妻は、有名でこそないものの代々続く日本伝統文化の家元の三女です。
「両親に報告」は、伝家の宝刀に等しい脅しで、不倫発覚当初から、何度か口にしています。
もともと、それほど無理な命令に服従させられるほどの亭主関白でもありませんし、離婚だけなら、決心したかもしれません。
ただし、離婚なら、妻の両親に理由を言わないわけにはいかない。
真実を知ってもらうには、その証拠も見てもらわないわけにはいかない。
本家だけでなく、もちろん兄弟姉妹にも、きちんと経緯を説明しないわけにはいかない。
詳しく。
どなたも世間体が命の立派なお歴々ですから、妻の残りの人生を終わらせるには、発覚当初のLINEだけで十分でした。
もちろん最後まで抵抗したのは、セックスを毎回一部始終電話で聞かせる条件でした。
しばらくは、裸で土下座して「できません」と「許してください」を繰り返していましたが
最後は
「できないなら両親にLINEを見せて、どうするべきか決めてもらう。」
の一言で、「何でも言う通りにします」と泣き崩れて承諾しました。
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