勝手に割り込んで、申し訳ありません。えいこです。
申し上げたかったのは、妻という人間にも、悦びを求める自由があるのは当然ではないかということです。
保さんもおっしゃるように、夫婦には互いに貞操を守る義務があるということ。
だから私は、私の身体を満足させる男たちの居ることを、夫には完全に秘密にしています。
なぜなら、夫が彼らの存在を、許すはずがないからです。
ですから彼らとのことは、完全に秘密です。
正直申し上げて、夫一人との夜は、10年もたつと、単調で刺激の少ないものです。
悦びは有っても、完全には満足できません。
でも彼らに、といっても二人か三人ですが、呼び出されたときは、まず順番に一人ずつ挿入されます。
最初の時は、私の受ける悦びは、夫とのそれと、殆ど変わりありません。
でも二人目、時に三人目に抱かれるときは、前の他人に抱かれた歓びの余韻が残っているところに、さらに同じ刺激を受けるわけです。
一度体に溜まった歓喜の余韻に、さらに歓びの刺激が加わっていくものですから、私の身体に溜まる歓喜はより深く重いものになっていきます。
不思議なことに、一人が相手だった時は、夫と同じ、一度の行為で終わります。
でも、しばらくまったりした後で、お金を出してホテルを利用しているのですから、もったいないと思うのでしょうか。
もう一度体を求められることもありますが、相手に元気がなく、私もあまり満足できませんでした。
でも、他の男性が一緒だと、順番にではありますが最低二度は身体を求められ、満足させられます。
そして皆、最初の時と同じに元気に求めてきてくれます。
三人相手の時は、六回も立て続けにもとめられるものですから。私は続く歓喜の波にのまれ、失神状態。
そんな時は家に帰ってもその歓喜が体中に満ちたままで、時に翌朝までも続きます。
そんな時夫に求められたときは、勿論夫の要求ですから、喜んで応じます。
その時の夫は、今日の君の身体はとてもよかった、最高だ、と言って悦び、その後は熟睡です。
勿論私の受ける歓びにも大きいものがあります。
そんなわけで、精の満足を得るために付き合っているだけの彼らとは、別れるつもりはありません。
でもそのことは、当然ながら、夫には内緒です。
それを知ったら、夫が起こるのは当然です。
ですから、セックスフレンドの居ることを保様に報告する奥様の気持ちがわかりません。
ましてや子供を連れて行き、子供の世話をさせ、子供を寝かしつけてからとはいえ、そのままセックスするということは。
もう奥様の気持ちは相手の男の方に傾くというより完全に相手の肩のものになっているのではないでしょうか。
奥様は、なぜか離婚したくない理由があり、保様との家庭を維持しているだけ、保様が挿入しているのに寝てしまうなんて、考えられません。
保様との、身体の愛情はもう、全く無くなっているのではなければ好いのですが。
他人事ながら、心配しております。
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