旅行から帰ってきて一ヵ月後の昼下がり。
仕事が手に付かない。
好青年から添付付きメールが入った。
「絵里さんと合流しました」
お気に入りの薄赤色のひらひらワンピース。
「頑張ってください、連絡待ってます」
頭がおかしくなりそうな俺は、たまらず携帯の電源を切った。
子供は俺の実家に預けた。
俺は出張だと嘘をついた。
絵里が家に帰る必要はない。
午後9時半。
俺は電源を入れた。
メール、着信履歴、かなりの数が届いていた。
「お茶を終えて今からホテルに誘います」
「ホテルに誘ったところ拒否されました。再度トライします」
寝取られて欲しいが、絵里にも頑張って欲しい。
どちらも応援している自分。
運命の3通目
「ラブホテル到着」
追い討ちをかけるように4通目
「無事終了しました」
メールはここまで。
着信履歴が数件。
すぐ好青年に電話をかけ連絡。
好青年に居場所を教えた。
幸い、近くにいたのですぐ合流。
「堕ちましたよ、興奮で震えがとまらない・・・」
好青年はめずらしく、声のトーンが変わり落ち着かない様子だった。
「どうだった?絵里は」
口調で確認を入れる。
「あ、失礼。。。最初は反応薄かったですが、すぐ顔真っ赤にして股開いてあんあんよがってました」
「カメラの方はどうでした?うまく撮れましたか?」
「いえ無理でした、でも近いうち撮りますので安心してください」
好青年から詳しい話を聞いて解散。
俺はじっとしていられず、家に戻った。
「あら?おかえり、出張は?」
驚いた感じで迎える絵里。
「ああ、帰れる雰囲気だったからね、逃げてきた」
「そんな事して大丈夫??」
くすくすと笑顔を浮かべながら、俺のかばんを受け取りリビングへ向かう絵里。
特に変わった様子は無い。
既に限界。
襲った。
「ちょっと?何?どうしたの?」
強引に抱いた。
いつになく感度が鋭い絵里、冷静を装っていても体の方は素直だ。
久しぶりの絵里の身体は既に俺だけの絵里ではなくなったいた。
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