俺は知り合いの弁護士に連絡を取り、状況を説明した。とにかく羽鳥から多額の慰謝料を取りたい。奴の家族に事実を突きつけてやりたい。羽鳥の生活にダメージを負わせたい。妻には同意させて、メールやLINE、その他全て出させる。だから徹底的にやってくれと伝えた。
俺は弁護士と打ち合わせを終えて帰宅すると妻も仕事の現場から帰ってきていた。流石に疲れた顔をしている。妻は晩飯の支度をしていた。
俺がただいまとキッチンの妻に声を掛けると妻は小さな声でおかえりなさいと言った。
お夕飯作っているの。食べますか?と遠慮がちに俺に聞いてくる。
俺は助かる。打ち合わせの時間が中途半端で食べそびれたと答えた。妻と無言で夕飯を食べた。
静寂を破り妻が切り出した。さっき羽鳥さんからLINEがあったの。
俺は妻に何て?と聞いた。あれからどうなったって。大丈夫かって。と妻が答える。
俺は見せろと言った。妻は少し躊躇ったあと、俺に自身のスマホを差し出して来た。
俺は妻からスマホを受取りLINEの画面を見た。
羽鳥からは
昨日はあれからどうなりましたか?
心配してる。アッコ大丈夫か?
とにかく今日何時でも良いから連絡くれ
と入っていた。
俺は妻にもっと前のお前達のLINEのやり取りを見て良いかと尋ねた。妻は黙っていたがやがて、はい。と答えた。
俺は妻と羽鳥のやり取りを遡っていく。正直言って嫉妬で狂いそうだった妻と羽鳥は月に2度程会ってセックスをしていた。羽鳥は雄弁でアッコのフェラチオを思い出して勃っただの、アッコのアソコは名器だの70近い歳の癖に卑猥なLINEを頻繁に寄越していた。
妻は俯いたままだ。俺はひとつのLINEに目を留めた。久しぶりにあのキャミソール持って来て。色白のアッコはあのキャミソール着ると色っぽいよ。あのキャミソール着たアッコとしたい。
俺は妻に何?このキャミソールって何?と聞いた。
妻は水色の…と答える。俺は知らない。そんなの見たこと無いと妻に言った。
俺は羽鳥から貰ったのか?と聞いた。妻は小さく頷く。俺は見せてくれと妻に言う。
妻はえっと俺の顔を見返した。俺は見せてくれともう一度妻に言う。
妻は黙って立ち上がり寝室に行き、しばらくすると水色の薄い布を持って来た。
見せてくれ。俺が言うと妻は俺にそれを黙って手渡してきた。キャミソールは水色の透けている素材のものだった。乳首が出る様にスリットが入っている
これを着て羽鳥とやったのか。俺が言うと妻は顔を赤くしてさらに俯く。俺は嫉妬心に狂い激しく勃起していた。着て俺に見せてくれよ。俺が言うと妻はそんな…と言って俺が突き出したキャミソールから顔を背ける。
羽鳥に着てくれと言われた時は着て、俺が言った時には着ないのか。俺が妻に詰め寄ると妻は黙って立ち上がり布を掴んで寝室に戻ろうとする。
俺はここで今、着替えてくれよと言った。
妻はここで…?今?と小さく言う。
俺はそうだよ。まだ夫婦じゃないか別に今更恥ずかしがることも無いだろう。
妻は真っ赤に頬を染めて、ゆっくりとブラウスのボタンを外し始めた。
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