続きです
その日から3日後、仕事を終え家に帰ると裕美と裕美の友人、渚が家にいました。
重い口どりで
裕美「お帰りなさい」
渚「お邪魔してます」
私「・・・」
裕美「会社で〇〇さん←上司の名前に聞きました。訴訟おこしたんですね。」
私「おこしたよ。何か俺が悪いことした?」
裕美「まさかここまでになるなんて」 裕美は泣き始めました。
渚「どうにか穏便にすますことできないかなぁ?」
私に言ってきました。
私「無理だわ。うちは浮気なんて絶対にないと思ってたのに、まさか裕美が会社の上司と浮気してたし、それをコソコソ隠れて付き合ってたなんて」
渚「そりゃあ裕美が今回はわるいよ。でも田中さんだって浮気の一つぐらいあるんじゃないの?」
私「あるわけね~だろ!だったら俺を探偵にでも調べさせれば良いじゃないか! だいたいうちの問題に何故あんたが首突っ込むんだよ!」
渚「裕美が一人で行けないって言ったからついてきただけじゃん」
私「だったらうちの問題に首突っ込むな」
渚「ダメだよ裕美、落ち着いて話せる状態じゃないよ田中さんは」
裕美「わかりました。貴方の考えが変わらないのであれば、これを」
と差し出されたのは離婚届けでした。
裕美の欄には記載されており、あとは自分が書くだけの状態でした。
多分、この何日の間に裕美は考えて最悪の場合を想定して書いたものでしょう。
私「わかった、ちょっと考えるわ。直ぐにはでないかも知れないけど」
離婚届けをみた瞬間に血の気がサーッとひいた気がしました。
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