そうですか‥‥
奥様の性格とか浮気相手の魅力とかわからないので、
何とも言えませんが、
これは私の、妻に限らず他との人間関係でもそうありたいと
思っているんですけど‥‥
罪を犯した相手は明らかにイケナイ部分はある訳だけど、
それを非難するのは簡単ですよね。だから、ここによくあるスレで、
慰謝料だとかお仕置きだとか、徹底的に叩きのめす発想も出て来る
訳ですけど、それでは‥‥‥何と言うか、他人でも出来る事と言うか、
後始末に過ぎない。
「ざまあみろ、思い知ったか!」は言えるけど、
浮気されちゃったアホ亭主の本質は変わらない訳です。
尻軽の妻、スケベな男に対する憎しみが自分の中で大きく膨らんで
行く過程で、自分のダメさ加減にうんざりし、妻に対する怒りの
鉾先が、自分に向いたのです。
仮に妻が更正不能な、淫乱軽卒バカ女だとしたら、それを選んだ自分は
もっとバカかよと思った。
それって最悪だから、「本当は妻も淋しかったんだよな」って、
思いたかったのです。
では、俺は今まで妻に何をしてやったか‥‥と考えたら
その時とても情けない気持ちになりました。
最初は皿洗いをしてやったり、誕生日のプレゼントを奮発したり‥‥
“奉仕”みたいな事をかたっぱしからやりました。
浮気されながら、バカ妻にひれ伏すようなマネをして、
俺ってマゾかな?とも思いました。
そしてある日、形ある目標を手に入れるための努力なのでは?
と言う事に気付きました。
つまり、昇進したい部下、もしくは契約を取り付けたい営業マンが
身を削って成果欲しさに“接待”している‥‥‥。
優しいフリ、誠実なフリ、贈賄工作。
とりあえず一生懸命ガンバッテきたけど、俺、なんかずれてるなぁ‥‥
ある時、フッと力が抜けて、妙な自信というか、
少なくとも俺は自分と向き合って来てはいるな‥‥と気付き、
上手く言えないんですが、コダワラナイオーラが出ているように
感じました。
そしたら、妻の方から告白と謝罪がありました。
一通りの努力とか、信頼を勝ち取るための誠意は見せ、あとは胸を張る‥‥
実はこのやり方、自分の仕事の営業に使ったら、
みるみる数字が上がったのです!
月間MVPを連続して取って、家庭では優しいパパで。
そしたら妻の方からすりよってきました。
なんだか美談みたいな自慢話みたいになってしまいましたが、
ダメダメな寝取られ亭主が、どろんこになってもがいて、
ラッキーにもうちの妻はそれに気付いてくれる感性があったのかと
思って、感謝しています。
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