー用紙を取り出すとき、お腹に力が入って、なかなか垂れてこなかった奥深くへと放たれた精子が溢れ、妻の内腿を伝って流れてしまい、足元まで濡れてしまったという。
振り返ると、赤ら顔のJ氏と目が合ったが、そどこまで見られたかは分からないと妻は言う。
私は同じ姿勢をとってもらい、J氏と同じく椅子に座ってみると、内腿どころか精子で濡れたおまんこまで見えてしまっていた。
私は「大丈夫」などと言いつつ写真に収め、今日のエピソードをいろいろ聞いてみた。
J氏が妻の上司であることをJ氏には知らないフリしているせいで、今日の妻の様子を直接J氏に聞けないのはもどかしい。
しかしだからこそ彼の素の、ありのままの妻への欲望を窺い知ることが出来て興奮した。
私は妻のカバンに小型レコーダーをこっそり忍ばせることにした。
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