>8さん ありがとうございます。
さて、妻に全てを話す日をいつにしようと思っていた所に給料日がやって来ました。
明細には「有給2」とあります。おそらくこれを妻が見ると「どうした?」と聞いてくるでしょう。
それをきっかけにする事にしました。
自分が持っている動画、写メ、探偵からの相手の報告書、そしてサイン済の離婚届など全部を持って帰宅しました。
夜、妻に明細を渡す。妻がそれに目を通すと一瞬表情が変わる。「有給を取ったの?」思い通りの質問。
そこで私は妻を居間に導き、座らせてこう切り出した。
「隠しごとがあるだろう?」と。一瞬にして妻の表情が変わる。そして「え?」と、とぼける。
私「実は全部知ってるんだ、何もかも。」
妻「何の事ですか?」
私「みなまで言わすな。とにかく知っているんだ」
妻「だから何の事ですか?」とあくまでシラを切る妻。
私「正直に言わないと恥ずかしい事になるぞ。何ならここで見せようか?」
妻、下を向き何も言わない。
私、離婚届をそっと差し出すと妻は驚いた表情で「どうしてですか?」と
白状しろ、いや知らない、これの繰り返しになるのも時間の無駄なので私は妻に「ちょっと一緒に来て」と2階の
納戸へ連れて行く。そして隠してあるエロ下着やヒール、派手な服などを出すと
妻は「止めて!止めて!!止めて~!!」を繰り返すばかり、そして号泣しだした。
私はSDカードの箱も取り出して「この中に入っている動画も全部知ってるんだ。ピルを飲んでいる事も!」
その場に泣き崩れ、どうしようもない妻を居間へと抱えるように連れて行き、落ち着くまで待った。
同居の子供が部屋から出てきたが、私が眼で合図するとまた部屋へと戻って行った。
私は妻に「もう全部知ってしまったんだ。認めるね?」と言うと、妻は泣きながらも小さく頷いた。
相手の事も妻から聞きたかったが、どうやらそんな状態では無いようなので私は「この離婚届が私の気持ちです。」
「子供達にも承諾は取ってある、許す事は出来ない。知った時は本当にショックだったが、もう気持ちがここには無い事を知った」
「私の中に離婚以外の選択肢は無い。近いうちに出て行ってくれ。ご両親(まだ健在です)にも私から話す」と言うと
私は自分の寝室へと戻り、横になった。
妻のすすり泣く声が聞こえてきたが、同情する気にもなれなかった。
翌日の朝、いつも妻が先に起きるのだがその日は起きてこなかったので少し気になってそっと覗いてみると
泣き疲れたのかスヤスヤと眠っていたので起こさずに出勤した。
会社から朝一番で妻の実家へ電話をし、これから行くと伝えて電話を切った。
妻よりも先に私から話した方が良いと思ったからだ。
仕事があると適当に会社には言い、妻の実家へ向かう。クルマで30分位の距離だ。
妻の両親には挨拶した後に離婚の事を切りだすと、当然だけどかなり驚いていた。
「実に言いにくい事なのですが。。」と切り出して、詳細は言わなかったものの妻が浮気をしており、
家事もおろそかになっている。子供達にも悪い影響を与えてしまうので離婚を決意した。と話しをした。
ご両親は、何とか離婚は考え直して欲しい。と言うものの既に私の決意は固く、申し出を固持した。
そのうちに父親が「何か証拠でもあるのか?」と聞いてくるので
「はい、十分過ぎる程の証拠を持っています。ですが今はお見せ出来ませんし、内容もかなりショッキングな物です」と
答えると諦めたように下を向いた。そして「すまないなぁ、バカな娘で本当に申し訳ない。離婚は仕方ないとして、どうか許してやってくれ」と。
私は「お気持ちは分かりますが、本当に酷い事をされて来ましたのでなかなか許す気持ちにはなれません。」
「近日中にこちらへ戻ると思いますのでよろしくお願いします」と挨拶して後にした。
お昼前、会社へは「気分が悪いので早退する」と伝え帰宅するとキッチンに妻がボーッと座っていた。
あの明るい笑顔の妻とは全く別人だった。
小さな声で「ごめんなさい」と言うのだが私はそれに答えず「今、実家へ行って来た。近日中にここを出てくれ」
「相手方に対して裁判を起こすから」と言うと血相を変えて「それだけは止めて欲しい!」と言うので
「家庭をこれだけ壊しておきながら何も無しでは済まない。相応の償いをしてもらう。相手の住所や名前も分かっているから」と
言うと、また泣き崩れた。仕方ない、身から出た錆だ。
その翌日、最小限の荷物を持って妻は出て行った。
そしてその日の夜、妻のご両親が妻を連れて謝罪に来て、再度話し合いをしたが私は頑なに拒否した。
ご両親と妻は私の態度に諦め、分厚い封筒を置いて深々と頭を下げて帰って行った。
封筒の中には帯の1万銭札が3つ入っていたが、とりあえずそれは手を着けずそのまま保管する事にした。
会社には顧問弁護士さんが居るので「ちょっと相談が」と連絡を取り、外で会って事情を説明すると
離婚に長けている知り合いの弁護士さんを紹介してくれる事になった。
こうなると自分の意志とは関係なくトントン拍子に進んで行き、相手方へ慰謝料の請求、離婚の手続き、
あれやこれやと忙しい日々となった。
妻が持って行かなかったエロ下着や派手な服、ヒールの靴などは処分。
バイブや大人のおもちゃ、SDカードの類は持って行ったようで家には置いてなかった。
普段の妻の衣類や妻の物は処分して良いかどうか、電話で確認すると妻は「どうぞ全部捨てて下さい。ご迷惑をお掛けします」と
他人行儀な口調で答えたので、何一つ残らず処分した。
相手の男だが、当然その男の奥さんにバレてしまいゴタゴタしたようだが
結局ウチのように離婚はしなかったようだ。
弁護士さんが頑張ってくれたからか、思っていた以上の慰謝料を手にした私は、
家を売却し、子供と共に別の所へと引っ越した。
妻、いや元妻がその後どうなったのかは知らない。
ただ、この年齢になって自分がバツイチ独身だとは思ってもみなかった。
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